世界的なメーカーに勤めるエンジニアの松田さん。管理職となり、海外支社とのやりとりもカタコトでは済まなくなって本格的な英語学習を決意。「納得すれば進める」と話す通り、コンサルタントとの対話が毎日平均3時間の英語学習を後押ししました。
松田さんの英語学習の目的は何ですか?
仕事で必要になったからです。私はメーカーのエンジニアで、もともと海外支社の人間とはカタコトの英語で、図面や設計図を見てやり取りしていたんです。歳を重ね管理職になって、英語でプレゼンを受け、それに答えなければならない立場になりました。さすがにコメントがカタコトと言うわけにはいかず、英語力を向上させる必要が出てきました。
プログリットを知ったきっかけは何ですか?
確か、ネットサーフィンをしていて見つけたと思います。
すぐに受講を決意したのですか?
はい。僕の生涯の趣味はダイエットなんですが、以前、パーソナルトレーナーに鍛えてもらったときにすごく効果が出たんです。だから「そういうイメージの英語教室はないかな」と思って探してプログリットに出会い、「これだ!」と思いました。自分一人で持続させるのが難しいことに取り組むとき、トレーナーがついてくれるのは有効だと思いました。
松田さんはプログリットの一番の価値は何だと思いますか?
英語はインプットの量が一番大事だと分かったことですね。英会話教室で外国の方とたくさん喋るのもいいとは思いますが、その前にインプットすることが非常に重要。プログリット受講中にそれを理解し、しかも効果的な勉強法を教えてもらったので、卒業してからも学習が継続できています。
先ほどパーソナルトレーナーのお話が出ましたが、プログリットのコンサルタントはいかがでしたか?
期待通りでした。素晴らしかったです。具体的には、優しさだけでなく厳しさも併せ持っていることと、納得がいくまで説明してくれたこと。僕は「なんとなく」だとやれない人間ですが、しっかりと「なぜ、今それが必要なのか」を教えてくれたので前に進めました。いろいろ聞いて、ちょっと面倒くさい受講生だったかも知れません(笑)。後は、ちょっと気が抜けているときは厳しく言ってくれたり、非常にバランスよくコントロールしてもらえたと思います。
コンサルタントの厳しめのコメントとは、例えばどういうものですか?
受講期間中も仕事やストレスには山あり谷ありで同じ生活を送るのはけっこう大変だったのですが、そういうときも「インプットをちゃんとしないと効果が出ませんよ」とか、「せめてこれだけはやってください」とか、僕の様子を見ながら言い方を変えて、引っ張ってくれました。メリハリと言うか、空気を読んでくれている感じがありがたかったです。
では優しいときはいつでしたか?
褒めてくれるときです。毎週の単語テストで発音が良かったことや、結果の点数もそうですし、別のことで理解できるようになったことを報告すると「そういうことがすごく大事なんですよ」と言ってくれたり。コンサルタントさんに褒められることが嬉しく、自信に繋がりました。
受講中は最初から学習環境を整えられましたか?
そうですね、できていたと思います。特に朝の時間を有効活用していました。仕事に行く前の方が頭がよく働くので、シャドーイングなどの瞬間的に頭を使ってインプットとアウトプットをするような勉強は、朝やっていました。比較的容易な多読などは夜やるとか、そのあたりもコンサルタントさんに相談して進めていました。学習記録アプリに毎日記録していましたが、確か平均3時間は学習していました。
平均3時間の学習時間は素晴らしいです!そのモチベーションを支えていたものは何だったんでしょうか?
せっかくやるからには、指示された3時間をきっちり勉強して結果を見たいという好奇心と、受講料を無駄にする訳にはいかないというコスト意識です。
中だるみすることなく学習継続できましたか?
仕事の影響などで学習時間が少し減ったりして、中だるみしそうになったことはあったのですが、何と言っても週に1回チェックされるので、本格的に落ちることなく続けられました。面談があるから気合をちょっと入れ直す、その繰り返しでした。
週1回の面談は価値があったのですね?
はい、モチベーション維持にも効果がありましたし、コンサルタントさんにいろいろなことが聞けるいい機会でした。面談で「こんなに時間をかけて英語を勉強していたら生活が成り立たない」と嘆いていたら「あるところまで到達したら、多少手を抜いても下がらないラインが来るから頑張って」と言われたんです。そのラインはだいぶ先だと思いますが、僕の気持ちに応じてやる気が出るように励ましてくれました。
受講中、学習の効果は感じられたのでしょうか?
仕事以外は英語の勉強をしていたので時間がなく、逆に英語力を試したり実践したりする機会があまりなかったんです。だから分かりやすく効果を感じたことはなかったのですが、仕事で英語のプレゼンを聞いているとき、分かる単語が増えて、以前は想像力で繋いでいた部分が減っていった実感はありました。
VERSANTの点数も10点※UPしていますが、ご自身では何が一番伸びたと思いますか?
※2023年12月よりVersant testのスコアがVersant スケールからGSEスケールへ変更となりました。インタビュー内容でのスコアの言及は旧Versantスケールとなります。詳しくはピアソン社のサイトをご確認ください。
リスニング、スピーキングの両方が伸びたと思います。シャドーイングをずっとやっていて、自分比ですが、明らかに以前より聞き取れるようになった感触がありました。受講中、課題の音源のスピードも上がっていきました。スピーキングは口頭英作文が効いて、文章を作るより先に口が動くようになってきました。VERSANTの試験中にそれを感じたほどです。
卒業後も学習は続けていますか?
受講期間中ほどの時間は割けていませんが学習は続けています。特にシャドーイング。あれにはまだまだ苦労しています。以前「なぜ、聞き取れないのか」をコンサルタントさんと話していて気づいたのですが、自分が認識している英単語の発音が間違っていたんです。正しい発音が頭に入っていないから、知っている単語でも聞き取れない。短期の努力ではムリなことはやり続けるしかないので、継続しています。
プログリット受講を通じて、成長したり変化したことはありますか?
継続と努力が大事だと実感しました。コンサルタントさんから「英語がある程度のレベルに達するまで必要な勉強時間は、どんな人でも一緒」だと聞いたんです。それからは学習は継続しつつも、短期間で焦って結果を求めなくなりましたし、英語だけでなく、仕事や子育てに向き合うときも「長い目で見て、努力する」というきっかけになりました。
英語力アップは仕事に結びついていますか?
実は業務内容が変わり、今は海外のプレゼンを受けることがなくなって国内の仕事をしています。でも、英語ができることはもちろんキャリアに関わってきますし、再び海外のプレゼンを受ける立場になったらすぐにシャドーイング以外の学習も再開します。学習法が身についているのですぐにブラッシュアップできると思います。
今後の英語学習について目標はありますか?
またいずれ、海外の社員のプレゼンにコメントしなくてはならない日が来るので、なるべくスムーズに、英語で気の利いたことが言えるように勉強していきたいです。日系企業なので、海外の社員はプレゼンのときは気を遣って分かりやすい単語や表現を選んでくれているんです。その気持ちに応えたいと思っています。
最後にプログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
検討しているなら「やってみたら?」とおすすめします。僕の場合、成果が上がりましたし、学習法が身につくのはすごく大きいと思います。今後の英語学習が変わります。