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英語を話すと緊張してしまうあなたへ|原因と克服法+緊張しない話し方トレーニング

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「英語になると急に緊張してしまう」
「言いたいことは頭にあるのに、口から出てこない」
そんな経験、ありませんか?

英語を話す場面で緊張してしまうのは、多くの英語学習者が共通して抱える悩みです。
でも大丈夫。緊張は「性格」ではなく、「準備と慣れ」で乗り越えることができます。

この記事では、
・英語を話すときに緊張してしまう理由
・緊張を和らげる考え方とテクニック
・緊張に強くなるためのアウトプット練習法

をわかりやすく解説していきます!

「英語だと緊張する」のは誰にでもあること

まずは「緊張するのは普通」と知ろう

英語が流暢に話せる人でも、初対面の相手や大事な場面では緊張します。
緊張=失敗、ではありません。「大事に思っているからこそ緊張する」という、ごく自然な反応なんです。

英語の前になると緊張してしまう主な原因とは?

  • 間違えたくない・恥をかきたくない
  • 相手にどう思われるかが気になる
  • 「うまくやらなきゃ」というプレッシャー
  • 経験不足による“未知への不安”

つまり、「失敗への恐れ」+「場慣れの不足」が主な原因です。

日本人が英語に対して緊張しやすい心理的背景

  • 正確さを重視する文化
  • 学校教育での「文法中心+発言機会の少なさ」
  • 英語に“試験”のイメージが強い

これらが、「英語=ミスが許されないもの」と無意識に感じさせ、緊張を強めてしまいます。

英語で緊張しないための3つのマインドセット

1. 間違えてもいいと割り切る

英語は完璧を目指すものではなく、“伝えるツール”です。

ネイティブだって文法ミスをするし、言い間違いもします。むしろ、完璧に話そうとするあまりに沈黙してしまう方が、会話としては“もったいない”のです。

たとえばこんな風に考えてみてください

  • 間違える=成長のチャンス
  • 話す=経験値が1つ増える
  • 伝わる=英語学習の成功体験

“ミスはして当然、むしろ歓迎”くらいの気持ちで、どんどん話してみましょう。

2. 相手は“完璧な英語”を求めていない

これは意外と忘れがちですが、
相手はあなたの“流暢さ”より、“誠実さ”を見ています。

  • 慣れない言葉で一生懸命伝えようとしている
  • 話しながらも笑顔やアイコンタクトを大切にしている
  • シンプルでも、自分の言葉で話している

こうした態度があるだけで、たとえ英語がカタコトでも“好印象”につながります。

逆に、「文法は正しいけど、感情が伝わらない」「機械的に聞こえる」英語は、距離感を生みやすいことも。あなたの英語に大切なのは、“正しさ”より“伝える姿勢”です。

3. 「伝えること」こそがゴールだと再認識する

英語を話す場面で緊張してしまうとき、
私たちは知らず知らずのうちに、「試されている」「評価されている」と感じてしまいます。

でも英語は、試験でもプレゼンでもなく、“コミュニケーションの手段”です。

  • 完璧じゃなくてもいい
  • 文法よりも、伝えたい気持ち
  • 話す勇気こそが、一番大切な英語力

こう考えるだけで、自分の中のハードルがグッと下がります。

話すたびに、「あ、通じた!」という実感を重ねていくことで、あなたの英語は、“不安”から“楽しさ”へと変わっていくはずです。

緊張しても英語が出てくる“型”を身につけよう

鉄板フレーズ・つなぎ表現をストックしておく

  • “That’s a good question.”(いい質問ですね)
  • “Let me think for a second.”(ちょっと考えさせてください)
  • “I’m not sure, but…”(確かじゃないですが…)

こういったフレーズを“反射的に口に出せるように”しておくと、焦りをグッと減らせます。

会話の出だしをテンプレ化

  • “Hi, I’m Yuki. Nice to meet you.”(こんにちは、ユウキです。はじめまして。)
  • “Can I ask you something?”(ちょっと聞いてもいいですか?)
  • “Is it okay if I speak in simple English?”(簡単な英語で話してもいいですか?)

出だしの数秒をスムーズに乗り切れると、その後の緊張感がかなり和らぎます。

困ったときの“時間稼ぎ英語”を覚えておく

  • “Let me see…”(「ええと…」「そうですね…」)
  • “How can I put this…”(「どう言えばいいかな…」「何て言えばいいんだろう…」)
  • “What’s the word…?”(「何て言うんだっけ…?」や「言葉が出てこない…」)

「時間を稼ぎながら会話を止めない」テクニックは、緊張したときの強い味方です。

緊張に強くなる身体の整え方・準備法

英語を話すときに緊張するのは、心だけでなく身体が反応している証拠です。
声が震える、手に汗をかく、思考が止まる…。これはすべて、体が“戦闘モード”に入ってしまっている状態です。

だからこそ、「話す前の身体と心の準備」がとても重要。以下の3つの方法で、自分を“話せるモード”に整えていきましょう。

呼吸を整える:深呼吸・腹式呼吸でリラックス

緊張しているとき、人は浅く・早い呼吸になりがちです。
まずは3秒吸って、3秒吐くという深い呼吸で、身体のスイッチを「リラックス」に切り替えましょう。

おすすめは腹式呼吸です。

  • 背筋を伸ばして座る/立つ
  • 鼻からゆっくり息を吸って、お腹が膨らむのを感じる
  • 口から静かに息を吐き、お腹がへこむのを感じる

これを2〜3回繰り返すだけで、心拍が落ち着き、頭がクリアになってきます。
特に英語での自己紹介・会議・プレゼン前などにおすすめです。

ポジティブセルフトークで自信をセットする

英語を話す直前に、心の中で自分に優しく声をかけてあげましょう。これがポジティブセルフトークです。

  • “I’ve practiced this.”(練習してきたから大丈夫)
  • “It’s okay to make mistakes.”(間違えてもいい)
  • “I just want to communicate.”(伝わればOK)

こうした言葉は、脳の「不安」回路を弱め、「安心」回路を活性化させる効果があります。
人にかける優しい言葉を、自分にもかけてあげてください。

また、事前に自分のための“おまじないフレーズ”を準備しておくと、毎回気持ちを整えやすくなります。

英語で自己紹介・定型トークを“身体に覚えさせる”

緊張しているときでもスムーズに話せる人は、“身体が覚えている”表現を持っていることが多いです。

  • “Hi, I’m [名前]. I work for [会社名]. Nice to meet you.”
  • “I’m in charge of [部署/業務].”
  • “I’ve been learning English for a while.”

これらは何度も繰り返して練習することで、頭で考えなくても口から出てくる“得意ゾーン”になります。

おすすめの練習法

  • 鏡を見ながら自己紹介を声に出す(1日1回)
  • よく使うフレーズを毎朝5分復唱
  • 独り言で「今日はこんなことを話す」と事前シミュレーション

この“得意ゾーン”があることで、緊張した場面でも自分の安心できるスタート地点=拠点として機能します。

緊張しない英語を話せるようになる習慣とは?

英語を話すときの緊張は、「準備」と「慣れ」で必ず小さくなっていきます。
一気に克服しようとせず、“少しずつ自信を積み重ねること”が大切です。

ここでは、誰でも今日からできる「緊張しない英語力」を育てる3つの習慣をご紹介します。

① 小さなアウトプットを毎日繰り返す

「英語で話すのが怖い」と感じるのは、“話すこと”自体が非日常だから
まずは、1日たった1文でいいので、声に出す習慣を作りましょう。

  • 朝の独り言「It’s a nice day today.」
  • 食事前の一言「I’m hungry. Let’s eat.」
  • お風呂上がりのつぶやき「That felt good.」

ポイントは、「書くだけ・頭で考えるだけで終わらせない」こと。
口を使うことで、脳と身体が“英語を話す”ことに慣れていきます。

習慣になれば、話す前のドキドキはどんどん薄れていきます。

② “話すこと”そのものに慣れる=場数を踏む

実は、多くの人が「英語が苦手」なのではなく、
“英語で話すこと”に慣れていないだけなのです。

  • 話す機会が少ない
  • 話す前に失敗を恐える
  • 頭で考えすぎて話せない

これらは、話す経験を積むことで自然と薄れていきます。

おすすめのステップ

  1. 独り言から始める(誰にも見られない安心空間)
  2. スクリプトやテンプレで定型フレーズを覚える
  3. 徐々に自分の言葉で話してみる

“話す”という行為に慣れていくと、英語が「特別なもの」ではなく、「日常の一部」になっていきます。

③ 自分の声・表現に自信を持つ経験を積む

たった1文でも、

  • 「今、ちゃんと通じた」
  • 「言いたかったことが英語で言えた」
  • 「相手が笑ってくれた」

こんな経験をひとつでもすると、自分の英語へのイメージが変わります。

ポイントは、できたことに気づくこと。完璧じゃなくても、“通じた”“伝えられた”という小さな成功体験が、緊張を“楽しさ”に変えてくれます。

そしてこの「できた!」の積み重ねこそが、自信につながる最短ルートです。

「英語=緊張」を乗り越えるトレーニングアプリ「スピフル」

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そして、「間違ったらどうしよう」「相手の反応が怖い」——そんな不安をゼロにしてくれるのがスピフルの独り言英会話機能です。

  • テーマに沿って1分スピーチ
  • 誰にも聞かれないから、緊張せずに好きなだけ話せる
  • 自信がついたら、実際の会話でも言えるようになる!

AIが即フィードバックするから、間違えても怖くないです。

  • 発話内容を自動で文字起こし
  • 不自然な文をAIが添削・表現提案
  • 「どこがよかったか」もフィードバックしてくれるから前向きになれる

毎日スピフルでアウトプットを積み重ねることで、英語を話すことに慣れることができ、いつの間にか、緊張が消えている。そんな変化を、楽しみながら実感できます。まずは7日間の無料体験をしてみましょう。

まとめ|英語の緊張は“慣れ”と“準備”で乗り越えられる

  • 英語を話すと緊張するのは当たり前
  • でも、「少しずつ慣れること」「準備すること」で誰でも改善できる
  • 特に、“話す経験を重ねること”が最も効果的

完璧な英語でなくていい。
たどたどしくても、「伝えたい」と思って話す英語は、ちゃんと相手に届きます。

まずは毎日、“ひとりで話す練習”から始めてみましょう。あなたにも、きっとできます!

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(Learning Labs)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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