自信を持って挑む！英語ミーティングで使えるフレーズとその活用法を解説

英語でのミーティングは、多くの社会人にとって大きな挑戦です。
突然の質問や意見交換の場面で適切なフレーズが出てこず、焦ってしまうこともあるでしょう。

事前に場面ごとの定型フレーズを身につけておくことで、会議中に自信を持って発言できるようになります。

本記事では、会議前の準備段階からスムーズな進行、意見や質問の伝え方、反対意見の表明、そして会議のまとめ方まで、実践的なフレーズをわかりやすく紹介します。

また、リモートワークが普及する中で需要が高まるオンラインミーティングに特有の表現や、予期せぬトラブルへの対処法も網羅します。

是非、この記事を参考にして、自信を持って英語ミーティングに挑んでください。
準備を重ねることで、会話のスムーズな流れや意図をより理解できるようになります。

ビジネスの場での英語ミーティングは、確かな準備があれば対応できるので、さまざまな表現やコミュニケーションのポイントを身につけ、自信を持って臨むことで、相手との関係をさらに深め、より充実した成果を得られるようになりましょう。

英語ミーティングのポイント

英語ミーティングに参加する際、参加者として重要なのは、会議の内容をしっかりと理解し、自分の意見や質問を的確に伝えることです。

会議前に議題や目的を確認し、自分の発言の準備をしておくことで、会議中に積極的かつ自信を持って参加できます。
発言の際は、簡潔でわかりやすい表現を心がけることで、相手に内容が伝わりやすくなります。
他の参加者の発言に対しては、適度に反応を示し、相手の意見を受け入れる姿勢を見せることが、良好なコミュニケーションにつながります。

不明な点があれば、その場で確認することが大切です。
会議中に疑問点を解決しておくことで、全体の理解が深まり、議論にも積極的に貢献できます。

英語ミーティングに備え、効果的な準備を整えることは、会議の成功にとって重要です。参加者として準備段階で使用できる英語のフレーズとともに、適切な事前準備の方法をご紹介します。

【英語ミーティング①】英語ミーティング準備のフレーズ

英語ミーティングに備え、効果的な準備を整えることは、会議の成功にとって重要です。
参加者として準備段階で使用できる英語のフレーズとともに、適切な事前準備の方法をご紹介します。
会議において、議題をしっかり把握することは重要です。
もしアジェンダが事前に配布されていない場合、以下のように確認の連絡を取るとよいでしょう。

Could you please share the agenda for tomorrow’s meeting?
明日の会議のアジェンダを共有していただけますか？

I would appreciate it if you could send me any materials beforehand.
事前に資料を送っていただけると助かります。

英語ミーティングに参加する際は、自分の発言や質問内容を事前に確認し、要点を整理しておくことが大切です。
発言のタイミングで焦らないためにも、意見や質問をメモしておくと安心です。

【英語ミーティング②】英語ミーティング開始時のフレーズ

英語ミーティングの開始時には、円滑な進行のためにいくつかの定型フレーズを活用することが有効です。
適切な挨拶や自己紹介、議題の共有などで、参加者同士の理解が深まり、効果的な議論がしやすくなります。

会議前のスモールトーク

会議前に軽いスモールトークを交わすと場が和み、リラックスした雰囲気で会議に臨むことができます。
英語のミーティングでは、この短い会話が文化の違う参加者同士の距離を縮める効果があります。

How’s the weather on your end?
そちらの天気はどうですか？

天気は初対面でも話しやすい話題であり、無難なトピックです。
特に遠隔ミーティングでは、相手の地域の状況を尋ねると自然な関心を示せます。

Are you a baseball fan?   What do you think of Otani?
野球ファンですか？　大谷についてはどうおもいますか？

スポーツもまた無難なトピックです。
同じ趣味であれば、親近感をもつでしょう。

I’ve heard good things about your recent project!
最近のプロジェクトについて良い話を聞きました

相手の仕事の進捗に興味を示すと、親近感を持ってもらいやすくなります。
特に成果を認めると、信頼関係が築きやすくなり、会話も弾みます。

日本語でも雑談は難しいという方もいるかもしれませんが、ビジネスなどの場面でしたら最近の環境、状況を確認するとよいでしょう。

はじめの挨拶と自己紹介

ミーティング開始時の簡潔で明確な挨拶と自己紹介は、参加者に安心感を与え、会議を円滑に進める第一歩です。
自己紹介では、自分の名前、役職、担当分野を伝えます。

Hello, everyone.
皆さんこんにちは

My name is John Smith, and I am responsible for project management in the Tokyo office.
私の名前はジョン・スミスで、東京オフィスでプロジェクト管理を担当しています

会議の冒頭での自己紹介が終わった後、自分が会議に期待する内容や質問したい点を簡潔に述べると、他の参加者も会話の流れを把握しやすくなります。

初対面のメンバーがいる場合は、相手の役割に触れたり、関心を示す姿勢も効果的です。

アジェンダの共有

アジェンダの共有は、英語ミーティングの効率化に欠かせないステップです。
会議の目的や進行順序を冒頭で共有することで、参加者は全体の流れを把握し、発言や質問の準備がスムーズになります。
次のような英語表現でアジェンダを示すと、参加者の理解を助けます。

The purpose of today’s meeting is to review the project milestones.
本日の会議の目的は、プロジェクトのマイルストーンの確認です。

Today, we’ll start by reviewing last quarter’s performance.
本日はまず前四半期のパフォーマンスの確認から始めます

Then, we’ll discuss the new project schedule.
次に、新しいプロジェクトのタイムラインについて話し合います

Finally, we’ll cover budget considerations.
最後に予算について話し合います

会議の流れを明確にすることで、参加者は自身の発言や質問のタイミングを理解しやすくなり、会議全体の効率が上がります。

【英語ミーティング③】英語ミーティング中に使えるフレーズ

英語のミーティングでは、適切なフレーズを活用することで、会話がスムーズに進みます。

意見を述べる、質問する、賛成・反対を表明するなど、状況に応じた表現を使い分けることがポイントです。
これにより、会議での発言に自信がつき、円滑なコミュニケーションが図れます。

質問をする

質問するときは、相手の説明内容を確認したり、詳しく理解するためのフレーズを使います。理解不足を補う質問も会議進行の一助となります。

If you don’t mind, I have a question.
差し支えないのであれば、質問があります。

Could you please explain this point?
この点について説明していただけますか？

I’d like to know more about the expected schedule for this project.
このプロジェクトの予定期間についてもっと知りたいのですが。

また、疑問が生じたときは素直に聞く姿勢を持ち、会話に積極的に参加する意識を持つことも大切です。

賛成する

会議で他の意見に賛成する場面では、肯定的な表現で相手の意見を支持することが重要です。

I agree with this proposal.
この提案に賛成です。

That’s an excellent idea.
それは素晴らしいアイデアです。

さらに賛成した後に具体例を挙げると、説得力が増します。

I completely agree with this proposal. I think it aligns well with our goals.
この提案に完全に賛成です。私たちの目標に合っていると思います。

That’s an excellent idea. It could bring significant benefits to our team.
それは素晴らしいアイデアです。チームに大きな利益をもたらすでしょう。

賛成の際には、その理由や期待する効果を少し付け加えると、より深い理解が得られやすくなります。

反対する

反対意見を述べる場合、建設的で礼儀正しい表現を使うことが大切です。
さらに相手の意見を尊重しながら、自分の意見を述べると印象が良くなります。

I see your point, but I have some concerns about the budget.
ご意見は理解しましたが、予算について懸念があります。

I understand the benefits, but I believe there might be other factors to consider.
利点は理解していますが、他の要素も考慮すべきだと思います.

意見の違いを柔らかく伝えることで、相手に対しても誠実な姿勢を保ちながら議論を進められます。

反論する（批判する）

できないのであれば、まずは明確に「できません」と回答します。

I’m sorry, but that is not possible.
すいませんが、それはできません 。

I’m afraid that there is not much we can do about this .
恐れ入りますが、私たちにできることはあまり多くありません。

その後、意見に反論するとき、相手の意見を否定するだけでなく、根拠や代替案を示すことが重要です。
相手の視点を尊重しつつ、冷静に自分の考えを伝えることで、建設的な対話が可能になります。

I respect your perspective, but I have some concerns regarding the schedule.
その見解は尊重しますが、スケジュール面で懸念があります。

反論の際には相手の意見を受け入れる姿勢も大切です。
相手に失礼のないよう、柔らかく表現することで対話がスムーズに進みます。

丁寧に断る

会議で提案や依頼を丁寧に断る際は、相手の努力を認めつつ、自分の状況や理由を明確に伝えることが重要です。

I’m really sorry, but we just can’t do that.
本当に申し訳ないのですが、それはどうしてもできません。

Unfortunately, I have a schedule conflict with this project.
残念ながら、このプロジェクトはスケジュールが重なっています。

I’m afraid that I will not be able to do it because of my other work.
恐れ入りますが、他との仕事の兼ね合いで、できません。

すぐに決められないようであれば、時間が必要と説明しましょう。

Can I get back to you about this  next week?
この件については来週ご連絡してもよろしいでしょうか？

断る際に、感謝の意を伝えながら理由を明確に述べることで、相手への配慮を示し、円滑な関係を保ちながら対応することができます。

【英語ミーティング④】英語ミーティングが行き詰まったときのフレーズ

英語のミーティングで話が行き詰まった場合、柔軟な対応をしてスムーズに進めることが大切です。
話題が停滞しているときや意見が一致しない場合、次のようなフレーズが役立ちます。

What do you all think?
皆さんはどう思いますか？

Let’s just bounce ideas off each other.
お互いにアイデアを出し合いましょう。

Perhaps we could look at this from another angle.
別の視点から見てみるのはいかがでしょうか。

Would anyone like to suggest an alternative approach?
代替案の提案があればお聞きしたいと思います。

If we don’t mind, let’s focus on the main points.
差し支えなければ、主要なポイントに集中しましょう。

意見の衝突や停滞を落ち着いて調整し、建設的に対話を進めるのに役立ちます。

【英語ミーティング⑤】英語ミーティングのまとめと終了時のフレーズ

英語のミーティング終了時には、要点を確認し、次のステップを明確にすることが大切です。
スムーズに会議を締めくくるためのフレーズを紹介します。

会議をふりかえる

会議の最後には、議論された要点や結論を再確認し、今後の対応策を整理することが重要です。
参加者全員が会議内容を共有でき、次の行動に移りやすくなります。

To summarize the discussion, we have agreed on…
議論をまとめると、私たちは…に合意しました。

Let’s go over the main points.
主要なポイントを確認しましょう。

振り返りのフレーズを用いることで、会議での決定内容が明確になり、参加者全員が納得しやすくなります。

会議を終わりにる

会議の終了を告げる際には、感謝の意を表し、次のステップやフォローアップのタイミングを伝えましょう。
終了時に以下のフレーズを使用することで、円滑に締めくくることができます。

It’s about time.
そろそろ時間です。

For the next meeting, I would like you to prepare a summary of the project’s progress.
次回の会議までに、プロジェクトの進捗をまとめておいてください。

I’m afraid we’ve run out of time for today’s meeting.
今日のMTGは時間がなくなってしまいました。

I think we’ve covered everything on the agenda.
すべてのアジェンダはカバーされました。

The next meeting will be on Friday, October 30th at 9 am.
次の会議は10月30日 金曜日、午前9時からです。

Thank you all for your time and valuable input today.
本日はお時間と貴重なご意見をありがとうございました。

【英語ミーティング⑥】オンラインミーティングで使えるフレーズ

オンライン会議では、画面共有や接続トラブルの際に使えるフレーズを事前に用意しておくと安心です。
定番フレーズでスムーズな進行をサポートしましょう。

画面共有する

オンラインミーティングでは、画面共有を使って資料やプレゼンテーションを見せることが一般的です。
以下のフレーズを活用して、円滑に画面共有を始められます。

Let me share my screen to show you the presentation.
プレゼンをお見せするために画面を共有しますね

Can everyone see my screen?
画面は皆さん見えていますか？

表現で、画面共有が始まることを伝え、相手が内容を見ているか確認できます。
画面が見えていない場合には、接続トラブルに備えた対応もスムーズに行えます。

接続トラブルのとき

オンラインミーティング中に音声やビデオの接続が不安定になることもあります。
接続トラブルが発生した場合には、以下のフレーズで状況を伝えましょう。

It seems I’m having trouble with my connection.
接続に問題があるようです。

I missed part of the conversation due to a connection issue.
接続の問題で一部が聞き取れなかった.

表現は、トラブル時に迅速に対応するために役立ちます。
また、相手に状況を伝えやすく、会話が途切れた場合も丁寧に対応できます。

【英語ミーティング⑦】英語ミーティングでよくあるトラブルと対策法

英語ミーティングでは、タイミングを逃して発言ができない、ネイティブの話す速度が速く内容を追えないなどのトラブルが起こりがちです。

場面で役立つフレーズと対処法を押さえて、スムーズに進めましょう。

発言のタイミングを逃す

英語の会議で発言のタイミングを逃したと感じたら、まずは自分の発言をさりげなく取り戻すフレーズを準備しておくと安心です。
次のフレーズを活用して、話に入りやすくしましょう。

Sorry for interrupting, but let me explain this.
割り込んでしまってすいません、この件について説明させてください

Just to quickly add to that point…
その点について少し補足しますと…

表現を使うことで、話の流れを乱さずに会話に加わりやすくなります。
発言が途中で遮られてしまった場合も、同じように使うとスムーズに会話を続けられます。

ネイティブの話す速度が速すぎる

ネイティブスピーカーの話す速度が速く、理解が難しいと感じた場合は、遠慮せずにペースダウンをお願いしましょう。

聞き返したい時は以下のフレーズを活用します。

Could you please slow down a bit?
少しゆっくり話していただけますか？

I’m sorry, could you repeat that more slowly?
すみません、もう少しゆっくり繰り返していただけますか？

このように丁寧にお願いすることで、相手も意図を理解しやすくなります。
会話の流れに追いつきやすくなり、自信を持って会話に臨めるようになります。

英語ミーティングに慣れるための学習法と練習のコツ

英語ミーティングで自信を持って話すためには、日々の練習と準備が重要です。

特に会議で頻出する表現や、業界用語を理解しておくことで、会話への理解がスムーズになります。

自分の話す内容を準備するのも一つのコツです。

例えば、よく使う表現やフレーズをメモしておくことで、咄嗟の場面でもスムーズに発言できます。

ビデオ通話アプリを利用して自分の発音や姿勢を確認するのも効果的です。

独学に限界を感じる場合には、英語コーチングサービス「プログリット」の活用もおすすめです。
プログリットでは、専任コンサルタントがあなたの課題に沿ったオーダーメイドの学習プランを提供し、的確なフィードバックで効率よく英語力を伸ばせるよう伴走します。
自信を持って英語ミーティングに臨むために、専門家のサポートをぜひ検討してみてください。

まとめ

英語ミーティングを成功させるためには、相手に分かりやすく、効果的に伝える表現力と準備が大切です。
ミーティング前の準備や、場面に応じたフレーズを活用することで、会話がスムーズに進み、参加者同士の理解が深まります。
ミーティングが行き詰まった場合でも、冷静にフレーズを使って対処することで、会議の進行をスムーズにサポートできます。

日々の積み重ねが英語ミーティングでの成功に繋がりますが、独学では発音や理解に限界がある場合も少なくありません。

そうしたときは、英語コーチングサービスの活用がおすすめです。
プロのコーチによる個別サポートやフィードバックを受けることで、自信を持って発言できるスキルを短期間で効率的に身につけることができるでしょう。