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英語で「申し込み」は何て言う?「申込フォーム・申込者・申込期間」など!

英語で「申し込み」あるいは「申し込む」は何と言えばよいのでしょうか。この記事では、留学や海外旅行のみならずビジネスシーンや日常生活でも必要になる「申し込み」の英語表現をまとめました。暮らしに役立つ身近な表現ばかりなので、是非ご一読いただければと思います。

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もくじ

英語で「申し込み」は何て言う?

日本語の「申し込み」という言葉は、各種サービスへの申し込み、試験や大会へのエントリー、証明書等の申請など、幅広い場面で使われますよね。日本語で使用頻度が高い言葉は、英語でも使用頻度が高いと考えて良いでしょう。

にもかかわらず、海外旅行や留学などでそうした場面に出くわした際、「あれ、そう言えば『申し込み』って何て言うんっだけ?」と、とっさに表現が出てこなかったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

「申し込み」のように「日常の暮らしに身近なのに意外と知らない英語表現」を改めて学び、しっかり頭に入れておくことは、英語の資格試験においてはもちろん、実際の日常英会話・ビジネス英会話をスムーズに進めるためにも有効なステップです。

この記事では、「申し込み」を表す英語表現を具体的な例文も交えてご紹介していきます。英語で「申し込み」がとっさに出てこなくて悔しい思いをしたという方は、ぜひご覧下さい。

英語で「申し込み」を表す単語①基本単語

まずは、日本語の「申し込み」とほぼ同等の意味を持ち、幅広く使用されている汎用的な単語をご紹介します。

「申し込み」を表す単語①「application」

application(アプリケーション) は日本語の「申し込み」と同様、各種サービスへの申し込み、入学の申し込み、パスポートの申請、ローンの申請など、幅広い場面で使用される単語です。特に、申し込み後の経過で審査や選抜が行われるような場合に適用されます。

英文:We look forward to receiving your application.
和訳:お申し込みをお待ちしております。

なお application には「申し込み」の他に、スマホなどのいわゆる「アプリ」の意味もあります。日本語では「アプリ」と呼びますが、英語では通常  app(アップ)と呼ばれますので、これもついでに覚えておきましょう。

「申し込み」を表す単語②「apply」

上記(「申し込み」を表す単語①)でご紹介した application は日常会話では、 apply (アプライ)すなわち「申し込む」という動詞の形で使うことも多いので、ここで apply を使った例文もご紹介しておきます。

英文:I need to apply by Friday.
和訳:金曜までに申し込まないといけません。

英文:He is going to apply for a job at the hospital.
和訳:彼はその病院の仕事に応募する予定です。

○説明
上記例文の日本語訳で「仕事に応募する」とあるように、日本語で「応募する」と表現するような場面でも apply を使うことができます。apply for~で「~に申し込む、~に応募する」と覚えておくと便利です。

「申し込み」を表す単語③「signing up」

日本語の「申し込み」に該当する英単語として幅広いシーンで使える application ですが、その他にもうひとつよく使われるのが signing up (サイニングアップ)です。

この表現は、近年だとメルマガの会員に申し込む、アプリやSNSのアカウントを作成する、といったような場面でよく使われます。

つまり、「申し込み」が即「登録」になるような場面で使われるため「契約」のニュアンスがあります。

また、そもそも signing=署名すること なので、「とりあえず応募してみる」のではなく「意志を持って登録する」という本質が読み取れます。

例えばあなたがインスタグラムを利用したい場合、インスタグラムの利用規約などを読んで利用することを決めた上で signing up(具体的には氏名やメアドを書き込んで登録すること)が必要・・・といった具合です。

会話ではsign up という動詞で使われることが多いです。この表現も apply for~ と同様に for を伴って sign up for~ で覚えておきましょう。例文をご紹介します。

英文:I’d like to sign up for internet banking.
和訳:インターネットバンキングに申し込みたいです。

英文:I signed up for a swimming club.
和訳:スイミングクラブに申し込みました。

英語で「申し込み」を表す単語②類似表現

ここからは「申し込み」の類似表現のひとつ、「登録」を意味する英単語の中から、よく使われる4つの単語をご紹介していきます。

4つの英単語はいずれも日本語では「登録」と訳されるわけですが、それぞれ適用されるシチュエーションに少しずつ違いがあります。

「申し込み」の類似表現①「 registration」

registraltion(レジストレイション)は日本語の「登録」に該当する名詞で、公的機関への届け出や組織の名簿への氏名登録、イベントやサービスへの参加登録など、幅広い場面で使われます。

英文:I have completed my registration online.
和訳:オンラインで登録を完了させました。


ちなみに、 registration によく似た単語で register (名詞)もありますが、これは registrationとは異なり、基本的に「登録する行為そのもの」ではなく「登録簿」や「リスト」を指します。また、スーパーなどの「レジ」を指すこともあります。

「申し込み」の類似表現②「enrolment」

enrollment(エンロゥルメント) は組織、特に教育関連の組織への登録に関して使われる英単語です。

そのため「入学」「入団」「学籍」「在籍」などと訳されることもあります。また、文脈によっては「登録者数」を指すこともあります。

英文:Your enrollment is confirmed.
和訳:あなたの在籍(=登録)は確認済です。

ちなみに、enrollment はアメリカ英語のスペルで、イギリス英語のスペルはenrolment です。

「申し込み」の類似表現③「entry」

entry(エントリィ)は基本的には「参加・参入」「入場」を意味する表現ですが、競技会やコンテスト等への申し込み・参加登録のシーンでも使われます。

日本語でも「東京マラソンにエントリーした」などと言いますが、その感覚です。

英文:Before you submit your entry, please make sure you are eligible to apply. 
和訳:参加登録を行う前に応募資格があることをご確認ください。

「申し込み」の類似表現④「subscription」

subscription(サブスクリプション)は、代表的な意味は「購読」ですが、読み物に限らず定期的に料金を支払って品物やサービスを購入する時によく使われます。

無料のものでも、定期的に読むメールマガジンや、定期的に見る動画などに「登録」する際にも使われます。

例えば、動画サイトYouTube 。日本語サイトで「登録チャンネル」と表示されている箇所は、英語サイトでは「Subscriptions」と表示されています。

英文:Unintalling the app will not cancel your subscription.
和訳:アプリをアンインストールしても登録はキャンセルされません。


subscription には、「寄付」「同意」「支持」等の意味もあります。

英語で「申し込み」を表す単語③関連表現

ここからは「申し込み」に関連してよく使われる英語表現を3つご紹介します。

関連表現①「application form」

「申込書」はapplication form (アプリケーションフォーム)と言います。また、単に application とだけ、あるいは単に form とだけ言うことも多いです。

日本語でも「申込フォーム」などと言うように form はすでに日本語として定着しているので覚えやすいかと思います。

英文:Please fill in this form.
和訳:この申込書に記入してください。

ちなみに、用紙に限らずオンラインでの申し込みの場合も application form で問題ありません。

関連表現➁「application period」

「申し込み期間」を表す一般的な表現は application period(アプリケィションピリオド) です。例えば下記のような形で使われます。

英文:Application period/ August 1st to September 30th
和訳:申込期間/8月1日~9月30日

また他に似たような表現としては、「申込期限」を意味する application deadline もしくは deadline for the application があります。

英文:The deadline for the application is the end of this year.
和訳:申込期限は今年の末までです。

○説明
deadline
 (デッドライン)は「締め切り」のことで、申込期限だけではなく、原稿などの提出期限や仕事の納品期限など、さまざまなケースの「締め切り」に関して使用可能です。

関連表現③「applicant」

「申込者」は英語で applicant(アプリカント)と言います。
単数なら an applicant 、複数ならapplicants になります。

​​​​​​英文:There were crowds of applicants.
和訳:大勢の申込者がいた。

覚えておきたい!申込フォーム提出&申込期間に関する注意点

最後に余談にはなりますが、留学や海外旅行で何らかのサービスや機関に申込書を提出する際に、私たち英語学習者が頭に置いておきたいことを、豆知識として記載させていただきます。

例えば今日が月曜日で「Please hand in your application by next Friday.」(次の金曜までに申込書を提出してください) と言われた時、日本語の感覚では「次の金曜日=来週の金曜日」と解釈するのが自然かと思います。

ところが、英語の next はかなり相対的なので、人によっては「今週の金曜日」を指していることもありえます。

《例》

 8月5日(月)8月9日(金)8月16日(金)
Aさんtodaythis Fridaynext Friday
Bさんtodaynext Friday Friday next week

これはたとえ今日が週末である土曜日だとしても同じです。週の始まりを日曜日もしくは月曜日のいずれに設定するにしても、土曜日から6日後にあたる金曜を this coming Friday (来たる、近々の金曜)と捉え、その次の週の金曜を next Friday と捉えることもできるのです。

「締め切りは next ◯◯day」 と言われたら、明確にするために 「this coming ◯◯day ?」(近々の◯曜日ですか?)というように、確認するとよいですね。

英語で「申し込み」のまとめ

この記事では「申し込み」に関連する英語表現を例文を交えてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

メインとなる単語だけでなく類似表現や関連表現も一緒に覚えておくと、学習効率がよく、実際に英語を使う時も便利です。興味がある方は更に例文をサーチして表現の幅を広げてみてくださいね。

また今回は、発音には焦点を当てずご紹介したので、会話で使用したいという方は発音についても調べてみることをおすすめします。

Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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