「英語を勉強したい」「英語を話せるようになりたい」という思いを持ちながらも、モチベーションの維持に悩む方は少なくありません。
実際、TOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、英語学習に対する意欲が高まっている人が多い一方で、継続に不安を持つ人は7割にも上り、その最大の不安要素は「モチベーションの維持」だという結果が出ています。
しかし、実はちょっとした工夫を凝らすことで英語学習のモチベーションを維持することができます。
本記事では、英語学習におけるモチベーション維持の具体的な方法や、モチベーションが下がってしまう原因、そしてモチベーションが下がった時の対処法まで、実践的なアプローチを詳しく解説していきます。
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英語学習のモチベーションを維持&上げる方法10選
英語学習のモチベーションを維持&上げるのに効果的な方法は、下記の通りです。
- 目的・目標を明確にする
- 目標を細分化する
- 周囲に目標を公言する
- 自分に合った勉強方法・本を選ぶ
- 英語学習を習慣化する
- TOEICなどの試験を受ける
- フィードバックを受ける
- 無理のない学習計画を立てる
- 毎日学習記録をつけて努力を「見える化」する
- 「ご褒美」を用意する
順番に詳しく見ていきましょう。
目的・目標を明確にする
まずは、英語学習の目的や目標を明確にすることが重要です。なぜ英語を勉強するのか、いつまでにどのようなスキルを身につけたいのかを具体的に設定することで、学習の方向性がはっきりします。
具体的な目標設定の例としては、次のようなものが挙げられます。
- 就職活動で英語力をアピールするため、1年以内にTOEICで800点を取得する
- 海外事業部への異動を目指し、1年以内に海外出張で通用する英会話力を身につける
このように、目指す自分を明確にイメージし、それを具体的な目標に落とし込むことが大切です。目標を明確にすることで、日々の学習内容が整理され、やるべきことがはっきりします。
目標を細分化する
スモールゴールを設定することで、英語学習のモチベーションを保ちやすくなります。大きな目標を小さく分解することで、達成可能なステップが明確になり、一歩ずつ着実に進めるようになるからです。
例えば、「TOEICで800点を取る」という大きな目標を持っている場合、まずは「3ヶ月で600点」「6ヶ月で700点」といった中間目標を設定します。
そのうえで、以下のような具体的な行動目標に落とし込むことが効果的です。
- 毎日単語を30個覚える
- 通勤時に10分リスニングを行う
- 毎朝シャドーイングを5分実施する
- 週末に英語ニュースを1本視聴する
このように目標を細分化することで、小さな成功体験を積み重ねることができ、それが継続的なモチベーションの維持へとつながります。
周囲に目標を公言する
英語学習の目標を周囲に宣言することで、モチベーションを大きく高めることができます。他者に目標を公言することで適度なプレッシャーが生まれ、それが行動を起こす原動力となるからです。
具体的には、家族や友人、職場の同僚に「半年以内に海外の取引先と英語でやり取りできるようになる」といった目標を伝えます。また、TwitterやInstagramといったSNSで学習記録を発信すれば、同じ目標を持つ仲間から励ましのコメントをもらえたり、情報を共有したりすることができます。
こうして、自分一人で取り組む学習から、周囲を巻き込む形に切り替えることで、「誰かに見られている」という意識が芽生え、途中で諦めづらくなるのです。結果として、目標達成に向けた継続的な学習が実現しやすくなります。
自分に合った勉強方法・本を選ぶ
モチベーションを下げずに英語学習を続けるには、いきなり背伸びするのではなく、自身の目標やレベルに合った勉強方法・本を選ぶことが大切です。本格的な英語学習を始めたばかりなら、まずは単語・文法・発音といった基礎を固めながら、徹底的にインプットを行いましょう。
英会話力を上げるため、いきなりアウトプットばかりに取り組んでしまう方もいます。しかし、十分なインプットができていなければ、アウトプットに取り組んでも効率はよくありません。
英会話はリスニングとスピーキングによって成り立ちますが、それぞれのプロセスをさらに細分化すると以下の通りです。
英会話のステップ | 英語の技能 | 内容・特徴 |
音声知覚 | リスニング | 英語の音声を聞いて、聞こえてきた単語やフレーズを認識する段階 |
意味理解 | リスニング | 聞こえてきた英語の単語やフレーズ、そして文章の意味を理解する段階 |
概念化 | スピーキング | 頭の中で何を言おうか考えている段階 |
文章化 | スピーキング | 自分の気持ちや意思を英語の文章に置き換える段階 |
音声化 スピーキング | スピーキング | 英語の文章化された自分の気持ちや意思を口に出して音声にする段階 |
自分がどのプロセスでつまずいているかを理解し、それを克服するために効果的な学習をすることで英語力を向上させることができます。
以下の記事では、それぞれのステップの詳細や、必要とされる勉強方法を詳しく解説しています。
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英語学習を習慣化する
英語学習を毎日の生活習慣の一部にしてしまえば、モチベーションを気にすることなく自然と続けられます。「歯を磨く」「お風呂に入る」といった行動と同じように英語学習を習慣化すれば、「英語を勉強するかどうか」で迷うことがなくなります。
以下のように、具体的な時間や場面と紐づけて習慣化を図りましょう。
- 通勤・通学の電車では必ず音声学習をする
- 帰宅したらすぐに10分シャドーイングをする
- 朝食を取りながら英語ニュースを聴く
- 昼休憩時に英単語を10個覚える
最初は意識する必要がありますが、生活の一部になれば無意識に英語学習を始められるようになります。
また、オンライン英会話のレッスンを定期的に予約しておくのもおすすめです。成果を発揮する機会を持つことで、日々の学習へのモチベーションが高まります。
習慣化のコツに関しては、後続の「英語学習が続かない方へ」という段落で詳しく紹介しております。
下記の記事では、英語学習の習慣化についてさらに詳しく紹介しています。興味がある方はこちらの記事もあわせてお読みください。
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TOEICなどの試験を受ける
TOEICなどの資格試験を受けることも、モチベーション維持につながりやすいでしょう。資格試験は日頃の学習成果を客観的に測る場として使えます。
キャリアのために英語学習をしている方には、特にTOEICがおすすめです。合否ではなく英語力が数値で算出されるため、学習の成果を実感でき、モチベーションアップにつながりやすいです。
ただし、資格試験を受験したからといって、必ずしも成果が出るとは限らない点を理解しておきましょう。英語力の伸びは長い目で見て判断することが大切です。また、本来の目的から逸れて資格試験が目標になったり、試験のための学習に集中しすぎたりしないよう注意しましょう。
また、目的や状況に応じて最適な試験は異なります。以下に、主要な英語試験の特徴と活用シーンをまとめた表をご紹介します。
試験名 | 特徴 | 主な活用シーン |
TOEIC L&R | ビジネス英語力を測定 | 就職 転職 昇進要件 |
TOEIC S&W | スピーキング・ライティング力を測定 | グローバル業務に必要な発信力の証明 |
VERSANT | 電話による短時間の英会話テスト | 海外赴任 定期的な英語力のチェック |
英検 | 日本の英語検定試験の定番。級制度 | 履歴書への記載 |
IELTS | 海外留学・就労に必要な英語力を測定 | 海外大学進学 海外就職 |
自分の目的に合った試験を選ぶことで、目標が明確になり、学習の進捗を確認しやすくなります。その結果、モチベーションの維持がさらにしやすくなるでしょう。
下記の記事では、TOEICの勉強法についてさらに詳しく紹介しています。
興味がある方はこちらの記事もあわせてお読みください。
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フィードバックを受ける
第三者から定期的にフィードバックを受けることも、学習継続のモチベーションになります。独学で英語を勉強していると、自身の英語力や学習成果を客観的に判断するのが難しいと感じるでしょう。
英語学習の経験や知見がある第三者であれば、客観的かつ具体的なフィードバックをもらえます。現在地を確認することで、今後の学習に向けたモチベーションアップにつながるでしょう。
身近に英語学習者やネイティブの友人・知人などがいれば、フィードバックを頼んでみるのも1つの方法です。近くに頼める人がいない場合は、オンライン英会話で定期的に同じ講師のレッスンを受けたり、添削サービスなどを活用したりするとよいでしょう。
オンライン英会話の良し悪しについて深く知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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無理のない学習計画を立てる
英語学習を長期的に継続するためには、無理のない学習計画を立てることが大切です。
やる気に頼って高すぎる目標を設定すると、途中で挫折する可能性が高くなります。
無理のない学習計画のポイントは以下の通りです。
- 1日15~30分程度の短時間学習から始める
- 通勤時間や昼休みなど、必ず確保できる時間帯を選ぶ
- 毎日続けられる場所(自宅、カフェ、図書館など)を決める
- 体調や予定に合わせて柔軟に調整できるように余裕を持たせる
- 平日と週末で学習時間にメリハリをつける(例:週末は多めに確保する)
このように、小さな目標からスタートすれば「今日も達成できた」という満足感が得られ、それが継続のモチベーションになります。
結局のところ、完璧な計画よりも続けられる計画の方が英語力向上には効果的です。
毎日学習記録をつけて努力を「見える化」する
毎日の学習記録をつけることは、英語学習のモチベーションを効果的に維持する方法の一つです。学習の進捗を可視化することで、自分の成長を実感しやすくなり、それが継続のエネルギーになるからです。
具体的には、手帳やスマートフォンのアプリを使い、その日の学習時間、内容、気づきなどを記録します。例えば「電車でリスニングを15分」「昼休みに新しい単語を10個覚えた」といった形で記録するとよいでしょう。
こうして日々の努力を「見える化」することで、小さな進歩を見逃さずに済みます。また、着実に前進している感覚を得られるため、学習を続ける意欲が高まります。このような習慣の積み重ねこそが、長期的な学習を支える鍵となるのです。
「ご褒美」を用意する
適切な「ご褒美」を設定することは、英語学習を継続するために効果的な方法です。
高知工科大学の研究によれば、自分へのご褒美を取り入れている学生は、そうでない学生に比べて学業成績が高い傾向があることが示されています。
具体的な目標とご褒美の例は、以下の通りです。
達成可能な目標 | 今週は毎日15分の英語学習を続ける 1週間で新出単語50個をマスターする 今月は毎日シャドーイングを実施する |
それに見合ったご褒美 | 目標達成したらお気に入りのカフェでドリンクを楽しむ 週間目標達成で好きな本を1冊購入する 月間目標達成で映画鑑賞を楽しむ |
ただし、ご褒美を設定する際には、学習のための手段として活用することが重要で、目的化しないよう注意しましょう。
このような方法を取り入れることで、学習への意欲が高まり、結果として英語力向上につながります。
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英語学習のモチベーションが下がる理由とは
まずは、英語学習のモチベーションが下がる理由として、よくある以下6つのパターンをご紹介します。
- 目的・目標が明確でない
- 現実的な目標でない
- 学習時間が不足している
- 成長が感じられない
- ノルマを課しすぎている
- 勉強方法や本が合っていない
目的・目標が明確でない
英語を勉強する目的・目標が明確でない場合、モチベーションを維持するのは難しくなります。なんとなく「英語を話せるようになりたい」と英語学習を始めても、継続できる方は多くありません。
英語に限ったことではありませんが、目的や目標が明確でないと壁にぶつかったときに簡単に諦めがついてしまいます。モチベーションを維持するためには、何のために英語を勉強するのか、いつまでにどのような状態になっていたいのか、最初に明確にしておくことが大切です。
語学の習得は時間がかかるため、勉強を始めてしばらくは成長を感じられない期間が続きます。なかなか成長を実感できなくても、数ヶ月・数年といった長いスパンで挫折せずに取り組むためには、具体的な目的・目標を意識する必要があります。
現実的な目標でない
現実的でない目標を立てることは、英語学習のモチベーションを低下させる大きな要因です。なぜなら、理想ばかりの目標を設定すると、現実とのギャップに挫折しやすくなり、学習意欲を失ってしまうからです。
例えば、「3ヶ月で英語をペラペラに話せるようになる」「1年以内に海外で完璧な商談を行う」といった高すぎる目標を立てると、目標に近づけない自分に失望してしまいます。また、「ネイティブレベルの英語力を目指す」といった曖昧な目標も、達成度が測れず、意欲を削ぐ原因になります。
このような問題を避けるためには、自分の現状の英語力を把握し、具体的かつ段階的に達成できる目標を立てることが重要です。現実的な目標を設定することで、小さな成功を積み重ねながら長期的に学習を続けるモチベーションを維持できます。
学習時間が不足している
学習時間の不足は、英語学習のモチベーションを大きく低下させる要因の一つです。十分な学習時間を確保できないと、目標達成が遠のいて焦りやプレッシャーを感じ、それが学習意欲を削いでしまうからです。
例えば、オックスフォード大学出版局によるとTOEICスコアを100点上げるには、200〜300時間の学習が必要とされています。仮に毎日1時間学習したとしても、達成までに7〜10ヶ月かかります。しかし、仕事や家事で忙しい社会人にとって、毎日1時間を確保するのは簡単ではありません。
このように、必要な学習時間と実際に確保できる時間のギャップが大きいと、「このペースでは進まない」と感じてしまい、モチベーションが低下しやすくなります。
下記の記事では、時間を有効活用して英会話をマスターする方法についてさらに詳しく紹介しています。興味がある方はこちらの記事もあわせてお読みください。
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成長が感じられない
英語学習を続けるなかで成長を実感できれば、「もっと頑張ろう」とやる気が湧いてきます。しかし前述した通り、語学の習得には時間がかかるため、毎日勉強しても成長を感じる機会はなかなか訪れません。例えば、毎日3時間の英語学習を続けているにもかかわらず成長が感じられなければ、モチベーションが下がるのも仕方ないでしょう。
成長を形にするという意味では、TOEICなどの資格試験を受験するのも1つの手です。しかし、それでもスコアが伸び悩んだり、思うような結果が出なかったりすることは十分あり得ます。今の英語レベルに対して目標設定が高すぎると、達成できる可能性が低くなり、モチベーションも下がりやすくなります。
ノルマを課しすぎている
自分自身に対し、勉強のノルマを課しすぎていることもモチベーション低下につながります。「早く英語力を上げたい」と意気込むあまり、厳しすぎるノルマを課していないか注意しましょう。「毎日5時間机に向かって勉強する」といったノルマを設定したとしても、忙しい社会人や学生が達成するのは現実的ではありません。
日々のノルマを達成できない状況が続けば、モチベーションは低下してしまうでしょう。
勉強方法や本が合っていない
勉強方法や本が合っていない場合も、モチベーションの低下につながりやすいでしょう。例えば、映画や海外ドラマのリアルな英語に挑戦するのは有意義な学習方法の1つですが、英語の基礎が身についていない状態では理解が難しく、観るのを苦痛に感じるかもしれません。
また、学習内容が簡単すぎる場合も注意が必要です。達成感ややりがいを感じることもモチベーションの維持には大切です。自分にとって少し難しい程度の教材を使い、少しずつスキルを上げていくことで、達成感ややりがいを感じられるでしょう。
下記の記事では、英語力向上に効果的な教材についてさらに詳しく紹介しています。
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英語学習のモチベーションが下がった時にやるべきこと
英語学習のモチベーションが下がることは誰にでも起こり得ることです。しかし、モチベーションが下がった時こそ、それを回復するための適切な対処法を知っておくことが重要です。
以下の6つの方法は、モチベーションを再び高めるための効果的なアプローチとして推奨されています。
- 娯楽を取り入れる
- 実際に英語を使う
- 学習環境を変えてみる
- 英語学習仲間と話をする
- 英語学習を一時的にやめてリフレッシュする
- 英語学習の先輩・プロに相談する
それぞれの方法について、具体的な実践方法とともに詳しく見ていきましょう。
娯楽を取り入れる
英語学習に娯楽を取り入れることで、「英語=楽しいもの」というイメージに変えてみましょう。モチベーションは無理やり上げようとして上がるものではありません。どうしてもモチベーションが上がらないときは、机に向かって勉強するのではなく、娯楽を通して英語に触れてみるのがおすすめです。
例えば、以下のような方法で、楽しみながら英語に触れることができます。
- 洋楽を聴く
- アニメの英語版を見る
- スポーツを英語実況で見る
- ゲームの音声や文字を英語に変える
- お気に入りのYouTuberの英語版を見る
- 英語版のマンガを読む
娯楽を通すことで、テキストを使った学習よりも抵抗感なく英語に触れられるでしょう。
実際に英語を使う
やる気がなくなったときは、実際に英語を使う機会を作ってみるのもおすすめです。
英語は言語であるにもかかわらず、コミュニケーションに使わないままでは勉強する価値を実感できません。実際に英語を使うことで、「思ったよりうまく話せた」「言いたいことが伝わった」と自分の成長を感じられたり、「うまく聞き取れなかった」「あの単語の意味がわからなかった」と課題が見つかったりするはずです。
普段アウトプットの機会がない場合は、意図的に英語を使う機会を作ってみましょう。身近にネイティブや外国人がいなくても、オンライン英会話などのサービスを利用すればアウトプットの機会は作れます。英語カフェを利用したり、日本に住んでいる外国人をサポートするボランティアに参加したりするのもおすすめです。
オンライン英会話の効果に関しては、以下の記事もご確認ください。

学習環境を変えてみる
学習環境を変えることで、停滞した英語学習のモチベーションを効果的に高めることができます。環境を変えることで気分をリフレッシュでき、それが新たな学習意欲につながるからです。環境変更の効果的な例は、以下の通りです。
場所の変更 | 自宅での学習を図書館に移す カフェで集中して学習する コワーキングスペースを活用する |
時間帯の変更 | 夜の学習を朝に変更する 休日は普段と異なる時間帯に取り組む ランチタイムを活用する |
特に、図書館やコワーキングスペースなど周囲にも勉強している人がいる環境では、「自分も頑張ろう」という前向きな気持ちが湧きやすくなります。
こうして普段とは異なる環境で学習することで、新鮮な気持ちで英語に向き合うことができます。ただし、カフェなどの騒がしい場所は逆効果になる場合もあるため、自分に合った環境を見つけることが重要です。
英語学習仲間と話をする
モチベーションが下がったときは、英語学習仲間との交流が効果的な解決策になります。同じ目標を持つ仲間と対話することで、新たな刺激や励ましを得られるためです。
具体的には、SNSを活用して英語学習者の仲間を見つけたり、英語学習コミュニティに参加したりする方法があります。その中で、他の学習者と情報を交換し合ったり、進捗を報告し合ったりすることで、「自分も頑張ろう」という意欲が湧いてきます。
ただし、学習レベルが大きく異なる相手との交流は、逆にモチベーションを下げる可能性もあるため、自分と同じレベルか少し上の学習者を選ぶようにしましょう。
このように、一人で悩むのではなく仲間と交流することで、停滞したモチベーションを回復できます。
英語学習を一時的にやめてリフレッシュする
モチベーションが著しく低下したときは、思い切って英語学習を一時的に休み、リフレッシュするのも有効な方法です。無理に学習を続けると、英語自体に苦手意識が芽生え、長期的な意欲低下につながる可能性があるためです。
具体的には、休む期間をあらかじめ決め、その間は以下のように気軽に英語に触れる程度に留めることをおすすめします。
- 好きな洋画を字幕付きで楽しむ
- お気に入りの洋楽を聴く
- YouTubeで興味のある英語チャンネルを視聴する
このように、学習という意識を外すことで、徐々にやる気が戻ってくることが期待できます。ただし、休憩期間は長引かないようにすることが大切です。目安として1〜2週間程度に設定し、適度に区切りをつけることがポイントです。
英語学習の先輩・プロに相談する
英語学習の先輩やプロに相談するのも、やる気の復活に効果的です。英語学習へのモチベーションのアップダウンは、多くの英語学習者が経験しています。自身と同じような境遇から英語を身につけた先輩や英語学習のプロに相談すれば、以下のような経験に基づいた実践的なアドバイスがもらえるでしょう。
- 成果が出るまでにどのようなことをしたのか
- どのくらいの期間で今の英語力に至ったのか
- 挫折しかけたときにどのように乗り越えたのか
- 効果的だった学習方法は何か
- モチベーションの維持方法
このように実践者の経験を聞くことで、「自分ももう少しやってみよう」という気持ちが湧いてくるはずです。
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モチベーションが下がり英語学習がどうしても続かない方へ
英語学習のあるあるとして、なかなか学習が続かないということが挙げられます。
慣れない英語学習や、英語学習の伸びを感じられないのでモチベーションの維持が難しいなど。
その際に、学習を習慣化することが必要となります。
習慣化の3ステップを取り入れる
プログリットでは、行動経済学の観点から、学習の習慣化に対して3つのステップを提唱しています。具体的に、以下の三つを繰り返し行うことが求められます。
- トリガー(=行動が生じるきっかけ)
- 行動(=目標とする行動)
- 報酬(=行動によって得られるもの)
「トリガー」とは行動が生じるきっかけで、日常の小さな習慣や特定の場所・時間がこれに該当します。
次に「行動」は目標とされる具体的な行為であり、心理的・物理的・知識的な障壁が少ないほど、特定の行動を継続させやすくなります。
「報酬」は行動を続ける動機付けとなるもので、直接的かつ多面的な報酬が効果的です。
これらのステップを学習に適用することで、習慣化を促進し、より効率的に目標を達成することができます。
下記の記事では、「習慣化の3ステップ」に関して詳しく解説をしています。具体的に3ステップを英語学習の継続にどのようにつなげるかを知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
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