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英語で「〜によって」は何て言う?「〜することで」「それによって」など

「〜によって」という言葉は、手段を表したり原因を表したり、その活用場面は様々です。この記事では、「〜によって」の英語表現をシチュエーションごとにご紹介しています。それぞれの場面に合わせた表現を適切に使えるよう、「〜によって」の英語表現を勉強しておきましょう。

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もくじ

英語で「〜によって」は何て言う?

日本語の「〜によって」という言葉は、手段を表したり原因を表したり、その活用場面は様々です。そのため、英語で「〜によって」を表す際には、その時々で表現を使い分ける必要があります。

この記事では、「〜することで」「〜することによって」「それによって」「これによって」「〜したことにより」など、「〜によって」を表す英語表現を、シチュエーションごとにご紹介していきます。

「〜によって」の英語表現①手段を表す「〜することで・することによって」

まずは、手段を表す「〜によって」の表現です。

手段を表す「〜によって」①「by」

「by」は、交通・通信の手段、目的達成の手段など、様々な手段を表すことができます。

交通・通信の手段

英文:He goes to work by bus.
和訳:彼はバスで仕事に行きます。

英文:You should contact him by email.
和訳:彼にメールで連絡を取ったほうがいいよ。

目的達成の手段

英文:I lost my weight by walking every day.
和訳:毎日ウォーキングすることで、体重を落とした。

英文:Such kind of data can be collected by taking a survey.
和訳:その類のデータはアンケートで集めることができます。

手段を表す「〜によって」②「with」

手段を表す「with」には、「~を道具として利用することで」というニュアンスがあり、モノを利用した手段を表すことがほとんどです。

英文:I ate the fish with chopsticks.
和訳:私は箸で魚を食べた。

英文:Please write with this pen.
和訳:このペンで書いて下さい。

「〜によって」の英語表現②行為者を表す「〜により」

次に、行為者を表す「〜によって」の表現です。

行為者を表す「〜によって」:by

「by」は、主に受け身の文において、「(人名)により」のように行為者を表すことができます。

英文:This building was designed by a famous architect.
和訳:この建物は有名な建築家によってデザインされたものです。

英文:The photo album was made by my mother.
和訳:そのアルバムは私の母によって作られました。

「〜によって」の英語表現③原因を表す「〜したことにより」

次に、原因を表して「〜によって」「〜したことにより」と言う時の英語表現をみてみましょう。

原因を表す「〜によって」①due to

「due to」は後ろに名詞を伴って原因を表すことができます。空港などの公共交通機関でよく耳にする英語表現です。

英文:The flight was canceled due to typhoon.
和訳:台風の影響で、飛行機が欠航になりました。

英文:The event was 
postponed due to heavy snow.
和訳:大雪のため、イベントは延期となりました。

原因を表す「〜によって」②because・because of

「because」は後ろに完全文を伴って、「because of」は後ろに名詞を伴って原因を表すことができます。

英文:Because he woke up late, he was late for school.
和訳:朝起きるのが遅かったので、彼は学校に遅刻してしまった。

英文:The building shakes because of the earthquake.
和訳:地震で建物が揺れている。


原因や理由を表す英語表現は他にもたくさんあるので、是非下記記事もご覧になってみてください。

英語で「なぜなら」と理由を伝えるには?「because」以外の表現を例文付きで紹介 | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)

英語で「なぜなら」を表す表現は「because」以外にもたくさん存在します。この記事では、英語で「なぜなら」を意味する様々な表現の使い方を例文とともにご紹介していくので、「becasue」以外の表現も習得したいという方は是非ご覧ください。

「〜によって」の英語表現④結果を導く「これによって・それによって」

次に、結果を導く「これによって」「それによって」の表現をご紹介します。

結果を導く「〜によって」:therefore・that’s why

先程、「due to」「because of」など原因を導く表現をご紹介しましたが、「therefore」は、原因を表す文章の後ろに置いて、「これによって」「それによって」のように結果を導くことができます。

They have been eating sugary food every day. Therefore, they got diabetes.
甘い物を毎日食べていた。それによって糖尿病になった。

「hence」「thus」なども同様に使うことができます。

結果を導く表現をもう少しカジュアルに表したい時には、「and」「so」「that’s why」などを使います。

I baked mackerels in this oven. That’s why it smells fishy here.
このオーブンで鯖を焼いた。それによって、ここは魚臭い。

「〜によって」の英語表現⑤判断材料を表す「〜次第で」

最後に、何か決定する際の判断材料を伴って「〜次第で」「〜によって」と言うときの表現です。

判断材料を表す「〜によって」:depend on

「depend on」は、後ろに判断材料を表す名詞を伴って「〜次第で」という意味を表すことができます。会話文で使い方を確認してみましょう。

会話例1

What is the latest fashion trend in Japan?
日本で最近流行りのファッションスタイルって、どんなの?

It depends on sex and age.
性別や年代によるね。

会話例2

When will the meeting start?
会議は何時から始まりますか?

It depends on what time he gets to the office.
彼が会社に到着する時間によります。

「〜によって」の英語表現まとめ

この記事では、「〜によって」の英語表現をシチュエーション別にご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

「〜によって」という言葉には、「〜することで」「〜することによって」「それによって」「これによって」「したことにより」「〜次第」など、たくさんの意味が含まれています。

それぞれの場面に合わせた表現を適切に使えるよう、今回ご紹介したような表現を是非覚えておいてくださいね。

Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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