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 英語できない人必見!海外赴任までに英語力を向上させるロードマップ

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「英語できないと海外赴任に行けないの?」

「海外赴任に行くんだけど、英語できない!どんな勉強をすればいい?」

「海外赴任に向けて英語の勉強をしたいんだけど、おすすめの参考書が知りたい」

海外赴任を控えているビジネスマンの方で、このような悩みや疑問を抱えている方はいませんか?

海外赴任で必要な英語力は下記のようにさまざまな要素で異なりますが、現地での生活がしやすくなるとともに、自信を持って海外赴任に行けるようになることから、出発前にしっかりと英語を勉強しておくことがおすすめです。

  • 赴任先
  • 業務内容・職種
  • 取引先

本記事では、「英語できない」と悩む海外赴任を控えたビジネスマンを対象に、具体的な勉強法やおすすめの参考書を紹介します。 

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もくじ
  1. 【結論】英語できない人でも海外赴任に行けるが、出発前に英語の勉強をしておこう!
  2. 海外赴任で必要な英語力はどれくらい?【赴任先・業務内容・取引先によって異なる】
    1. 赴任先
    2. 業務内容・職種
    3. 取引先
  3. 海外赴任先で英語ができないことによって起こりうる事態
    1. 業務を円滑に進められない
    2. 周囲から孤立する
    3. 情報の取得が遅れてビジネスチャンスを喪失する
    4. 緊急時の対応が遅れてしまう
    5. 上司や取引先からの評価が低くなる
    6. プライベートにも支障が出る
  4. 【英語できない人必見】海外赴任を控えた人がやるべき英語の勉強をステップ別に解説
    1. STEP1: 中学生レベルの英単語と英文法を総復習する
    2. STEP2: 英語の発音や音の変化のルールを身につける
    3. STEP3: シャドーイングを通じて英語のリスニング力を高める
    4. STEP4: 多読を通じてリーディング力を高める
    5. STEP5: 瞬間英作文を通じて英語を口に出すための瞬発力を身につける
    6. STEP6: オンライン英会話でスピーキングの実践練習を行う
  5. 【分野別】海外赴任を控えている人におすすめの参考書
    1. 【英単語】『中学校3年間の英単語が1ヶ月で1000語覚えられる本』
    2. 【発音】『新装版 オバケの英語』
    3. 【シャドーイング】『決定版 英語シャドーイング[超入門]』
    4. 【多読】ラダーシリーズ
    5. 【瞬間英作文】『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
  6. 海外赴任前に英語を勉強する際に意識したいポイント
    1. インプットとアウトプットのバランスを考える
    2. 自分に合った方法と教材を使って学習する
    3. スキマ時間も有効に活用して毎日英語の勉強に取り組む
  7. 短期間で効率的・飛躍的に英語力を伸ばすのであれば英語コーチングがおすすめ!
  8. 海外赴任を控える英語できない人はプログリットを検討しよう!
    1. 【事例①】3ヶ月でアメリカへ。隙間時間を有効活用し、海外赴任でも役立つ英語力を習得!
    2. 【事例②】英語はキャリア形成に欠けている、最大のピースでした。
  9. まとめ:英語できない人でも海外赴任に行けるが、英語力を身につけた方が俄然良い!

【結論】英語できない人でも海外赴任に行けるが、出発前に英語の勉強をしておこう!

まず、結論を申し上げると「英語できない」という人でも海外赴任に行けます。

それは、海外赴任先で必要な英語力は下記のようにさまざまな要素で異なるからです。

  • 赴任先
  • 業務内容・職種
  • 取引先

海外にいるのに日本語だけで仕事ができるというケースもあります。

しかし、現地での生活がしやすくなるとともに、海外赴任に対する不安が軽減されることから、海外赴任前にある程度の英語力を身につけておくことが望ましいです。 

海外赴任で必要な英語力はどれくらい?【赴任先・業務内容・取引先によって異なる】

前章でも説明しましたが、海外赴任で必要な英語力の目安は、下記のようにさまざまな要素で異なるため一概には言えません。

  • 赴任先
  • 業務内容・職種
  • 取引先

本章では、それぞれの要素について詳しく説明します。 

赴任先

まず、赴任先についてですが英語圏の国である場合と、そうでない場合とで求められる英語力が異なります。

それぞれのパターンで求められる英語力の目安について見ていきましょう。 

英語圏の国の場合

下記のような英語圏の国に海外赴任する場合は、英語が母国語の人と対等にコミュニケーションが取れる高いレベルの英語力が求められます。

  • アメリカ
  • イギリス
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド

具体的には、TOEIC800点以上の英語力があることが望ましいです

TOEIC800点のすごさや勉強法などについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事もお読みください。

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非英語圏の国の場合

下記は、2023年にEducation Firstが発表した非英語圏の国や地域の英語力をランキング化したものです。

出典:Education First 「EPI EF英語能力指数 -世界113か国・地域の英語能力ランキング

この結果と見ると、日本は87にランクインしており、「低い英語能力」のカテゴリーに入っています。

日本よりもランクが高い国に赴任する場合は、少しでも高い英語力を身につける努力が必要です。

しかし、日本と同じ「低い英語能力」、あるいは「非常に低い英語能力」のカテゴリーに分類されている国であれば現地人も英語を得意にしている人が少ない可能性が高いので、英語力は重視されません。

日常会話ができるレベルの英語力を身につけておけば、十分でしょう。 

業務内容・職種

業務内容や職種によっても、求められる英語力は大きく異なります。

例えば営業職であれば、下記のようにさまざまな場面でコミュニケーションを取る必要があることから高い英語力が求められるケースが多いです。

  • 商品やサービスの紹介
  • 商談をまとめる交渉力
  • 相手のニーズを汲み取る傾聴力
  • プレゼンテーションスキル
  • 取引先と信頼関係を築けるコミュニケーションスキル

その一方で、SEの場合は英語力よりも技術力の方が重視される傾向があるため、高い技術力があれば多少英語が不自然であっても問題視されることはありません。

あなたの業務内容や職種で必要な英語力の目安について、過去の海外赴任者に確認してみることがおすすめです。 

取引先

取引先によっても必要な英語力は大きく異なります。

現地企業との取引が多い場合は、メールのやり取りから会議まで全て英語で行われることから高い英語力があると安心です。

しかし、日系企業が主な取引先である場合は、業務で英語を使う機会はかなり限られてきます。

海外赴任に行く前に、取引先についてリサーチしてみると良いでしょう。 

英語力に不安がある方でも、転職を目指せる英語力が身につきます

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海外赴任先で英語ができないことによって起こりうる事態

英語ができなくても海外赴任に行けることをお伝えしましたが、下記のような事態が起こりうる可能性があるので注意してください。

  • 業務を円滑に進められない
  • 周囲から孤立する
  • 情報の取得が遅れてビジネスチャンスを喪失する
  • 緊急時の対応が遅れてしまう
  • 上司や取引先からの評価が低くなる
  • プライベートにも支障が出る

本章では、それぞれの事態について詳しく説明します。

これらの事態について事前に知っておくことで、英語ができないまま海外赴任に行ったときに「知らなかった」「こんなはずではなかった」と後悔するリスクを軽減できるでしょう。 

業務を円滑に進められない

英語ができないまま海外赴任に行くと、業務を円滑に進められない可能性があります。

海外赴任先では、同僚や取引先とのコミュニケーションを英語で行うことが一般的です。

特にビジネスシーンでは、言葉の細かいニュアンスや専門用語まで理解することが求められます。

英語ができないと意思疎通が難しくなり、誤解や伝達ミスが発生しやすくなるでしょう。

誤解や伝達ミスが発生すると、業務をスムーズに進められなくなってしまいます。 

周囲から孤立する

赴任先の同僚の多くが現地人である場合は特に、同僚が雑談で盛り上がっていても会話に入っていけず、孤独を感じることがあるかもしれません。

言葉が通じなくても信頼関係や人間関係は築けると考える方もいるかもしれませんが、仕事における関係性は異なります。

言葉を通じたコミュニケーションが必要不可欠です。

仕事や業務とは関係ない雑談や日常会話が、仕事上での連携や思わぬ仕事の成功につながることがあります。

英語力は海外赴任の成否を決める要素の1つであると言っても過言ではないでしょう。

最低でも日常会話レベルの英語ができるようにしておくことが求められます。 

情報の取得が遅れてビジネスチャンスを喪失する

英語ができないと、海外赴任先で情報の取得が遅れてビジネスチャンスを喪失する恐れがあります。

それは、ビジネス界における最新情報はまずは英語で発信されることが一般的であるからです。

英語力が不足していると、情報の理解や分析に時間がかかってしまい、競合他社よりも遅れてチャンスを奪われてしまいます。 

緊急時の対応が遅れてしまう

英語ができないと、海外赴任先で緊急時やトラブルが発生したときに情報収集や適切な対応が遅れて、さらなる問題が発生する可能性が高まります。

特に安全に関する情報や手続きを理解して迅速に対応できないと、最悪の場合命を落とすこともあるでしょう。 

上司や取引先からの評価が低くなる

海外赴任先で英語ができないと、上司や取引先からの評価が低くなってしまうかもしれません。

理由は、英語力が低いと相手とスムーズに意思疎通が行えず、成果を十分に発揮できないと見なされる可能性があるからです。

例えば、海外では会議中に積極的に発言することが求められます。

筆者もオーストラリアの企業に勤めていたことがありますが、会議中にはいつも” What do you think?”や” How about you?”と聞かれていました。

海外では、「会議中に意見を言わない人=仕事ができない人」と認識される可能性が高いです。

そのため、海外赴任先ではどれだけ一生懸命仕事をしても、英語力が不十分で自分の意思をしっかりと表示ができないと上司や取引先から「仕事ができない人」というレッテルを貼られて評価が低くなる恐れがあるので注意してください。 

プライベートにも支障が出る

海外赴任先で英語ができないと、仕事だけでなくプライベートにも支障をきたします。

下記のようにさまざまなトラブルが発生し、不便を感じるでしょう。

  • スーパーやレストランで商品やメニューを理解できず、間違ったものを購入・注文する
  • 公共の交通機関での行き先表示やアナウンスが理解できず、迷ったり移動に時間がかかってしまったりする
  • 病院での診察や警察への相談がスムーズに行えず、必要なサポートが受けられない
  • 住居契約や銀行口座の手続きで書類や説明を理解できず、不利になる

現地での生活が上手くいかないと、居心地が悪くなって出かけるのが億劫になってしまい、上手くストレス発散ができなくなります。

ストレスがたまるとホームシックにかかってしまったり、最悪の場合はうつ病などの精神疾患を引き起こしたりする恐れがあることから、これは軽視すべき問題ではありません。 

【英語できない人必見】海外赴任を控えた人がやるべき英語の勉強をステップ別に解説

前章では、海外赴任先で英語ができないことによって起こりうる事態について説明しましたが、このような事態を避けるためにも、海外赴任前にはある程度の英語力を身につけておくことが大切です。

「英語できない」と悩んでいる人や苦手意識がある人は、下記のようなステップを踏んで、基本的な英語力を身につけましょう。

STEP1: 中学生レベルの英単語と英文法を総復習する

STEP2: 英語の発音や音の変化のルールを身につける

STEP3: シャドーイングを通じて英語のリスニング力を高める

STEP4: 多読を通じてリーディング力を高める

STEP5: 瞬間英作文を通じて英語を口に出すための瞬発力を身につける

STEP6: オンライン英会話でスピーキングの実践練習を行う

本章では、それぞれのステップについて詳しく説明します。 

STEP1: 中学生レベルの英単語と英文法を総復習する

まずは、中学生レベルの英単語と英文法を総復習します。

薄い問題集や単語帳で構わないので3〜5周ほど繰り返し、テキストに書かれている内容や掲載されている単語をしっかり頭に入れましょう。

最初は1周終わらせるのに時間がかかりますが、徐々にペースが上がってくるので安心してください。 

STEP2: 英語の発音や音の変化のルールを身につける

次に、英語の発音や音の変化のルールを身につけてください。

どれだけ英文法や英単語の知識が完璧であっても、相手に伝わらなければコミュニケーションが成立せず意味がないからです。

下図からもわかるように、英語には日本語にない音が数多く存在します。

 母音の数子音の数
日本語513
英語1524

また、下記のような英語特有の音声変化のルールもあります。

スクロールできます
音声変化のルール内容・例
音の連結前の単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まる場合、その子音と母音の音が連結する”shut up”は「シャット アップ」ではなく、”t”と”u”が連結して「タ」のような音になり、「シャラップ」 と読む
音の消失破裂音(p /b / k / g / t / d)で前の単語が終わり、次の単語が子音で始まる場合、破裂音は発音されずに消失する“Good morning.” は「グッド モーニング」ではなく、「グッモーニング」と読む
フラップの”t”“t”が母音で挟まれた場合、”t”は「トゥ」という発音ではなく、「ラ行」のような音に変化する“water”は「ウォーター」ではなく「ワラ」と読む
弱形冠詞・前置詞・代名詞などの機能語は文中では弱く発音されるというルール“him”は「ヒム」ではなく「ィム」と読む

カタカナ英語だけでは太刀打ちできません。

英語の発音や音の変化について勉強することが大切です。

筆者は、『オバケの英語』(詳細は次章参照)という本を使って英語の発音や音声変化のルールの基本を身につけ、自分が好きな洋楽の曲をそれらのルールに従って歌い続けているうちに英語特有の音を身につけました。

1〜2ヶ月ほどの短期間でできることと、楽しみながらできることからおすすめの学習方法です。 

STEP3: シャドーイングを通じて英語のリスニング力を高める

そして、シャドーイングを通じてリスニング力を鍛えます。

シャドーイングとは、教材やスクリプトを見ないで英語の音声だけを聞いて、それを真似して発音する学習方法です。

学習効果を高めるためには、正しいやり方で取り組むことと、下記の点に留意して自分に合った教材を選ぶことが大切です。

  • スクリプトがついている教材を選ぶ
  • 自分の英語レベルに合っている英文(英語の音声を聞いて5060%程度内容が理解できるもの)を選ぶ
  • 自分の興味関心があるテーマの英文を選ぶ

【正しいシャドーイングのやり方】

1. スクリプトを見ないで英語の音声だけを聞き、大まかな内容を掴む

2. スクリプトを見ないで英語の音声だけを頼りに1回シャドーイングする。この際に、自分の声を録音する

3. 録音した自分の音声を聞きながら、上手に発音できなかった部分や、ついていけなかった部分などをチェックする

4. スクリプトを確認しながら英文全体の内容を理解するとともに、自分が聞き取れなかった部分や発音できなかった部分の答えを確認する

5. スクリプトを見ないで再びシャドーイングに挑戦する。何度か繰り返して行い、慣れてきたら英文の意味や内容に意識を向けながらシャドーイングする

シャドーイングの正しいやり方やおすすめの教材について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

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STEP4: 多読を通じてリーディング力を高める

「多読」とは、簡単な英語で書かれた文章をたくさん読み込む学習方法のことです。

多読を通じて、英語の文章を英語の語順で理解することができるようになります。

やり方は簡単で、下記のルールを守って英語の本を読むだけです。

  • 自分の興味関心がある英文を選ぶ。読んでいて「つまらない」と感じたら他の英文に移る
  • 自分の英語レベルに合った英文を選ぶ。辞書を使わなくても8090%程度理解できる英文が望ましい。
  • 英文を後ろから返り読みするのではなく、英語を英語の語順で理解しようとする。
  • 辞書を引かない。わからない単語やフレーズが登場した時には意味を推測する。

下記の記事では、多読におすすめの本やアプリ、オンライン教材を英語のレベル別に紹介しています。

興味がある方は、こちらもあわせてお読みください。

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STEP5: 瞬間英作文を通じて英語を口に出すための瞬発力を身につける

「瞬間英作文」とは、日本語の文章を見ながら英文法や語彙の知識を駆使して口頭で瞬時に英文に変換するという勉強法です。

下記の点に留意しながら取り組んでください。

  • 英文を暗記しないこと
  • 58周ほど繰り返すこと
  • 英語に変換する際には頭でイメージするのではなく、必ず口に出すこと

瞬間英作文についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みください。

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STEP6: オンライン英会話でスピーキングの実践練習を行う

最後に、オンライン英会話でスピーキングの実践練習を行いましょう。

通学型の英会話スクールでも良いですが、下記の理由よりオンライン英会話の方がおすすめです。

  • コストが抑えられるから毎日受講しやすい
  • 自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けられるから、忙しい社会人でも継続しやすい
  • 通学にかかる時間・労力・お金を節約できる

しかし、オンライン英会話を受講するだけでは英語力は伸びません。

それは、オンライン英会話のレッスンでは講師とのやり取りを通じて実践的なスキルを磨くことができるものの、それを定着させることが難しいからです。

下記の点に留意し、自分なりに努力や工夫をすることが大切です。

  • 可能な限り毎日レッスンを受講する
  • 自分の英語力や学習目的に合った教材や講師を選ぶ
  • レッスン中は積極的に英語を話す
  • レッスンの予習と復習は必ず行い、新出の単語とフレーズは覚える
  • 新たに覚えた単語やフレーズを実際にレッスンで使ってみる

オンライン英会話の学習効果や期間別に感じられる効果についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

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【分野別】海外赴任を控えている人におすすめの参考書

つづいて、下記の5つの分野別に海外赴任を控えている人におすすめの参考書を紹介します。

  • 英単語
  • 発音
  • シャドーイング
  • 多読
  • 瞬間英作文

何を使って英語の勉強をすれば良いか分からないと困っている人は、ぜひ参考にしてください。 

【英単語】『中学校3年間の英単語が1ヶ月で1000語覚えられる本』

出典:Amazon

本の長さ136ページ
出版社かんき出版
発売日2020年4月3日
価格(税込)1,320円

『中学校3年間の英単語が1カ月で1000語覚えられる本』は、英単語を覚えるのが苦手な人におすすめの本です。

この本で紹介されている「1ヶ月1000単語習得メソッド」で学習すれば、わずか1ヶ月で中学生が身につけるべき英単語1,000単語を無理なく習得できます。

また、それぞれの単語の読み方がカタカナと発音記号付きで表記されており、音声もついているため正しい単語の発音を身につけることが可能です。

「1ヶ月1000単語習得メソッド」は4050代の方にも効果があることが実証されていることから、「もう若くないし単語の暗記なんて無理そう…」と不安に思っている方でも安心です!

>> 『中学校3年間の英単語が1カ月で1000語覚えられる本』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

【発音】『新装版 オバケの英語』

出典:宝島CHANNEL

本の長さ221ページ
出版社宝島社
発売日2015年1月17日
価格(税込)1,926円〜(Amazon)

『新装版 オバケの英語』は、正しい英語の発音が学べる本です。

英語を発音する際の唇の動きについて、ゴマ、ちくわ、ミニトマトなど身近なものを使って説明されているため、イメージしやすいです。

前章でも紹介しましたが、筆者もこの本を使って英語の発音を習得しました。

一般的な英語の発音の本とは異なり、ストーリー形式の本であることが特徴です。

次はどんな話だろうと気になってしまい、ページを捲る手が止まりませんでした。

楽しみながら英語の発音を身につけたい人におすすめです。

>> 『新装版 オバケの英語』についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ 

【シャドーイング】『決定版 英語シャドーイング[超入門]』

出典:Amazon

本の長さ210ページ
出版社コスモピア出版
発売日2008年4月25日
価格(税込)1,848円

『決定版 英語シャドーイング[超入門]』は、リスニング力と英会話力を同時に伸ばすことを目指した教材です。

日常会話や海外旅行での英会話など、実践的な英文がシャドーイングの題材として取り上げられています。

「初めまして」といった簡単な英語の挨拶から始まり、徐々にレベルが上がって最終的にはVOAニュースやインタビューなど少し難しい英文のシャドーイングにチャレンジするためやりがいを感じられるでしょう。

綴じ込み式の記録手帳(48ページ)が付録としてついており、毎日の学習時間を記録することで高いモチベーションを維持しながらシャドーイングに取り組めます。

>> 『決定版 英語シャドーイング[超入門]』についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ 

【多読】ラダーシリーズ

出典:ラダーシリーズ特設サイト

「ラダーシリーズ」とはIBCパブリッシング社が出版している洋書シリーズのことです。

下記のように、英語力に合わせて5つのレベルに分かれています。

 Level 1Level 2Level 3Level 4Level 5
使用語彙数1,000語1,300語1,600語2,000語制限なし
TOEICスコアの目安300〜400点400〜500点500〜600点600〜700点700点以上
英検取得級の目安英検4級英検3級英検準2級英検2級英検準1級以上
iTEPの目安0.0〜1.01.0〜2.02.0〜3.03.0〜4.04.0以上

100以上ものタイトルがあるとともに、小説から伝記・フィクションまでさまざまなジャンルがあるため、あなたの興味関心に合った本が見つかるでしょう。

>> IBCパブリッシング社の「ラダーシリーズ」についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ 

【瞬間英作文】『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

出典:Amazon

本の長さ205ページ
出版社ベレ出版
発売日2006年10月25日
価格(税込)1,980円

STEP5: 瞬間英作文を通じて英語を口に出すための瞬発力を身につける」でも説明しましたが、『瞬間英作文』とは、中学レベルの英文法や英単語の知識を駆使しながら、スピーディーかつ大量に口頭で英作文する勉強方法です。

瞬間英作文に継続的に取り組むことで頭の中に英語回路が出来上がり、英語を話すための土壌が出来上がります。

20年前に発売された書籍ではありますが、今でも多くの英語学習者に愛用されているベストセラー本です。

>> 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ

海外赴任前に英語を勉強する際に意識したいポイント

海外赴任前に英語を勉強する際には、下記の3点を意識して取り組むことで学習効果が高まります。

  • インプットとアウトプットのバランスを考える
  • 自分に合った方法と教材を使って学習する
  • スキマ時間も有効に活用して毎日の英語の勉強に取り組む

本章では、それぞれの点について詳しく解説します。 

インプットとアウトプットのバランスを考える

「英語できない」と悩む英語初心者によくあることですが、英単語や英文法などの「インプット」に偏った勉強をしてしまいがちです。

確かに知識を身につけることも大切ではありますが、「身につけた知識」=「使える知識」にはならないので注意してください。

いざ英語を話したり、書こうとしたりすると「これ英語で何て言うんだっけ?」「勉強したのに出てこない!」と思うことはよくあることです。

これが「身につけた知識」が「使える知識」になっていない状態です。

このような事態を防ぐためには、普段の英語学習の時から、覚えた単語やフレーズをオンライン英会話や英語日記などで積極的に活用する必要があります。

インプットとアウトプットの理想的な割合は8:2から7:3と言われています。

この比率を意識しながら、英語を学習する際にはインプットだけでなくアウトプットする機会も必ず作りましょう。 

自分に合った方法と教材を使って学習する

英語学習の効果を最大限に高めるためには、自分に合った方法と教材を使って学習することが大切です。

自分の英語力よりも高いレベルの教材を使ってしまうと、難しすぎてモチベーションが下がってしまい、学習を挫折するリスクが高まります。

逆に、簡単すぎる教材を選ぶと得られる学習効果が少なく、時間と労力を無駄にすることにつながるでしょう。

「英語できない」と悩む初心者の人にとって、自分に合った学習方法や教材を自分で選ぶことは簡単なことではありません。

そのため、英語教育の専門家やプロに相談することがおすすめです。

スキマ時間も有効に活用して毎日英語の勉強に取り組む

海外赴任を控えている人は、スキマ時間を有効に活用して毎日英語の学習に取り組みましょう。

理由は、毎日英語に触れることで前回学んだ内容を思い出したり復習したりするための時間や労力が減って効率的な学習を実現できるからです。

週末にまとめて1時間学習するよりも、毎日5〜10分学習をした方が学習効果は高いです。

下記のようなスキマ時間を有効活用して、毎日英語に触れる努力をしてください。

  • 通勤時間
  • レストランや病院などの待ち時間
  • ランチタイムなどの空き時間
  • 家事の合間
  • テレビを視聴している際のCMの時間

短期間で効率的・飛躍的に英語力を伸ばすのであれば英語コーチングがおすすめ!

英語の勉強の重要性は理解しつつも、毎日仕事で忙しくて英語の学習時間を確保できない、悠長に勉強していられないと考えているビジネスマンも多いでしょう。

短期間で効率的、かつ飛躍的に英語力を伸ばしたいと考えるのであれば、英語コーチングを受講することをおすすめします。

英語コーチングとは、学習者に専任のコンサルタントがついて1〜3ヶ月の短期間で集中的に英語力を向上させることを目指すサービスです。

カリキュラムは各学習者のニーズや苦手分野に合わせてカスタマイズされるため、学習の質が高まり効率的に英語力が向上します。

また、英語教育のプロがあなたの英語学習を徹底的にサポートしてくれるため、挫折するリスクも低いです。

海外赴任が迫っており自身の英語力を上げる必要がある人、海外赴任に行きたいものの英語力が不足していて名乗りを上げられない人はぜひ英語コーチングサービスの受講を検討してみてください。 

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海外赴任を控える英語ができない人には、プログリットの英語コーチングサービスをおすすめします。

【海外赴任を控える英語できない人にプログリットがおすすめな理由】

  • TOEICスコア平均115アップ!3ヶ月の短期集中で英語力が飛躍的に向上する
  • 第二言語習得論と1万人以上のデータに基づいた科学的な専用カリキュラムを提供しているため、高い学習効果を期待できる
  • 英語学習の専門家があなたを二人三脚で徹底サポートしてくれるため、仕事が忙しくても挫折する可能性が低い!(2023年2月末時点のプログラム完遂率96%)
  • 30日間全額返金保証サービスがあるため、時間とお金を無駄にすることがない!

下記は、プログリットの英語コーチングサービスを通じて海外赴任を成功させた方の事例です。

【事例①】3ヶ月でアメリカへ。隙間時間を有効活用し、海外赴任でも役立つ英語力を習得!

アメリカに転勤することが決まり、赴任までの3ヶ月間で集中的に英語の学習に取り組もうと考えて出会ったのがプログリットでした。

プログリットのコーチングを通じて、受け身ではなく主体的に学習することができました。

ゴールを達成しようと意欲的に取り組めました。

また、時間の使い方が変わり、通勤時間などの隙間時間を英語学習の時間に有効活用できたのも大きかったです。

結果として、周囲に「留学していたの?」と聞かれるほど英語力を大きく向上させることにつながりました。

(Y・D氏)

【事例②】英語はキャリア形成に欠けている、最大のピースでした。

製薬会社からコンサルティング業界に転職し、英語ができないことで機会損失をしていることに気づきました。

複数の英語コーチングサービスを比較検討しましたが、最も科学的で説得力があったため、プログリットを選びました。

初回の無料カウンセリングで、私の英語力を向上させるためにやるべきことを明確に示してくれたのです。

コンサルタントの方がリードしてくれたおかげで、迷うことなく効率的に学習を進められました。

プログリットの英語コーチングを受ける前は、社内の「海外勤務の人材リスト」にも入っていなかったと思うのですが、先日ベルギーへの赴任者に選出されました。

現在は、社内で英語ができることをアピールし、仕事の幅を広げつつあります。

(A・K氏)

プログリットの英語コーチングを通じて、あなたの海外赴任を成功させましょう。

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まとめ:英語できない人でも海外赴任に行けるが、英語力を身につけた方が俄然良い!

英語ができない人でも海外赴任には行けますが、下記のようにさまざまな懸念があることから出発前にある程度の英語力を身につけておくことが望ましいです。

  • 業務を円滑に進められない
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  • 緊急時の対応が遅れてしまう
  • 上司や取引先からの評価が低くなる
  • プライベートにも支障が出る

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(Learning Labs)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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もくじ
  1. 【結論】英語できない人でも海外赴任に行けるが、出発前に英語の勉強をしておこう!
  2. 海外赴任で必要な英語力はどれくらい?【赴任先・業務内容・取引先によって異なる】
    1. 赴任先
    2. 業務内容・職種
    3. 取引先
  3. 海外赴任先で英語ができないことによって起こりうる事態
    1. 業務を円滑に進められない
    2. 周囲から孤立する
    3. 情報の取得が遅れてビジネスチャンスを喪失する
    4. 緊急時の対応が遅れてしまう
    5. 上司や取引先からの評価が低くなる
    6. プライベートにも支障が出る
  4. 【英語できない人必見】海外赴任を控えた人がやるべき英語の勉強をステップ別に解説
    1. STEP1: 中学生レベルの英単語と英文法を総復習する
    2. STEP2: 英語の発音や音の変化のルールを身につける
    3. STEP3: シャドーイングを通じて英語のリスニング力を高める
    4. STEP4: 多読を通じてリーディング力を高める
    5. STEP5: 瞬間英作文を通じて英語を口に出すための瞬発力を身につける
    6. STEP6: オンライン英会話でスピーキングの実践練習を行う
  5. 【分野別】海外赴任を控えている人におすすめの参考書
    1. 【英単語】『中学校3年間の英単語が1ヶ月で1000語覚えられる本』
    2. 【発音】『新装版 オバケの英語』
    3. 【シャドーイング】『決定版 英語シャドーイング[超入門]』
    4. 【多読】ラダーシリーズ
    5. 【瞬間英作文】『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
  6. 海外赴任前に英語を勉強する際に意識したいポイント
    1. インプットとアウトプットのバランスを考える
    2. 自分に合った方法と教材を使って学習する
    3. スキマ時間も有効に活用して毎日英語の勉強に取り組む
  7. 短期間で効率的・飛躍的に英語力を伸ばすのであれば英語コーチングがおすすめ!
  8. 海外赴任を控える英語できない人はプログリットを検討しよう!
    1. 【事例①】3ヶ月でアメリカへ。隙間時間を有効活用し、海外赴任でも役立つ英語力を習得!
    2. 【事例②】英語はキャリア形成に欠けている、最大のピースでした。
  9. まとめ:英語できない人でも海外赴任に行けるが、英語力を身につけた方が俄然良い!
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