「TOEICの850点って取るの難しいの?どれくらいすごいの?」
「TOEIC850点のスコアを取るのにどうやって勉強すればいいの?」
TOEIC850点に興味がある方で、このような悩みをお持ちの方はいませんか??
実はTOEIC850点は全受験者の上位10%以内に入る高得点で、これほどの高得点を取るのは「すごい」ことと評価されています。
しかし、正しい方法と教材を使って取り組めば、決して取得するのが不可能なスコアではありません。
本記事ではTOEIC850点の難易度と、その取得に向けた効果的な学習法について、詳しく解説します。
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TOEIC850点はどれくらいすごいの?
TOEIC850点のすごさは、下記の通りです。
- 全受験者の上位10%以内に入る
- 正答率は85〜90%
- CEFRはB2レベル
本章ではTOEIC850点のすごさについて、さらに詳しく解説します。
全受験者の上位10%以内に入る
TOEICが公開している2024年度の公式データによると、845点以上の取得者は全受験者のわずか9%程度となっています。
つまり、この点数帯に到達できれば、トップ1割の実力者として評価されるということです。
ただし、TOEICのスコア分布は試験回によって受験集団が異なるため、上位10%のラインは変動することがあります。
出典:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「公式データ・資料」
正答率は85%以上
TOEICの満点は990点なので、TOEIC850点を取るには85.9%の正答率が必要です。
TOEICは全200問のマークシート形式なので、85%の正答率を達成するには170問を正解し、ミスを30問以内に収めなければなりません。
パートごとにみると、リスニングとリーディングの配点はそれぞれ495点なので、バランスの良いスコアを目指すのであれば、各パートで480点以上を取得してミスは15問までに抑えることが求められます。
全体で1割程度しかミスできないため、非常に高いハードルといえるでしょう。
CEFRはB2レベル
文部科学省のデータによると、TOEIC785点以上はCEFRのB2レベルに匹敵します。
CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略称で、英語力を評価する国際基準の1つです。もともとはヨーロッパで開発された言語能力の評価システムで、現在は世界中で活用されています。
この基準は、言語スキルを正確に測定し、グローバルな人材評価を可能にする目的で作られました。
引用元:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」
CEFRのB2レベルは「中上級レベル」で、CEFRの6段階評価の上から3番目に位置します。
B2レベルの英語力があれば、日常生活のあらゆる場面で自然に英語でのやり取りができます。
また、ビジネスの実務においても、ある程度スムーズなコミュニケーションが可能です。
TOEIC850点の難易度を他の英語資格で換算
TOEIC850点がほかの英語資格でどのくらいのレベルなのか気になる人も多いのではないでしょうか。
TOEIC850点を他の英語資格に換算すると、下記の通りです。
- 英検準1〜1級レベル
- TOEFL iBT90〜99点レベル
- IELTS Overall 6.5
本章では、それぞれの資格との換算についてさらに詳しく解説します。
英検準1〜1級レベル
TOEIC850点は、英検では準1〜1級レベルとされています。
TOEICの点数を英検の級に換算すると、以下のようになります。
TOEICの点数 | 英検の級 |
---|---|
945点以上 | 英検1級 |
785点以上 | 英検準1級 |
550点以上 | 英検2級 |
225点以上 | 英検準2級 |
120点以上 | 英検3-5級 |
出典:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」
学生時代に英検を受けたという方は、上記の表を参照することでTOEIC850点の難易度が想像しやすいのではないでしょうか。
TOEFL iBT90〜99点レベル
TOEIC850点をTOEFL iBTに換算すると、90〜99点になります。
下表は、TOEICの点数をTOEFL iBTの点数に換算したものです。
TOEICの点数 | TOEFL iBTの点数 |
---|---|
945点以上 | 95~120点 |
785点以上 | 72~94点 |
550点以上 | 42~71 点 |
225点以上 | ー |
120点以上 | ー |
出典:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」
TOEFLは、主に海外の大学・大学院への進学や帰国子女の国内大学入試に必要とされる英語資格試験です。
4技能を測る試験で、各技能30点満点でトータル120点満点です。
下記の記事では、TOEFL iBTのスコア基準について詳しく解説しています。
興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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IELTS Overall 6.5
TOEIC850点は、IELTS Overallに換算すると6.5となります。
TOEICの点数をIELTSのスコアに換算すると下記の通りです。
TOEICの点数 | IELTS Overall |
---|---|
945点以上 | 7.0-8.0 |
785点以上 | 5.5-6.5 |
550点以上 | 4.0-5.0 |
225点以上 | 3.0 |
120点以上 | 2.0 |
出典:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」
IELTSもTOEFL iBTと同様に海外の大学や大学院への留学、あるいは海外移住の際に活用される試験です。
成績は、4技能ごとに1~9の段階評価で示されます。各スキル毎の個別バンドと総合評価としてのオーバーオール・バンドスコアは0.5刻みで点数付けされます。
IELTSのスコア基準についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてお読みください。
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社会人がTOEIC850点を取得するメリット
社会人がTOEIC850点を取得するメリットは下記の通りです。
- 転職活動で他の応募者と差別化を図れる
- 外資系企業も視野に入れて転職活動ができる
- 昇進や昇格がしやすくなり、年収アップが期待できる
本章では、それぞれのメリットについてさらに詳しく解説します。
転職活動で他の応募者と差別化を図れる
先ほどご紹介したとおり、TOEIC850点取得者は全受験者の上位10%しかいないので、転職活動において大きなアドバンテージとなります。
グローバル化が進むビジネス環境では、優れた英語力を持つ人材へのニーズが非常に高まっています。
以下は、TOEICが調査した「企業が重視するビジネスパーソンにとって必要なスキル」をまとめた表です。
回答企業の82.6%が重要なスキルとして「英語」を選択しました。
重要度 | |
---|---|
英語 | 82.6% |
コミュニケーションスキル | 80.7% |
問題解決力、実行力 | 72.3% |
リーダーシップ、組織のマネジメント能力 | 66.7% |
論理的な思考能力 | 61.2% |
基本的なビジネスマナー(適切な言葉遣い、立居振舞) | 60.2% |
自己管理能力(健康管理、時間管理) | 57.8% |
協調性、周囲への気遣い(チームワーク) | 56.8% |
プレゼンテーション能力 | 47.0% |
国際的なビジネス感覚 | 44.7% |
ITスキル | 39.8% |
国際人としての幅広い知識、教養 | 37.7% |
中国語 | 25.8% |
引用元:TOEIC「英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019」
そのため、TOEIC850点を取得している人は、そのニーズを満たす貴重な人材として高く評価されるでしょう。
特に、国際営業や海外マーケティング、外国人顧客対応といった英語を頻繁に使用する分野では、この実績があることでより責任の重いポジションや高収入の仕事に就く可能性が高まります。
下記の記事では、転職活動で必要なTOEICスコアの目安について詳しく解説しています。
興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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外資系企業も視野に入れて転職活動ができる
社会人でTOEIC850点レベルの英語力があれば、外資系企業への転職を目指すことも可能です。
外資系企業では社内のコミュニケーションや会議で英語を使用することが一般的であり、さらに海外クライアントとの商談も頻繁に行われるため、高い英語力が必須となります。
もちろん、採用基準には英語力以外の専門知識や経験も含まれますが、TOEIC850点以上のスコアがあれば、英語を使った業務を安心して任せられる人材として高く評価されるでしょう。
このスコアは、ビジネス英語に対応できる能力を示す客観的な証明となり、転職活動の大きな武器となります。
TOEIC850点を取得することで外資系企業を視野に入れた転職活動を進める準備が整い、英語を活用した新たなキャリアを切り拓くことができるでしょう。
昇進や昇格がしやすくなり、年収アップが期待できる
TOEIC850点の取得は、キャリアアップを目指すうえで強いアピールポイントになります。
特に、グローバル展開を進める企業では、昇進の条件としてTOEICスコアを採用しているケースが多いです。
以下の表は、「昇進や昇格の際に企業が求めるTOEICスコア」について企業にアンケートをとった結果をまとめたものです。
役職 | 要件としている | 参考としている | 新たに要件・参考とする可能性がある | 利用していない |
---|---|---|---|---|
係長・主任 | 10.8% | 17.0% | 10.2% | 61.4% |
課長 | 18.2% | 13.8% | 11.4% | 56.3% |
部長 | 10.2% | 13.6% | 10.4% | 65.2% |
役員 | 8.9% | 14.0% | 9.3% | 67.2% |
また、それぞれの役職で要件・参考とするTOEICスコアの平均は以下の通りです。
役職 | 要件・参考とするTOEICスコアの平均 |
---|---|
係長・主任 | 515 |
課長 | 530 |
部長 | 565 |
役員 | 600 |
引用元:TOEIC「英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019」
上記のデータを見ると、役員レベルでも求められるTOEICスコアの平均は600点程度です。
したがって、TOEIC850点を達成できれば昇進や昇格の可能性が格段に上がり、それに伴って年収の増加も期待できます。
TOEIC850点は、自身の市場価値を高めてキャリアをさらに広げるための強力な武器となるでしょう。
国際プロジェクトや海外赴任など業務の幅が広がる
TOEIC850点の英語力があれば、国際プロジェクトや海外赴任など業務の幅が広がります。
TOEIC800点以上の人材は、海外の商談や国際会議において内容を十分に理解し、主体的に参加できる実力があると見なされるからです。
国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によれば、海外業務に必要とされるTOEICスコアの目安は570~810点とのこと。
850点を取得していれば、ほとんどの企業で基準をクリアできます。
さらに同調査で、企業の約60%が海外出張や赴任の選考にTOEICスコアを利用していることが明らかになっています。
業務の幅を広げたいのであれば、TOEICで高得点を取得するのが近道といえるでしょう。
TOEIC850点を取得するための勉強法
TOEIC850点を取るためには、何をどのように勉強すればよいのか悩んでいる方も多いかと思います。
下記のような勉強法がおすすめです。
- 9,000語以上の語彙力を身につける
- 苦手なパートをなくす
- シャドーイングを通じて音声認識を自動化する
- 多読を通じて英文読解スピードを上げる
- 繰り返し公式問題集で演習を行う
具体的に見ていきましょう。
9,000語以上の語彙力を身につける
TOEIC850点を目指すには、約9,000語以上の語彙力が必要とされています。
以下の学習方法を実践するのが効果的です。
- TOEIC特化の英単語帳を活用する
- 問題演習を通じて語彙を増やす
- ノートにまとめて復習する
TOEIC頻出の英単語を網羅した単語帳を活用すれば、本番で高頻度で出題される単語から効率よくマスターすることができます。
単語帳を何度も反復することでたくさんの語彙を確実にインプットしていきましょう。
問題演習を進める中で、わからなかった英単語や見慣れない表現が出てきたら、その都度意味を調べて理解を深めましょう。
調べた単語はノートに記録し、定期的に見直すことで記憶の定着を図ってください。
特に、実際の問題で出会った単語は、文脈とともに覚えると記憶に残りやすくなります。
これらを実践することで、TOEIC850点に必要な語彙力を効率よく身につけることができるでしょう。
苦手なパートをなくす
TOEIC850点を目指すうえで、まず重要なのは自分の苦手なパートを特定・克服すること。
TOEICの学習では多くの人が得意分野に時間を費やしがちですが、実はこれは効率的な学習方法とはいえません。
確実にスコアを伸ばすためには、苦手分野に正面から向き合うことが重要です。
得意なパートを伸ばすよりも苦手なパートを改善するほうが、短期間で劇的な成果が期待できます。
また、苦手分野での得点が安定することで試験全体の得点のばらつきが減り、より確実に目標スコアを達成できるようになります。
弱点と向き合い、着実に克服していきましょう。
シャドーイングを通じて音声認識を自動化する
英語のリスニングには2つの重要なステップがあります。
- 音を正確に聞き取る
- 内容を理解する
母国語である日本語の場合、音の聞き取りは自動的にできるため内容の理解に集中できます。
一方、英語では訓練が不足していると音の聞き取りに意識を向ける必要があり、内容理解に十分な注意を払えなくなってしまいます。
その結果、英語を聞いても内容が頭に入ってこないという状況に陥りがちです。
この問題を解決する効果的な練習方法が、シャドーイング。
シャドーイングの手順は以下のとおりです。
- 音声を聞きながら内容を理解する
- 音声の英文を目で確認する
- 英文を見ながら、音声と同時に声を出す
- この練習を3回以上繰り返す
- 英文を見ずに音声と同時に声を出す
- さらに3回以上繰り返す
リスニング問題の復習時には、このシャドーイングを必ず取り入れることをおすすめします。
下記の記事では、シャドーイングのやり方について詳しく解説しています。
興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。
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多読を通じて英文読解スピードを上げる
多読を通じて英文読解スピードを上げましょう。
TOEICのリーディングセクションは時間との勝負。
制限時間内で高得点を取るには、英文を素早く読み進める力が必要不可欠といえます。
この読解力を効率的に伸ばすために、多読がとても効果的です。
多読の目的は英文の細かい部分にこだわらず、全体の意味を素早く把握することにあります。
多読では1つの文章を完璧に理解しようとするのではなく、できるだけ多くの英文に触れることを意識しましょう。
スピーディーに読み進めながら文章の大意を掴む練習を重ねることで、自然と読解スピードが向上していきます。
多読の教材選びには、ニュース記事や英語学習雑誌などがおすすめです。
下記の記事では、多読の効果的なやり方について詳しく解説しています。
興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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繰り返し公式問題集で演習を行う
TOEICのスコアアップには、公式問題集の反復が効果的です。
繰り返し演習を行うことには4つの目的があります。
- TOEICの出題形式に慣れる
- 長時間の集中力と適切な時間配分を身につける
- 自身の弱点を特定する
- 知識を補強し、定着させる
繰り返し演習を解き、出題形式に慣れることで2時間の試験時間を効率的に使えるようになり、実力を十分に発揮できます。
また、繰り返すことで弱点が明確になり、苦手分野を意識した対策が可能です。
苦手分野で取りこぼしていた点数を確実に獲得できるようになれば、効率的にスコアを伸ばすことができるでしょう。
4つ目の知識の補強については、演習中に遭遇する未習得の表現や忘れていた文法事項を丁寧に復習することで、着実に実力を積み上げることができます。
TOEIC850点を取得するのにおすすめの参考書
本章ではTOEIC850点以上を取るためにおすすめの参考書や教材を下記の分野別に紹介します。
- 単語
- 予想問題
- 難問対策
- リスニング
- リーディング
- 文法
それぞれのおすすめポイントについて詳しく説明していきます。
【単語】『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
出典:朝日新聞出版
本の長さ | 288ページ |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2017年1月6日 |
価格(税込) | 979円 |
TOEICの学習者に定評のある単語集です。
目標スコアに応じて必要な単語を効率的に学習できる構成になっています。
- 600点レベル:基礎的な400語
- 730点レベル:標準的な300語
- 860点レベル:発展的な200語
- 990点レベル:上級の100語
さらに、試験対策に役立つ補足的な単語集も収録されています。
- パート1重用語100
- 部署・職業名
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- 多義語
- 定型表現
TOEIC850点を目指すには語彙力が欠かせません。ぜひこの単語帳を入手して語彙力アップを目指しましょう。
>>『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
【予想問題】 『公式TOEIC Listening & Reading 問題集11』
出典:IIBC
本の長さ | 312ページ |
出版社 | ETS |
発売日 | 2024年7月17日 |
価格(税込) | 3,300円 |
この公式問題集は、本番試験の実践対策として非常に価値があります。
実際のテストと同じレベルと形式で作られており、リスニングパートでも本番と同じスピーカーによる音声が使用されているため、本番に寄せた練習ができます。
CDは付属ではないものの、リスニングセクションだけでなくリーディングセクションの音声もスマートフォンやパソコンにダウンロードできるため、より柔軟に音声学習を進められる仕様です。
この教材はTOEIC公式が作成しているため、数多くある問題集のなかでも本番対策として効果的な教材といえるでしょう。
>>『公式TOEIC Listening & Reading 問題集11』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
【難問対策】『公式TOEIC Listening & Reading 800+』
出典:IIBC
本の長さ | 376ページ |
出版社 | ETS |
発売日 | 2021年12月2日 |
価格(税込) | 3,300円 |
この問題集は、より難しい問題に焦点を当てた教材です。
これまでのTOEICテストで受験者が苦戦した問題をパートごとに収録しています。
850点レベルを目指す場合、標準的な問題を確実に解けることはもちろん、より難度の高い問題にも対応できる力が求められます。
特に、通常の公式問題集だけでは物足りないと感じる方は、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、この教材は上級者向けに作られているため、700点以上のスコアを安定的に取得できるようになってから使用することをおすすめします。
>>『公式TOEIC Listening & Reading 800+』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
【リスニング】『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』
出典:朝日新聞出版
本の長さ | 320ページ |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2018年7月20日 |
価格(税込) | 924円 |
東進ハイスクールで講師をしていた有名講師の森田鉄也先生が著者の演習用教材です。
パート1・2に特化した内容で、リスニング力の強化に最適です。
850点取得を目指すなら、この2つのパートでの高得点は必須でしょう。
この教材にはPart1で40問、Part2で200問と数多くの問題が含まれており、実践的な演習を繰り返し行うことができます。
また、収録されている問題は中級から上級レベルに焦点を当てており、高得点を目指す学習者にとって理想的な教材となっています。
この教材で繰り返し演習することで、パート1・2での確実な得点力が身につくはずです。
>>『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
【リーディング】『公式TOEIC Listening &Reading トレーニング2 リーディング編』
出典:IIBC
本の長さ | 本誌172ページ・別冊124ページ |
出版社 | ETS |
発売日 | 2023年12月4日 |
価格(税込) | 2,200円 |
この教材は、TOEICの公式が発行するリーディング対策に特化した問題集で利用者からの評価が高いです。
TOEIC850点取得には、リーディングセクションでの高得点が不可欠。
前述の公式問題集だけでは演習量が不足しがちですが、『公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編』を併用することで、その課題を解決できます。
この教材にはPart5からPart7までの実践的な問題が豊富に含まれており、1セットあたり18〜20問、全20セットという充実の内容です。
この問題数の多さを活かして集中的に演習することで、確実にリーディング力を向上させることができます。
>>『公式TOEIC Listening &Reading トレーニング2 リーディング編』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
【文法】『TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問』
出典:Amazon
本の長さ | 656ページ |
出版社 | アスク出版 |
発売日 | 2017年6月10日 |
価格(税込) | 2,530円 |
『TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問』は、Part5の文法問題に特化した教材で文法力を効率的に強化したい方におすすめです。
この教材の特徴は、豊富な問題数と詳細な解説にあります。
特筆すべきは、正答の説明だけでなく不正解の選択肢についても丁寧な解説が付いていること。
なぜその答えが間違いなのかを深く理解でき、同じような問題で迷わなくなります。
継続的な演習を通じて、Part5の問題を1問10秒以内で解けるようになることを目指しましょう。
この速度と正確性が、850点突破への近道となります。
>>『TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
TOEIC850点を取得するまでに必要な勉強時間は?
TOEIC850点の取得に必要な学習時間は、現在のスコアによって大きく変動します。
以下の表は、一般的な目安となる学習時間を示しています。
出典:Oxford University Press “A Teacher’s Guide to TOEIC®️Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success”
Oxford University Pressの『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』によると、TOEICで850点を取得するために必要な学習時間の目安は以下の通りです。
スタート時のスコア | 850点達成までの目安時間 |
---|---|
250点 | 1,450時間 |
350点 | 1,225時間 |
450点 | 975時間 |
550点 | 725時間 |
650点 | 500時間 |
750点 | 275時間 |
これらの時間はあくまで参考値です。
効率的な学習計画を立て、適切な教材や指導を受けることで、より短期間での目標達成もできるでしょう。
短期間で効率的にTOEIC850点を取得するならプログリット
TOEIC850点を目指すなら、プログリットの英語コーチングサービスがおすすめです。
プログリットは、10,0000人以上のデータと第二言語習得論といった科学的なアプローチに基づいて最適な学習計画や学習法を提案します。
カリキュラムは、1,200点以上の学習教材と効果的な学習メソッドを組み合わせて構成されています。
わずか3ヶ月のプログラムで最大405点、平均115点のスコアアップを実現しており、短期間で効率的にTOEICのスコアアップを実現することが可能です。
また、専属のコンサルタントが定期的に進捗を確認して必要に応じて学習方法の調整を行うため、挫折することもありません。
まずは無料カウンセリングを利用して、自分に合った学習プランを見つけてみてはいかがでしょうか。
専門家との対話を通じて、具体的な目標達成への道筋が見えてくるはずです。
TOEIC対策に特化した学習法で短期間でスコアアップ!
プログリットでTOEIC850点を取得した方の事例
下記は、プログリットでTOEIC850点取得を実現した方の事例です。
短期間でTOEIC160点アップ。秘訣は「周囲への宣言」と「プロに従う」こと
仕事で海外プロジェクトにアサインされたことがきっかけで、TOEICスコアアップを目指すことにしました。オンライン英会話で735点まで到達したものの、そこから伸び悩んでいた時、プログリットと出会いました。短期集中型で効率的な学習方法を提供してくれることに魅力を感じ、受講を決意しました。
最大の課題だったリーディングは、速読トレーニングによって大幅に改善。その結果、300点台前半から420点まで上昇し、総合スコアも895点まで伸ばすことができました。成功の秘訣は、周囲に学習宣言をして環境を整えたことと、担当コンサルタントの指示に忠実に従い続けたことでした。我流の方法を捨て、プロの意見に従うことの大切さを実感しました。(K.I.氏)
短期間の英語学習で海外駐在への道をつかめた秘訣とは?
プログリットを選んだ理由は、短期間で集中して学習できるカリキュラムと、科学的・論理的なアプローチに魅力を感じたからでした。2ヶ月という限られた期間でTOEICスコアを上げる必要があり、説明会で的確な英語力分析と具体的な学習プランを示してもらえたことが決め手となりました。
プログリットのおかげで、2ヶ月でTOEIC550点から850点まで300点のスコアアップを達成しました。科学的根拠のある学習法に従い迷うことなく集中できたこと、そして毎週のPDCAサイクルを徹底したことが成功要因だったと思います。忙しい仕事の合間を縫って早朝や通勤時間、昼休憩を活用し、周囲にも学習宣言することで必要な学習時間を確保することができました。(M.N.氏)
TOEIC850点を取得して新たな可能性を切り拓こう!
この記事では、TOEIC850点の難易度と、その取得に向けた効果的な学習法についてお伝えしました。
TOEIC850点は、全受験者の上位10%に入る優れた成績です。
これからTOEIC850点を目指す方は、この記事で紹介した学習法を活用して、効率的に学習を進めてみてください。
TOEIC850点を取得するためのより詳しい学習方法を知りたい方や、個別のサポートをお求めの方は、ぜひプログリットまでお問い合わせください。
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