最近ビジネスでも学校でも、英語でプレゼンテーションをする機会が増えてきていますよね。とはいえ、日本人の多くは。プレゼンテーションの文化になじみがなく、「英語でのプレゼンテーションで聴衆を引き付けるにはどうすればいいの?」と疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。
英語でのプレゼンテーションは、初めに聞き手の関心を引くことができるかどうかが成功の鍵を握ります。
プレゼンの導入部分で効果的なフレーズを使うことができれば、聞き手の心をつかむだけでなく、あなたの伝えたいことをスムーズに理解してもらうことができるようになります。
この記事では、英語でのプレゼンテーションの始め方や、よく使われるフレーズについて解説していきます。
最後までお読みいただければ、プレゼンの準備の仕方がわかり、自信を持って話し始めることができるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「英語のプレゼン、もっと自信を持って伝えたい…」と思ったことはありませんか?
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英語プレゼンの基本的な構成は導入→本論→結論
まず、英語プレゼンの基本的な構成についてご説明しますね。
英語のプレゼンテーションの基本的な構成は、導入、本論、結論の3つです。
この構成は、聴衆に分かりやすく、効果的にメッセージを伝えるために欠かせません。
「最も伝えたいこと」を最初に示し、その後に根拠や詳細を述べ、最後に結論をまとめます。
この流れで伝えることで、聴衆が情報を整理したり、メッセージを理解したりすることが簡単になるからです。導入部分でプレゼンの目的や流れを示すことで、聴衆は全体像を把握し、集中しやすくなります。本論では具体的な情報やデータを提供し、結論でそれらを総括します。
例えば、企業の新しい製品を発表するプレゼンでは、導入で製品のおおまかな内容を説明し、本論でその機能や利点を具体的に述べ、結論で「この製品は皆さんの生活を大きく変えるでしょう」と締めくくります。
この構成で内容を組み立てることで情報が整理され、聴衆にとって分かりやすいプレゼンになります。
始め方と導入部で頻出のフレーズ
ここでは、プレゼンの始め方と導入部でよく使われる表現について解説していきますね。
プレゼンの始め方のポイントは、以下の4つです。
- 挨拶をする
- 自己紹介をする
- プレゼンの目的と背景を伝える
- プレゼンの概要を伝える
以上の4つを、できるだけシンプルかつフレンドリーなフレーズで伝えるようにしましょう。
シンプルな言葉のほうが聴衆にとって理解しやすく、親しみやすいからです。初めて聴く内容に対して複雑な言葉や表現を使うと、聴衆は内容を理解する前に興味を失ってしまうかもしれませんよね。
また、フレンドリーな表現を使うことで、聴衆はすぐに話し手に親近感を抱き、話に集中するようになります。これにより、聴衆に対する第一印象を良くし、プレゼンに引き込むことができるでしょう。ただし、ビジネスの場では過度にフレンドリーな表現を使うことはかえって無礼にうつってしまうこともありますので、フレンドリーになり過ぎないように注意することも大切です。
以下で、「挨拶」「自己紹介」「プレゼンの目的を伝える」「プレゼンの概要を伝える」それぞれの項目で使える表現をご紹介しますね。いずれのフレーズも、フォーマルでもカジュアルでも使える万能な表現ばかりですので、ぜひ参考にしてください。
挨拶をする
プレゼンの最初に挨拶をすることは、聴衆との距離を縮めるために欠かせません。 挨拶をすることで、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも、最初の一歩をスムーズに踏み出すことができます。
挨拶がプレゼンの雰囲気を決定すると言っても過言ではありません。挨拶によりリラックスした環境を作り出すことができれば、その後のプレゼンの流れにも大きな影響を与えます。特に英語でのプレゼンでは、慣れない言語で話す緊張を和らげるために、挨拶で自分自身もリラックスできるようにしたいところです。
以下のような表現でプレゼンを始め、聴衆に感謝を伝え、場の雰囲気を和やかにすることができます。これにより、聞き手と話し手の心理的距離を近づけ、聞き手がプレゼンを聴く準備を整えることができます。また、話し手も聞き手の距離を近づけることで緊張を和らげることもできるでしょう。
Good morning/afternoon/evening, everyone.
(皆さん、おはようございます/こんにちは/こんばんは。)
Thank you all for being here today.
Thank you for coming here today.
(本日はお越しいただきありがとうございます。)
It’s a pleasure to have you all here today.
(本日は皆さんをお迎えできて光栄です。)
I’m excited to be here and share some insights with you.
(ここで皆さんとお話しできることを楽しみにしています。)
自己紹介する
自己紹介をすることは、話し手と聴衆との信頼関係を築くために不可欠です。
自己紹介を通して、聞き手は話し手が誰で、どんな経験や専門性を持っているのかを理解します。
話し手自身の経歴や専門分野について紹介することで、聴衆が話し手を信頼し、話の内容に対して真剣に耳を傾けるようになるのです。
特に専門的なテーマや新しいアイデアについて話す場合、自分の背景を示すことで、話し手としての信頼性が高まります。
自己紹介に必要な要素は以下の3つです。
- 学歴について紹介する
I specialize in〜. (私は〜を専門としています。) - 職歴について紹介する
I’ve been working in the 〜industry for〜years. (私は〜業界で〜年間働いています。)
I’m here today as a representative of 〜. (本日は〜の代表としてここにいます。) - 名前を紹介する
My name is 〜. / I’m 〜. (私は〜です。/ 〜と申します。)
上記を踏まえ、以下に例文を2つほどご紹介しますね。
Let me briefly introduce myself: I’m Tarou Suzuki, and I specialize in digital marketing strategies.
(簡単に自己紹介させてください。私の名前は鈴木太郎で、デジタルマーケティング戦略を専門としています。)
For those of you who don’t know me, I’m Rie Tanaka, and I’ve been working in the technology industry for over 10 years.
(私を知らない方もいらっしゃるかと思いますが、私は田中理恵と申します。私は技術業界で10年以上働いています。)
I’m Satoko Nakano, and I’m here today as a representative of GreenTech Solutions.
(私は中野聡子と申します。本日はGreenTech Solutionsの代表としてここにいます。)
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プレゼンの目的と背景を伝える
プレゼンの目的を明確に伝えることは、聴衆が話の方向性を理解するのに非常に重要です。 プレゼンの冒頭で目的を伝えることで、聴衆はこれからどんな話を聞くのかを把握でき、興味を持って話を聞くことができます。
理由は、目的が曖昧だと、聴衆は話の意図がわからず、集中力を失いやすくなるためです。目的が明確であれば、聞き手はそれに基づいて内容を整理し、理解することができます。
プレゼンの背景を伝えるときは、以下のような表現が役に立ちます。
- The purpose of today’s presentation is to〜. (本日のプレゼンテーションの目的は〜です。)
- I’m here to talk about 〜. (本日は〜についてお話しします。)
- We’re going to discuss the background of 〜. (〜の背景についてお話します。)
上記を踏まえた例文がこちらです。
The purpose of today’s presentation is to explore how AI technology impacts the healthcare industry.
(本日のプレゼンテーションの目的は、AI技術が医療業界にどのように影響を与えるかを探ることです。)
Today, I’m here to talk about the importance of sustainability in corporate strategy.
(今日は、企業戦略における持続可能性の重要性についてお話しします。)
We’re going to discuss the background and significance of electric vehicle strategy, and how it can benefit consumers.
(電気自動車戦略の背景と重要性、そしてそれが消費者にどのように利益をもたらすかについてお話しします。)
プレゼンの概要を伝える
プレゼンテーションの概要を最初に伝えることで、聴衆は全体像を把握しやすくなります。 概要を示すことで、聴衆はプレゼンの流れを予測しやすくなり、重要なポイントに注意を向けることができるからです。プレゼンが進むにつれて、何を期待するべきかがわかるため、聴衆の集中力が持続することが期待できます。
ここでは、プレゼンの概要を伝えるのに最適なフレーズをいくつかご紹介します。
- Here’s quick outline of 〜. (〜の概要を簡単にご紹介します。)
- To give you a brief overview, 〜.(簡単に概要をお伝えすると〜。)
- In today’s presentation, I’ll start by discussing 〜.(本日のプレゼンテーションでは、まず〜についてお話します。)
そして、上記の表現を使った具体例が以下になります。
Here’s a quick outline of what I’ll be covering today.
(本日お話しする内容の概要を簡単にご紹介します。)
To give you a brief overview, the presentation will be divided into three main sections: market trends, product development, and future outlook.
(簡単に概要をお伝えすると、プレゼンテーションは3つのセクションに分かれています:市場動向、製品開発、そして今後の展望です。)
〈ワンステップUP〉アイスブレーキングで、簡単な少しクスッと出来る話題を
プレゼンにおいて聴衆との距離を縮めることの大切さは、先ほど「挨拶」のところでご説明した通りです。
簡単なジョークやクイズなどのアイスブレーキングを取り入れることも、聴衆との距離を縮めるために非常に有効です。
アイスブレーキングで導入するジョークやクイズは、プレゼンに関連した内容であれば聴衆の関心を引き付ける効果がさらに高まります。
以下に使えるフレーズをいくつかご紹介しますので、ご自身のプレゼンの内容に合わせてカスタマイズしてみてくださいね。
- I have a confession to make. (みなさんに告白します。)
- Let’s start with a quick quiz.(まずはクイズから始めましょう。)
- Let’s break the ice with a fun fact.(楽しい事実でアイスブレイクしましょう。)
上記のフレーズの具体例は次のようになります。
Before we get started, I have a confession to make: I’m more nervous than you are right now!
(始める前に告白しますが、今、皆さんより私の方が緊張しています!)
Let’s start with a quick quiz: Who knows how many emails are sent every minute worldwide? Take a guess!
(まずはクイズから始めましょう。世界中で1分間にどれくらいのメールが送られているか知っていますか?当ててみてください!)
Let’s break the ice with a fun fact: How many of you know what the most common password is? Hint: it’s something you probably shouldn’t use.”
(楽しい事実でアイスブレイクしましょう。皆さん、最も一般的なパスワードは何かご存知ですか?ヒント:使わない方がいいものです。)
英語でプレゼンテーションをする時に気を付ける事
英語でのプレゼンをする時には、次の3つのポイントに注意するようにしましょう。
- ゆっくり話す
- 結論ファースト
- ボディランゲージとアイコンタクトを使う
プレゼン中の話し方や表現方法は、聴衆にメッセージを効果的に伝えるための重要な要素です。
これらのポイントを押さえて、プレゼンを大成功させましょう。
ゆっくり話す
英語でのプレゼンでは、ゆっくり話すことが効果的です。
理由は、ゆっくり話すことで聴衆が理解しやすくなるからです。大切なのは、相手の理解の速度に合わせることです。緊張すると早口になってしまいがちですが、速く話しすぎると聴衆の理解が追いつかない場合があります。テンポを抑えた話し方は、内容をしっかりと伝えるための重要な手段です。
TEDトークはご存じでしょうか。TEDトークとは、世界の一流のプレゼンターによるプレゼンテーションを集めたコンテンツのことです。TEDトークのプレゼンテーションをご覧いただくと、一流のスピーカーほど、ゆっくりと話していることがおわかりいただけると思います。ゆっくりと話すことで聴衆は一語一句をしっかり聞き取ることができ、内容の理解が深まります。また、急ぎすぎると誤解が生じる可能性もあります。ゆっくりと話すことで、プレゼン全体がより効果的に聴衆に伝わることを実感していただけると思います。
結論ファースト
プレゼンテーションでは結論を最初に伝えることが重要です。 英語のプレゼンにおいて、「結論ファースト」で話すことは、話の全体像を把握しやすく、メッセージを明確にするための有効な手段です。
その理由は、最初に結論を述べることで聴衆がプレゼンの目的をすぐに理解できるからです。結論が後回しになると、情報が多いプレゼンテーションでは聴衆が重要なポイントを見失う可能性があります。しかし、結論を最初に示すことで、聴衆はその後の内容を結論に向けて整理しながら聞くことができます。
例えば、ビジネスのプレゼンで「Our research shows that adopting this new technology will increase productivity by 20%. (研究によると、この新技術を採用すれば生産性が20%上がることが分かりました。)」と最初に結論を述べた場合、聴衆はその後のデータや説明をこの結論に関連付けて理解することができます。結論を最初に示すことで、プレゼン全体の焦点が明確になります。
ボディランゲージとアイコンタクトを使う
最後に、英語でプレゼンテーションを行う際に大切なことは、ボディランゲージとアイコンタクトを使うことです。ボディランゲージとアイコンタクトを適切に使うことで、プレゼンの効果を最大化できます。 言葉だけでなく、体全体を使った表現や視線は、メッセージを強調し、聴衆とのつながりを深めることができます。
研究によると、ボディランゲージやアイコンタクトによる非言語コミュニケーションは、言語によるコミュニケーションよりも相手の理解を促進する効果があるそうです。言葉の内容だけでは伝わりにくい感情や強調したいポイントを、ジェスチャーや視線で補完することができます。また、アイコンタクトは聴衆一人ひとりとの関係を築き、話を聴いてもらうのに非常に有効です。(参考文献:http://www.kaaj.com/psych/smorder.html)
難しい単語や難しい表現を使わない
プレゼンテーションでは、できるだけ簡単な言葉を使うようにしましょう。 難しい単語や表現を避けることで、聴衆全体がプレゼンの内容を理解しやすくなります。
理由は、シンプルな言葉だと誰にでも理解されやすいからです。英語を母国語とする人であっても、難解な言葉や専門的な表現を多用すると内容についていけなくなり、興味を失う可能性があります。
例えば、「implement」ではなく「use」、「utilize」ではなく「make use of」というように、よりシンプルな表現に置き換えるようにしましょう。こうすることで、プレゼンのメッセージがダイレクトに聴衆に伝わります。簡単な言葉を使うことで、聴衆全体があなたのプレゼンに引き込まれていきますよ。
【英語プレゼン④】よくある質問
ここでは、英語のプレゼンテーションの始め方でよくある質問にお答えしていきますね。
導入から本論にどうやってつなげればいいの?
導入から本論に自然につなげるためには、つなぎの表現を使うとスムーズです。 つなぎの表現を使えば、プレゼンの進行が途切れることなく自然に次の内容に移ることができ、聴衆の集中力を維持できます。
日本語でも、「それでは〇〇について話します。」とか、「次は…」などのつなぎ言葉がある方が、話の内容や構成を整理して聞くことができますよね。反対に、つなぎ言葉がないとメリハリのない退屈な話に聞こえてしまい、話の内容に置いていかれてしまうこともしばしば。つなぎ言葉には、プレゼンの内容を流れに沿ってより分かりやすく伝えることができるという効果も期待できます。
以下に、導入から本論へ移るための表現をいくつか挙げておきますね。
- Let’s move on to 〜. (では〜に移りましょう。)
- That brings us to the next point, which〜. (それでは次のポイント、〜に移りましょう。)
- Before we move on, are there any questions about 〜? (次に進む前に、〜について質問はありますか。)
- Let’s take a closer look at 〜. (では、〜についてもう少し詳しく見てみましょう。)
上記の表現を使用した例がこちらです。
Now that we’ve covered the market analysis, let’s move on to the product development strategy.
(市場分析についてお話ししましたので、次は製品開発戦略に移りましょう。)
That brings us to the next point, which is the impact of AI on customer service.
(それでは次のポイント、AIが顧客サービスに与える影響に移りましょう。)
Let’s take a closer look at Tesla’s approach to innovation to better understand their success in the electric vehicle market.
(テスラのイノベーションへの取り組みをもう少し詳しく見て、彼らが電気自動車市場で成功した理由をよりよく理解しましょう。)
“Ladies and gentlemen”って言わないといけないの?
「Ladies and gentlemen」という表現は、必ずしも必要ではありません。 最近では、性別に関係のない呼びかけや、よりカジュアルな表現が好まれることもあります。
現代では多様な聴衆に配慮するために、性別に依存しない表現が広く受け入れられているからです。加えて、フォーマルな場であっても、聴衆のスタイルに合った柔軟な表現を選ぶ方がより効果がある場合があります。
例えば、「Good morning, everyone.」や「Hello, everybody.」といったフレーズを使うことで、性別に関係なく、すべての聴衆に対して友好的で自然な呼びかけができます。プレゼンの場に応じて、適切な呼びかけを選ぶことが重要です。
学会発表や研究発表で使える表現は?
学会発表や研究発表では、専門的な表現やフォーマルな言葉が求められます。 プレゼンの内容に合わせた適切な表現を使うことで、聴衆に対して信頼感を与え、発表の質を高めることができるからです。
学会発表や研究発表で使える表現を以下にいくつかご紹介します。
調査結果を引用する表現
According to the data collected from our study, we found that ~.
(私たちの調査によると、~がわかりました。)
グラフを紹介する際の表現
Let me draw your attention to this graph, which illustrates the trend in ~.
(こちらのグラフにご注目ください。これは~における傾向を示しています。)
グラフの重要な部分を指摘する表現
As you can see, the most significant change occurs here, at ~.
(ご覧の通り、最も重要な変化が~]で起こっています。)
学会発表や研究発表で使える表現はこちらの記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひ参考になさってください。
【英語プレゼン⑤】実際に英語プレゼンを始めるときの例
ここでは、英語プレゼンの始め方を実例を交えてご紹介します。
これまでご紹介させていただいた、英語プレゼンを始める際の4つのステップとそれぞれのステップで役に立つ表現を組み合わせた例を以下にご紹介します。
ぜひご自分が英語でプレゼンをしている姿を想像しながら確認していってくださいね。
- 挨拶をする
Good morning, everyone.
(みなさん、こんにちは。) - 自己紹介をする
Let me briefly introduce myself: I’m Toru Saito, and I specialize in IT marketing strategies.
(簡単に自己紹介させてください。私の名前は斎藤亨で、ITマーケティング戦略を専門としています。)
- プレゼンの目的と背景を伝える
Today, I am going to talk about the impact of Information technology on education.
(本日は、ITが教育にもたらす影響についてお話しできればと思っています。) - プレゼンの概要を伝える
I’ll start by looking at some key statistics, then move on to examples from schools around the world, and finally, discuss the future implications.
(まず、ポイントとなる統計資料をご覧いただき、次に世界各国の学校での事例紹介に移ります。最後に、将来の展望についてお話しさせていただきます。)
いかがでしょうか?これまでご紹介した構成やステップを使えば、聴衆にとって分かりやすくポイントを絞った導入が簡単にできそうですね。
【英語プレゼン⑥】本論から締めまで英語でのプレゼンテーションで役立つフレーズ一覧
ここでは、本論から締めの挨拶まで、英語でのプレゼンテーションで役立つフレーズをご紹介します。
1. 本論で使える表現
Let’s now dive deeper into the main findings of our research.
(それでは、私たちの研究の主要な発見について詳しく見ていきましょう。)
Now, let’s explore this concept in more detail.
(では、この概念をさらに詳しく探ってみましょう。)
2. 締めで使える表現
To sum up, the key takeaway from today’s presentation is ~.
(まとめると、本日のプレゼンテーションの要点は~です。)
In conclusion, we believe that ~ will have a significant impact on ~.
(結論として、~が~に大きな影響を与えると考えています。)
まとめ
今回は、英語プレゼンテーションの始め方と役立つ表現についてご紹介してきました。
英語でのプレゼンテーションは、聴衆を引き付ける、シンプルで分かりやすい言葉で始めるのが成功の鍵です。 導入部分での挨拶や自己紹介、目的の明確化、プレゼンの概要提示など、基本的なステップをしっかりと踏むことで、聴衆が理解しやすいプレゼンにすることができます。また、アイスブレークや簡単な言葉選び、ゆっくり話すことなどのポイントを押さえることで、より分かりやすく、聴衆を引き付けることができますよ。今回ご紹介したやり方や表現を効果的に組み合わせることで、英語でのプレゼンを大成功させてくださいね。
ここまで、プレゼンテーションの始め方と役立つ表現についてご紹介してきましたが、これらを全て一人で学んでいくのは難しいですよね。
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