英語の試験としてメジャーなのはTOEICと英検ですが、では、例えば英検2級を持っている人はTOECIに換算すると何点ぐらいのスコアなのでしょうか?今回は英検2級をTOEICに換算したときに何点になるのか、また英検とTOEICの違いについてご紹介します。
プログリットは、短期集中で英語力を伸ばす完全パーソナルトレーニング
「どうしても1人で英語の勉強を続けていくのは難しい」
「3ヶ月後に迫っている海外赴任までに、英語力を高めなければならない」
多忙な社会人にとって、一人で長期間コツコツと英語の学習を進めることは容易なことではないでしょう。
このような悩みをお持ちの方におすすめなのが、英語コーチングのプログリットです。
英検2級をTOEICに換算すると何点?英検とTOEICの違いは?
もし英検2級を持っている方がTOEICを受ける場合に、英検2級がTOEIC換算で何点かがわかっていれば、TOEICを受ける前におおよそどれくらいの点数を目指せるのかイメージができるのではないでしょうか。
英検とTOEICには明確な違いがあり、目的によってどちらを受ける方が良いのかが決まってきます。この記事では英検とTOEICの違いや、英検の級とTOEICの点数の比較をご紹介していきます。
※この記事では「TOEIC Listening & Reading Test」のことをTOEICとしてご紹介致します。
英検とTOEICの違い①対象者
まずは英検とTOEICの試験の違いとして、対象者がやや異なることをご紹介します。
英検は対象者が広い試験
英検は「実用英語検定」の略で、英語の4技能である「読む」「聞く」「話す」「書く」に均等にフォーカスした試験です。英検3級までは中学生レベルで、英検準2級・2級で高校レベルとなります。また、英検準1級や1級は大学レベルとなっています。
このように英検は対象者が広い試験であるのが特徴です。
(参考URL:英検, https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/)
TOEICは主にビジネスマンが対象の試験
TOEIC公式サイトにはTOEICについて以下のように記載しています。
日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテスト。
聞く・読む力を測る TOEIC® Listening & Reading Test と、話す・書く力を測る TOEIC® Speaking & Writing Tests により、4技能(聞く・読む・話す・書く)全ての英語コミュニケーション能力がわかります。
引用元: https://www.iibc-global.org
「グローバル・ビジネスにおける活きた英語の力を測定する」という記述からもわかるように、TOEICは主にビジネスマンに適した試験です。したがってTOEIC受験者はこれから就活を始める大学生であったり、すでに働きはじめていて昇進や海外赴任のためにTOEICを受験する方だったりすることが多いようです。
テストの内容はビジネス用語が多く、メビジネスシーンにおけるメールの内容であったり、ビジネスにおける会話、表現などが主になっています。
学生であればビジネスシーンで使う英語など、なかなか接する機会がないかもしれませんが、出題内容がある程度定まっているため、比較的受験対策がしやすい試験でもあります。
TOEICは大きく分けて、「リスニング・リーディングテスト」「スピーキング・ライティングテスト」「ブリッジテスト」の3種類がありますが、日本でTOEICと指すのは一般的に「リスニング・リーディングテスト」を意味し、企業の募集条件に記載されるのもこれになります。
英検だと英検1級、英検準1級、英検3級などのように「級」で評価されますが、TOEICでは10点~990点までの点数で評価されます。就職活動で求められるのは職種にもよりますが、概ね600点以上は必要です。
プログリット公式LINEの登録で、『リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法』を無料ダウンロードできます
登録するだけで、英語に関するお役立ち情報を配信!
英検とTOEICの違い②試験対策
以上、英検とTOEICの対象者の違いについてご紹介してきました。ここではそれぞれの試験対策をどのようにすればよいのか解説していきます。
英検2級の試験対策
英検は2級までは日常会話中心ですので、それに絞った単語を覚えることが必要になってきます。英検は英検準1級から難易度が急激に高くなり、日常会話のみならず、科学技術や医療関係、新聞の内容など幅広い知識も必要になりそれに伴った単語も覚える必要があります。英検を受ける際は、英検用の単語帳を使用するのが最も効率がよいでしょう。
また英検2級は高校卒業程度のレベルですので、高校の文法書を1冊購入し、徹底的に繰り返すことが大切です。
このように単語、文法を固めた上で、過去問などを使用して「試験慣れ」をしておきましょう。
また2次試験の対策としては、英検のサイトにある2次試験をバーチャル形式で体験できるコンテンツを一度確認してみるのをおすすめします。
TOEICの試験対策
英検に比べてTOEICはビジネスに特化した単語やフレーズが中心であるため、比較的対策がしやすいテストです。
まずは市販の模擬テストや公式テストを1度行い、テストの流れをつかみましょう。TOEICのテスト形式は年々少しずつ変更されているので、できるだけ最新の参考書で勉強するのがおすすめです。
単語については、英検同様、TOEIC専用の単語帳を購入しましょう。
また、文法についてはTOEICも英検と出題範囲は変わりません(高校までの英文法)ので、高校生用の文法参考書を1冊仕上げましょう。もちろんTOEIC専用の文法書でも構いません。
単語、文法の基礎が出来上がったら、こちらも英検同様、過去問を通して「試験慣れ」をしていきます。何度も何度も復習するのが得点アップの秘訣です。
英検2級はTOIECに換算すると何点?
英検は級でレベルを表しますがTOEICはスコアです。では英検2級はTOEICに換算すると何点になるのか?またその他の英検の級はTOEICで何点になるのか比較してみます。
英検2級とTOEICの比較表
英検2級はTOEICに換算すると、どれくらいのスコアになるのでしょうか?ここでは英検5級から1級までをTOEICのスコアと比較してみましょう。
以下の表が英検とTOEICの比較です。
英検の級 | TOEICの点数 |
英検1級 | 945〜 |
英検準1級 | 785〜 |
英検2級 | 550〜 |
英検準2級 | 225〜 |
英検3級〜5級 | 120〜 |
(参考URL:文部科学省, http://4skills.jp/qualification/comparison_cefr.html)
英検2級はTOEICでは550点〜785点の間です。一般的に企業が求めるのは600点以上になりますので、もし履歴書に資格として記載したいのであれば、英検2級以上が必要になります。
英検2級をTOEICに換算すると何点?まとめ
以上、今回は英検2級をTOEICに換算すると何点になるのかや、英検とTOEICの違いをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
英検2級の場合はおよそTOEICで550点〜785点の間ですので、英検で2級程度であればテスト対策をしっかりすることでTOEICでもある程度のスコアが目指せることがわかったかと思います。
英検とTOEICどちらを受験すれば良いかは、おおむね学生であれば「英検」、就活生や社会人の方であれば「TOEIC」を選ぶといったところになるでしょう。
ただテスト内容は違っても「同じ英語」ということには変わりありません。基本的な英語の文法や基礎的な単語等を把握しておくことが重要です。したがって、少し勉強してすぐに良い点数がとれるようなものではなく、常日頃から英語の勉強を欠かさないことが大切です。
そもそも、英語のみならず「言葉を覚える」というのは、とても時間がかかるものです。まずはそのスタンスのもとにゆっくり焦らず、日頃から英語に接するようにしておきましょう。
英語の勉強がどうしても続かない方へ
多忙な日々を送る社会人や学生にとって、長期にわたって1人でコツコツと英語の学習を進めることは容易なことではありません。
「どうしても1人で英語の勉強を続けていくのは難しい」
「3ヶ月後に迫っている試験や出張までに、英語力を高めなくてはいけないから悠長にトレーニングをしている暇はない」
このような悩みをお持ちの方におすすめなのが、英語コーチングのプログリットです。
プログリットは、あなたの英語のレベルや目的に合わせて弱点の発見・カリキュラムの作成・日々の英語学習をサポートします。
また、カリキュラムは第二言語習得論と10,000人以上ものデータに基づいた科学的なアプローチに基づいて組み立てられていることが特徴です。
英語コーチングのプログリットであれば、英語学習に挫折することなく、短い期間で飛躍的に英語力を向上させられるでしょう。
プログリットは、短期集中で英語力を伸ばす完全パーソナルトレーニング
忙しい社会人にでも
何度も英語に挫折してきた人でも
あなた専用の学習プランで英語力をアップ!
3か月で英語に自信を持った自分へ