英語学習を始めてすぐの頃はモチベーションが高くても、時間が経つにつれてやる気を失い挫折してしまう方は少なくありません。英語学習に対するモチベーションの低下は、英語学習者なら誰もが一度は経験するといっても過言ではない大きな課題です。
本記事では、英語学習のモチベーションが下がる理由やモチベーションを保つ方法、やる気を復活させる方法をご紹介します。本記事を参考にしてモチベーションを維持し、目標とする英語力を身につけましょう。
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「どうしても1人で英語の勉強を続けていくのは難しい」
「3ヶ月後に迫っている海外赴任までに、英語力を高めなければならない」
多忙な社会人にとって、一人で長期間コツコツと英語の学習を進めることは容易なことではないでしょう。
このような悩みをお持ちの方におすすめなのが、英語コーチングのプログリットです。
英語学習のモチベーションを保つ方法8選
英語学習のモチベーションが下がる理由を踏まえたうえで、ここでは以下8つの対策をご紹介します。
- 目的・目標を明確にする
- 目標達成に必要な期間を知る
- すきま時間を有効活用する
- 自分に合った勉強方法・本を選ぶ
- 英語学習を習慣化する
- TOEICなどの試験を受ける
- フィードバックを受ける
- 英語学習につながる動画を見る
順番に詳しく見ていきましょう。
目的・目標を明確にする
まず、英語学習をする目的・目標を明確にしておきましょう。何のために英語を勉強するのか、いつまでにどのような状態になっていたいのか、具体的に設定することが大切です。
例えば、「就職活動で英語力をアピールできるよう、1年以内にTOEICで800点を取る」「海外事業部への異動を叶えるため、1年以内に1人で海外出張に行けるレベルの英会話力を身につける」などが挙げられます。なりたい自分を想像し、目的・目標に落とし込みましょう。
目的や目標が明確になれば、日々の学習でやるべきことがはっきりします。挫折してしまいそうなときも、設定した目標が自分を奮い立たせてくれるはずです。同じような目標を持った仲間とつながればお互いに刺激し合えるため、よりモチベーションを維持しやすくなるというメリットもあります。
目標達成に必要な期間を知る
設定した目標を達成するために、どの程度の学習期間が必要なのか目安を把握しておきましょう。やみくもに学習しているだけでは、「いつになったら成果が出るんだろう」と不安に感じるはずです。具体的な学習期間の目安を把握しておくことで、現在地を確認でき、学習を継続しやすくなります。
ただし、英語学習を始めたばかりの状態では、具体的な学習期間を想定するのは難しいかもしれません。友人・知人に英語学習の経験者がいる場合は、今の英語レベルと目標を伝えたうえで相談してみるとよいでしょう。もし周りにいない方は英語のプロに相談してみるのはいかがでしょうか?プログリットでは、英語のプロがあなたの学習課題や目標に合わせて完全パーソナルトレーニングを行っています。
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すきま時間を有効活用する
すきま時間をうまく活用するのも、モチベーション維持につながります。忙しい社会人や学生が、毎日数時間机に向かって勉強するのは難しいはずです。今やる気があるからといって厳しいノルマを課してしまえば、挫折しやすくなってしまいます。
英語は言語なので、音声を使った学習が可能です。つまり、常に机に向かって勉強する必要はありません。通勤・通学の時間や家事の合間など、「手や耳が空いている時間」を洗い出せば、トータルで1日3時間程度は確保できるものです。すきま時間での学習であれば、負担を感じにくく、続けやすいでしょう。
日々の生活習慣を振り返り、すきま時間を有効活用しましょう。
自分に合った勉強方法・本を選ぶ
モチベーションを下げずに英語学習を続けるには、いきなり背伸びするのではなく、自身の目標やレベルに合った勉強方法・本を選ぶことが大切です。本格的な英語学習を始めたばかりなら、まずは単語・文法・発音といった基礎を固めながら、徹底的にインプットを行いましょう。
英会話力を上げるため、いきなりアウトプットばかりに取り組んでしまう方もいます。しかし、十分なインプットができていなければ、アウトプットに取り組んでも効率はよくありません。
英会話はリスニングとスピーキングによって成り立ちますが、それぞれのプロセスをさらに細分化すると以下の通りです。
英会話のステップ | 英語の技能 | 内容・特徴 |
音声知覚 | リスニング | 英語の音声を聞いて、聞こえてきた単語やフレーズを認識する段階 |
意味理解 | リスニング | 聞こえてきた英語の単語やフレーズ、そして文章の意味を理解する段階 |
概念化 | スピーキング | 頭の中で何を言おうか考えている段階 |
文章化 | スピーキング | 自分の気持ちや意思を英語の文章に置き換える段階 |
音声化 | スピーキング | 英語の文章化された自分の気持ちや意思を口に出して音声にする段階 |
自分がどのプロセスでつまずいているかを理解し、それを克服するために効果的な学習をすることで英語力を向上させることができます。以下の記事では、それぞれのステップの詳細や、必要とされる勉強方法を詳しく解説しています。
英語学習を習慣化する
英語学習を毎日の生活習慣の一部にしてしまえば、モチベーションを気にすることなく自然と続けられます。「歯を磨く」「お風呂に入る」といった行動と同じように英語学習を習慣化すれば、「英語を勉強するかどうか」で迷うことがなくなります。
例えば、「通勤・通学の電車では必ず音声学習をする」「帰宅したらすぐに10分シャドーイングをする」というように、英語学習を生活に組み込んでみましょう。最初は意識する必要がありますが、生活の一部になれば無意識に英語学習を始められるようになります。
また、オンライン英会話のレッスンやコーチングサービスの面談を定期的に予約しておくのもおすすめです。成果を発揮する機会を持つことで、日々の学習へのモチベーションが高まります。
習慣化のコツに関しては、後続の「英語学習が続かない方へ」という段落で詳しく紹介しております。
TOEICなどの試験を受ける
TOEICなどの資格試験を受けることも、モチベーション維持につながりやすいでしょう。資格試験は日頃の学習成果を客観的に測る場として使えます。
キャリアのために英語学習をしている方には、特にTOEICがおすすめです。合否ではなく英語力が数値で算出されるため、学習の成果を実感でき、モチベーションアップにつながりやすいでしょう。
ただし、資格試験を受験したからといって、必ずしも成果が出るとは限らない点を理解しておきましょう。英語力の伸びは長い目で見て判断することが大切です。また、本来の目的から逸れて資格試験が目標になったり、試験のための学習に集中しすぎたりしないよう注意しましょう。
フィードバックを受ける
第三者から定期的にフィードバックを受けることも、学習継続のモチベーションになります。独学で英語を勉強していると、自身の英語力や学習成果を客観的に判断するのが難しいと感じるでしょう。英語学習の経験や知見がある第三者であれば、客観的かつ具体的なフィードバックをもらえます。現在地を確認することで、今後の学習に向けたモチベーションアップにつながるでしょう。
身近に英語学習者やネイティブの友人・知人などがいれば、フィードバックを頼んでみるのも1つの方法です。近くに頼める人がいない場合は、オンライン英会話で定期的に同じ講師のレッスンを受けたり、コーチングサービスで定期面談を受けたりするとよいでしょう。
▼オンライン英会話の良し悪しについて深く知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
英語学習につながる動画をみる
英語学習につながる動画をみることも、モチベーション維持に役立ちます。どれだけモチベーションを維持しようと頑張っていても、日々の生活のなかでモチベーションのアップダウンに悩まされることはあります。「モチベーションが下がってきたな」と感じたら、英語学習につながる動画をみてみましょう。
例えば、45歳からの英語 「英会話RyuTube」さんの「【モチベーション】英語のやる気が出ない時に見る動画」は、時折厳しい言葉を使いながらも、英語学習へのやる気を奮い立たせてくれます。一人で勉強していて、挫折しそうになったときにおすすめの動画です。
また、TEDx Talksの「自信というスキル | アイヴァン・ジョーゼフ | TEDxRyersonU」は、英語だけでなくあらゆることに自信を失いそうなときにおすすめの動画です。カナダのライアソン大学(現トロント州立大学)で体育総務部長やサッカーチームコーチを務めるアイヴァン・ジョーゼフ博士が、ポジティブな言葉で自信をつけることの大切さと自信のつけ方を伝えてくれます。英語でのスピーチですが、難しい方は日本語字幕も利用できます。
YouTubeで「英語 モチベーション」などと検索すれば、たくさんの動画が出てきます。好みの動画を見つけて、やる気がなくなったときのモチベーションアップに活用してみましょう。
英語学習のモチベーションが下がる理由とは
まずは、英語学習のモチベーションが下がる理由として、よくある以下4つのパターンをご紹介します。
- 目的・目標が明確でない
- 成長が感じられない
- ノルマを課しすぎている
- 勉強方法や本が合っていない
目的・目標が明確でない
英語を勉強する目的・目標が明確でない場合、モチベーションを維持するのは難しくなります。なんとなく「英語を話せるようになりたい」と英語学習を始めても、継続できる方は多くありません。
英語に限ったことではありませんが、目的や目標が明確でないと壁にぶつかったときに簡単に諦めがついてしまいます。モチベーションを維持するためには、何のために英語を勉強するのか、いつまでにどのような状態になっていたいのか、最初に明確にしておくことが大切です。
語学の習得は時間がかかるため、勉強を始めてしばらくは成長を感じられない期間が続きます。なかなか成長を実感できなくても、数ヶ月・数年といった長いスパンで挫折せずに取り組むためには、具体的な目的・目標を意識する必要があります。
成長が感じられない
英語学習を続けるなかで成長を実感できれば、「もっと頑張ろう」とやる気が湧いてきます。しかし前述した通り、語学の習得には時間がかかるため、毎日勉強しても成長を感じる機会はなかなか訪れません。例えば、毎日3時間の英語学習を続けているにもかかわらず成長が感じられなければ、モチベーションが下がるのも仕方ないでしょう。
成長を形にするという意味では、TOEICなどの資格試験を受験するのも1つの手です。しかし、それでもスコアが伸び悩んだり、思うような結果が出なかったりすることは十分あり得ます。今の英語レベルに対して目標設定が高すぎると、達成できる可能性が低くなり、モチベーションも下がりやすくなります。
ノルマを課しすぎている
自分自身に対し、勉強のノルマを課しすぎていることもモチベーション低下につながります。「早く英語力を上げたい」と意気込むあまり、厳しすぎるノルマを課していないか注意しましょう。「毎日5時間机に向かって勉強する」といったノルマを設定したとしても、忙しい社会人や学生が達成するのは現実的ではありません。
日々のノルマを達成できない状況が続けば、モチベーションは低下してしまうでしょう。
勉強方法や本が合っていない
勉強方法や本が合っていない場合も、モチベーションの低下につながりやすいでしょう。例えば、映画や海外ドラマのリアルな英語に挑戦するのは有意義な学習方法の1つですが、英語の基礎が身についていない状態では理解が難しく、観るのを苦痛に感じるかもしれません。
また、学習内容が簡単すぎる場合も注意が必要です。達成感ややりがいを感じることもモチベーションの維持には大切です。自分にとって少し難しい程度の教材を使い、少しずつスキルを上げていくことで、達成感ややりがいを感じられるでしょう。
低下した英語学習のやる気を復活させるには
この記事を読んでいる方のなかには「すでにモチベーションを失いかけているけれど、なんとか頑張りたい」という方もいるかもしれません。そんな場合は、以下3つの方法を試してみましょう。
- 英語学習の先輩・プロに相談する
- 娯楽を取り入れる
- 実際に英語を使う
英語学習の先輩・プロに相談する
英語学習の先輩やプロに相談するのも、やる気の復活に効果的です。英語学習へのモチベーションのアップダウンは、多くの英語学習者が経験しています。自身と同じような境遇から英語を身につけた先輩や英語学習のプロに相談すれば、具体的な経験に基づいた実践的なアドバイスがもらえるでしょう。
「成果が出るまでにどのようなことをしたのか」「どのくらいの期間で今の英語力に至ったのか」「挫折しかけたときにどう乗り越えたのか」など、実体験に基づくアドバイスであれば「自分ももう少しやってみよう」という気持ちが湧いてくるはずです。
身の回りに先輩がいないというような方は、英語コーチングサービスの「プログリット」を受講してみるのはいかがでしょうか?
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これまでに短期集中で効率的にビジネス英語力を向上させたいと願う18,000名以上もの英語学習者にコーチングしてきました。
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プログリットのコーチングサービスを受講すれば、モチベーションを保ちながら、3ヶ月間でビジネスで成果を出せるほどの英語力を身につけられるでしょう。
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娯楽を取り入れる
英語学習に娯楽を取り入れることで、「英語=楽しいもの」というイメージに変えてみましょう。モチベーションは無理やり上げようとして上がるものではありません。どうしてもモチベーションが上がらないときは、机に向かって勉強するのではなく、娯楽を通して英語に触れてみるのがおすすめです。
例えば、「洋楽を聴く」「アニメの英語版を見る」「スポーツを英語実況で見る」「ゲームの音声や文字を英語に変える」といった方法があります。娯楽を通すことで、テキストを使った学習よりも抵抗感なく英語に触れられるでしょう。「今のセリフはどういう意味だろう」「もっと理解できるようになりたい」という気持ちも生まれてくるので、失ったやる気も復活する可能性があります。
娯楽を取り入れるときは、難易度の高いものではなく、リラックスして楽しめるものを選ぶとよいでしょう。何より「楽しい」「好き」と思えるかどうかを優先して選んでみてください。
実際に英語を使う
やる気がなくなったときは、実際に英語を使う機会を作ってみるのもおすすめです。
英語は言語であるにもかかわらず、コミュニケーションに使わないままでは勉強する価値を実感できません。実際に英語を使うことで、「思ったよりうまく話せた」「言いたいことが伝わった」と自分の成長を感じられたり、「うまく聞き取れなかった」「あの単語の意味がわからなかった」と課題が見つかったりするはずです。
普段アウトプットの機会がない場合は、意図的に英語を使う機会を作ってみましょう。身近にネイティブや外国人がいなくても、オンライン英会話などのサービスを利用すればアウトプットの機会は作れます。英語カフェを利用したり、日本に住んでいる外国人をサポートするボランティアに参加したりするのもおすすめです。
英語学習がどうしても続かない方へ
英語学習のあるあるとして、なかなか学習が続かないということが挙げられます。
慣れない英語学習や、英語学習の伸びを感じられないのでモチベーションの維持が難しいなど。
その際に、学習を習慣化することが必要となります。
習慣化の3ステップを取り入れる
プログリットでは、行動経済学の観点から、学習の習慣化に対して3つのステップを提唱しています。具体的に、以下の三つを繰り返し行うことが求められます。
- トリガー(=行動が生じるきっかけ)
- 行動(=目標とする行動)
- 報酬(=行動によって得られるもの)
「トリガー」とは行動が生じるきっかけで、日常の小さな習慣や特定の場所・時間がこれに該当します。次に「行動」は目標とされる具体的な行為であり、心理的・物理的・知識的な障壁が少ないほど、特定の行動を継続させやすくなります。「報酬」は行動を続ける動機付けとなるもので、直接的かつ多面的な報酬が効果的です。これらのステップを学習に適用することで、習慣化を促進し、より効率的に目標を達成することができます。
この「習慣化の3ステップ」に関して、この記事では詳しく解説をしております。具体的に3ステップを英語学習の継続にどう繋げるかを知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
英語学習のモチベーションの上げ方まとめ
本記事では、英語学習のモチベーションが下がる理由やモチベーションを保つ方法、やる気を復活させる方法をご紹介しました。
英語学習を始めたばかりの頃は、モチベーションが高くやる気に満ち溢れているはずです。しかし、誰にでも多かれ少なかれモチベーションのアップダウンが起きます。やる気を維持して英語学習を続けるためには、最初に目的や目標を明確に設定し、無理なく自分に合った方法で着実に学習を重ねることが大切です。本記事でご紹介したモチベーション維持の方法を参考に、英語学習に取り組んでみてください。
「今の自分に合った勉強方法が分からない」「英語学習の習慣化がうまくいかない」という方は、英語学習のプロによるコーチングサービスを受けてみるのもおすすめです。自分に合った勉強方法の選定や学習計画の作成、定期的な成果チェックなど、学習の習慣化や効率化につながるサポートでモチベーション高く勉強を続けられます。
英語コーチングのプログリットなら、まずは無料でカウンセリングが受けられます。60分で現在の英語力を診断し、英語学習の課題や3カ月でどの程度話せるようになるかの目安をお伝えすることが可能です。効率的に英語を身につけたい方は、ぜひお気軽にお申し込みください。
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「どうしても1人で英語の勉強を続けていくのは難しい」
「3ヶ月後に迫っている海外赴任までに、英語力を高めなければならない」
多忙な社会人にとって、一人で長期間コツコツと英語の学習を進めることは容易なことではないでしょう。
このような悩みをお持ちの方におすすめなのが、英語コーチングのプログリットです。