「英語会議で司会を任されたけど、うまく進行できるか不安…」
そんな悩みを抱えていませんか?
海外のクライアントとの会議において、初めての英語での司会は、依頼を受けたときから緊張と不安を覚えるのは誰しも同じです。
この記事では、そのような方のために、会議の開始から終盤まで、実際に司会で使えるフレーズや進行テクニックをシーンごとに詳しく解説します。
スムーズで自信に満ちた司会進行ができるために、英語による司会進行スキルを確実にアップさせるためのポイントを盛り込みました。
初めての司会進行でも、これさえ押さえれば安心です!
ぜひ必要なフレーズを身に着け、会議当日は頼れる司会者として活躍しましょう。
「英語で司会進行、スムーズにこなせたら…」と思ったことはありませんか?
会議やイベントで英語での司会を任されたとき、進行の表現や適切なフレーズ選びに悩んだ経験はありませんか?
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忙しいビジネスパーソンでも、専属コンサルタントのサポートで3ヶ月で成果を実感。
今すぐ、司会進行も安心して任される英語力を手に入れませんか?
英語会議での司会の役割とは?
英語会議の司会者には、議題の進行や意見を引き出す役割が求められ、文化や価値観の違いにも配慮が必要です。
まず、ここでは司会者の基本的な役割や準備のポイント、進行時の注意点を紹介します。
司会者としての基本的な役割と心構え
英語会議の司会者には、会議の進行をスムーズに管理し、参加者が効果的に意見を交換できるようサポートする役割があります。
そのため、会議の目的を明確に示し、議題に沿って進行させることが重要です。
また、心構えとして、以下の3点を意識しましょう。
- リスナーに徹する姿勢
- 冷静で客観的な立場を保つ
- 全体の流れを意識する
これらの心構えを持って進行に臨むことで、司会者として信頼される進行役を担えるようになります。
事前準備が成功の鍵!チェックリストの作成方法
英語会議の司会をスムーズに進めるためには、参加者のリスト、議題、会議のスケジュール、そして使用するフレーズや台本など、事前の準備が欠かせません。
会議当日は、ネットワーク障害や、資料の準備不足、誤配など、不測の事態が発生することも多いです。
しかし、これらのチェックリストを作成しておくことで、当日の緊張が和らぎ余裕を持ってトラブルに対処しながら進行に入れるでしょう。
司会者が気をつけるべき進行上のポイント
司会進行の際には、参加者が理解しやすいスピードと、わかりやすい英語で話すことが一番大切です。
そのうえで、下記事項についても注意をはらいながら進めていきましょう。
- 全員の理解を確認しながら進行する
- 発言の順序とバランスを配慮する
- 進行スケジュールを守る
- 意見の対立や議論の白熱を冷静に調整する
- 参加者のリラックスとモチベーションを保つ
- 不明点や問題点をその場でクリアにする
詳しい方法につきましては、各章の中で詳しく説明します。
英語会議の司会進行に役立つ基本フレーズ・会議開始
会議の開始をスムーズに進行させるためには、和やかな雰囲気を作り、参加者に安心感を与えることが重要です。
ここでは、会議開始時に必要な基本フレーズを紹介します。
スモールトークで和ませる
会議の冒頭で以下のようなスモールトークを挟むことで、参加者の緊張をほぐし、リラックスした雰囲気を作り出すことができます。
How has your day been so far?
これまでのところ、皆さんの一日はどうですか?
Is everyone ready to begin?
皆さん、始める準備はできていますか?
会議の開始を知らせる
会議の始まりを下記のように明確に宣言することで、参加者全員が集中し、議題に意識を向けやすくなります。
Let’s get started with today’s meeting.
本日の会議を始めましょう。
Shall we begin the meeting now?
それでは会議を始めましょうか?
会議のスケジュール調整を行う
会議の開始に際し、どのタイミングで休憩を取るか、どのようなペースで進むかを共有することで、全員がリラックスして会議に集中できるようになります。
以下のフレーズを参考にスケジュール調整を行いましょう。
We expect the meeting to last for about [duration].
会議は約[時間]の予定です。
We will have a short break at [time].
[時刻]に短い休憩をとる予定です。
参加者を紹介する
参加者の紹介を会議開始時に行うと、互いにリラックスしやすくなり、円滑なコミュニケーションにつながります。
特に、初対面の方がいる場合には、下記のようなフレーズで切り出し、いい雰囲気を作りましょう。
Before we begin, I’d like to introduce today’s attendees.
始める前に、本日の参加者を紹介させていただきます。
Let’s do a quick round of introductions before we start.
開始前に簡単な自己紹介をしましょう。
会議の目的や議題を説明する
以下のフレーズを活用することで、会議の目的や議題を明確に伝えることで、参加者全員が同じゴールに向かって議論を進めやすくなります。
Today, we are here to discuss…
今日は…について話し合うために集まりました。
On today’s agenda, we have three key topics to cover.
本日の議題には、重要なトピックが3つあります。
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英語会議の司会進行に役立つ基本フレーズ・会議中
会議中には、議題を円滑に進行させることが司会者に求められます。
ここでは、議題の進行や意見の取りまとめ、休憩の案内に役立つ具体的なフレーズを紹介します。
議題を進行する
司会者は、参加者が議題に集中できるよう、下記のようなフレーズで次のトピックへ移る際にはその旨をはっきりと伝えましょう。
Let’s move on to the next item on the agenda.
次の議題に進みましょう。
Now, I’d like to shift our focus to [topic].
それでは、[トピック]に焦点を移したいと思います。
ビジネスに関する資料を参照してもらう
ビジネス会議では資料を確認しながら話を進めることが多いため、以下のような適切なタイミングで資料の参照を促すフレーズが必要になります。
Please refer to page [number] in your handouts.
配布資料の[number]ページをご参照ください。
Let’s look at the chart on slide [number].
[スライド番号]のチャートをご覧ください。
参加者に意見・提案を求める
参加者の意見や提案を引き出し会議を活発に行うためには、以下のフレーズが役に立ちます。
I’d like to hear your thoughts on this.
これについて皆さんのご意見を伺いたいと思います。
Could you share your perspective on this issue?
この問題についての見解を共有していただけますか?
異なる意見をまとめる
異なる意見が出た場合は、以下のようなフレーズを用いて、司会者が冷静にまとめ議論を進めることが求められます。
It seems we have a difference of opinion on this. Let’s summarize the key points.
この件について意見の違いがあるようですので、主要なポイントをまとめましょう。
Let’s find a middle ground between these views.
これらの意見の間で妥協点を見つけましょう。
休憩・会議の再開を知らせる
以下は適切なタイミングで休憩を入れ、会議を再開する際のフレーズです。
Let’s take a short break and resume at [time].
短い休憩をとり、[時刻]に再開しましょう。
Please return by [time] so we can resume on time.
[時刻]までに戻って、予定通り再開できるようにしましょう。
次の議題へ移る
次の議題へスムーズに移行するためのフレーズは、以下の通りです。
Shall we move on to the next topic?
次のトピックに進みましょうか?
Let’s proceed to the next point on the agenda.
次の議題に進みましょう。
時間配分を管理する
会議中の時間配分をしっかり管理することは、司会者の重要な役割です。
参加者に時間を意識させながら、進行を円滑に行うためのフレーズを紹介します。
Let’s keep this discussion brief to stay on schedule.
予定通り進行するために、この議論は短めにまとめましょう。
We’re running a bit behind, so let’s try to keep things moving.
少し遅れていますので、話を進めていきましょう。
混乱を収拾する
会議中に話がまとまらなくなったり行き詰まったときは、司会者として以下のフレーズを使って、冷静に混乱を収拾し会話をスムーズに進行させましょう。
Let’s take a step back and summarize what we’ve discussed.
一度振り返って、これまでの議論をまとめましょう。
It seems we’re getting off track. Let’s refocus on the main topic.
少し脱線しているようですので、メイントピックに戻りましょう。
質疑・応答に入る
司会者として、質疑応答に入る際には、以下のフレーズを使って全員が質問しやすい雰囲気を作ることが大切です。
If anyone has questions, please feel free to ask.
ご質問がある方は、どうぞ遠慮なくお尋ねください。
Are there any questions or comments regarding this topic?
このトピックに関してご質問やご意見はありますか?
会議を延長する
予定の時間を過ぎても議論が続く場合、以下のフレーズを利用して参加者に延長の許可を求め、再度スケジュールを調整します。
We’re running out of time, but would everyone agree to extend by [duration]?
時間が迫っていますが、[時間]延長してもよろしいでしょうか?
Shall we extend the meeting briefly to cover the remaining points?
残りのポイントをカバーするために、少し延長してもよろしいでしょうか?
英語会議の司会進行に役立つ基本フレーズ・会議終盤
会議の終盤では、議論の要点をまとめ、次回のアクションや参加者への感謝を伝えることが求められます。
ここでは、会議をきれいに終わらせ、参加者が次のステップに向けて動きやすくするためのフレーズを紹介します。
会議の内容のまとめを伝える
会議の終盤では、議論した内容を簡潔にまとめ、参加者が重要なポイントを確認できるようにしましょう。
以下に、会議の要点を伝える際に使えるフレーズを紹介します。
To sum up today’s discussion…
本日の議論をまとめると…
In conclusion, we’ve agreed on the following points…
結論として、以下のポイントについて合意しました…
H3:次回の会議やアクションアイテムを確認する
次回の会議や今後の行動計画を確認することで、会議の終わりをスムーズに締めくくります。
Our next meeting will be on [date] at [time].
次回の会議は[日付]の[時刻]に予定されています。
We will follow up on these points in our next meeting.
これらのポイントについては次回の会議でフォローアップします。
参加者に感謝の意を伝える
参加者に以下のようなフレーズを用いて感謝の意を伝えることで、会議を円満に終了させることができます。
I appreciate everyone’s time and valuable input.
皆さんの貴重なお時間とご意見に感謝いたします。
Thank you for your contributions. It’s been a productive meeting.
ご意見ありがとうございました。充実した会議でした。
会議の終了を宣言する
会議の終了を以下のフレーズで明確に宣言することで、参加者に会議の区切りがはっきりと伝わり、集中を解くタイミングを作れます。
That concludes today’s meeting. Thank you again for your time.
これで本日の会議は終了です。再度ご参加いただきありがとうございます。
I hereby close the meeting. Thank you, everyone.
これで会議を終了いたします。皆さん、ありがとうございました。
緊張せずに英語会議の司会を進めるコツ
英語会議での司会に慣れていない場合、緊張してしまうことが多いですが、準備と工夫次第で自信を持って進行できるようになります。
このセクションでは、英語の進行に自信をつけるためのテンプレートや例文の活用方法、会議中のトラブルに対する対処法、そして場を和ませるフレーズを紹介します。
テンプレートや例文を活用して自信をつける方法
英語会議の司会に自信をつけるには、テンプレートや例文を事前に準備し、繰り返し練習することが当日のスムーズな進行の役に立ちます。
基本の進行テンプレート(挨拶、議題紹介、意見確認、まとめ、終了)を作成し、自分の会議内容に合わせてカスタマイズしておきましょう。
頻出フレーズを暗記し、場面ごとに使い分ける練習も重要です。
また、一人でのシミュレーションを通じて、英語のテンポや進行を確認しておくと本番での緊張が軽減されます。
さらに、同僚に練習を見てもらいフィードバックを得ることで、実際の対応力が向上し、安心して会議に臨めるでしょう。
会議中のトラブルにMCとしてどう対応するか?
会議中にトラブルが発生した場合、司会者は冷静に対応し、会議の流れを止めないことが重要です。
以下に、MCとして会議中のトラブルに対応する具体的な方法を紹介します。
技術的トラブルの対応
状況を以下のように簡潔に説明し、必要に応じて休憩を提案して参加者に安心感を与えます。
We’re experiencing some technical issues. Please bear with us for a moment. We’ll take a short break while we resolve this.
技術的な問題が発生しています。少々お待ちください。解決するまでンお間、短い休憩を取らせていただきます。
発言者が混乱した場合のサポート
司会者が以下のように要点を「つまり〜ということですね」と簡潔に要約してフォローすることで、発言者が話を続けやすくなり、会議の流れも円滑に保たれます。
So, if I understand correctly, you’re saying that…
つまり、私の理解が正しければ、あなたが言っているのは…ということですね。
意見の対立が起こった場合の調整
意見が対立した場合、司会者は以下のように双方の意見を平等に確認し、共通点を見つけてまとめることで議論を調整します。
必要に応じて「次回に持ち越しましょう」と提案し、会議を円滑に進めます。
It seems we have differing opinions here. Let’s identify any common ground, or we could revisit this in our next meeting if needed.
意見の相違があるようですね。共通点を見つけるか、必要であれば次回の会議で再検討しましょう。
他の参加者の集中が途切れた場合のリフレッシュ
会議が長引いた際は、以下のように適切なタイミングで短い休憩を取り、集中力を回復させることで会議の効果を維持します。
休憩後、司会者が再開をリードしましょう。
Let’s take a quick five-minute break to recharge, and we’ll resume right after.
集中力を回復するために5分間の短い休憩を取り、すぐに再開しましょう。
場の雰囲気を和らげるためのフレーズ
会議中に和やかな雰囲気を保つことで、参加者全員がリラックスし、意見交換がしやすくなります。
以下のような場を和ませるためのフレーズを活用し、柔軟な進行を心がけましょう。
Feel free to jump in if you have any thoughts.
何かご意見があれば、気軽にご参加ください。
Let’s keep things light – no pressure.
リラックスして、プレッシャーなく進めましょう。
It’s a good time to pause and refresh, so we can continue with fresh perspectives.
新鮮な気持ちで続けられるように、今は少し休憩をとりましょう。
まとめ
英語会議の司会進行を成功させるためには、フレーズや進行テクニックを身に付け、自信を持って臨むことが大切です。
しかし、より高いレベルを目指す方には、専門的なサポートを受ける方法もあります。
当社のビジネス英語特化コーチングサービスでは、下記内容のプログラムを個人のレベルに合わせて提供しています。
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