受講中に転職し、外資系企業の日本法人代表になった志和さん。一緒に「ミーティング中、ドイツ人上司を笑わせる」という楽しい目標を立てたり、英語上達のために本気でぶつかり合ったりしたコンサルタント八木橋を交えてお話を伺いました。
担当コンサルタント 八木橋
志和さんの英語学習の目的は何ですか?
志和さん
業務でコミュニケーションを取るために必要だからです。現在の勤務先は本社がドイツのミュンヘンにある外資系企業で、20カ国以上の国籍の社員が働いています。定例ミーティングなどのやりとりは基本的に全て英語です。僕のボスはアメリカ人ですし、やり取りをするのはドイツ人、アメリカ人、スペイン人、シンガポール人等、多様性に富んでいます。従って英語が必要なんです。
プログリット受講前も英語学習はしていたのですか?
志和さん
10年くらいオンライン英会話をしていました。始めた当初は週3回くらいやるんですが、それがだんだん週1回になり、2週間に1回になり、月に1回になって…ということの繰り返しでした。とにかく「英語学習をしなくてはならない」という思いは強かったため、他にも学習アプリをひたすらダウンロードして、試してはやめ、試してはやめということもしましたし、数年前に一念発起して、100万円くらい掛けて英会話教室にも行きました。
いろいろ試したのですね。満足のいく結果は得られましたか?
志和さん
英会話教室が悪いわけではないのですが、インプットしていないまま会話というアウトプットを行おうとしてもなかなか上手くいかず、上達した実感がありませんでした。忙しいこともありましたし、やめた時は「もう一生英語の勉強しないんじゃないか」と思いました。
プログリットを受講したきっかけは何ですか?
志和さん
性懲りもなく(笑)、Webで英語学習を調べた時にすぐ出てきました。当時、テレビで特集されていて、岡田社長がインタビューされていたんです。そこで気になってホームページを見たら受講した方の満足度も高いし、学習法も非常にロジカルで、定量的に見ても効果が出ているので無料カウンセリングに申し込みをしました。
最初の無料カウンセリングはいかがでしたか?
志和さん
英語のテストを受け、その結果を元にどのように課題解決していくのかを説明していただきました。各個人に応じてカスタマイズされた学習法であることと、受講中は週1回の面談を中心に、進度に応じてこの学習法を見直し、繰り返していくという仕組みが他にはないと思いました。
ありがとうございます!受講直後、学習環境を整えるための工夫はしましたか?
志和さん
朝、早く起きるようにしました。僕には9歳と4歳のこどもがいるのですが、起きている間はずっと話しかけてくるので学習はできません。彼らが寝ている時間を使うしかないと思いましたが夜になるともう頭が動かないので、朝、5時55分に起きて学習していました。後は通勤の電車やランチなど、細かな時間の積み重ねです。電車では座ると眠くなってしまうので、立って勉強するようにしたり、英語学習中はSNSの通知をOFFにして集中できるようにしたり、工夫はしていました。細切れの学習時間の中で、分からないことがあるとLINEですぐにコンサルタントの八木橋さんに質問できたのが良かったです。
かなりストイックに英語学習していたのでしょうか?
志和さん
そうですね、業務では英語のミーティングもルーティーンで入っていましたし、英文メールも届いていたので「早く英語を身につけて楽になりたい」という一心でした。朝、起きたら即ストップウォッチを作動させて、SNSは見ないで英語学習をスタートさせる毎日でした。
では、伴走していたコンサルタントについて教えてください。
志和さん
プログリットの学習法は全てが未経験で、特にシャドーイングはやったこともなかったのでとっても辛くて、最初のうちは全然聞き取れませんでした。「もうやめたい」と思うくらい辛かったのですが、八木橋さんはすごく優しく、でも時に厳しく、いつも懇切丁寧でした。
では、コンサルタントとのやりとりで特に印象に残っていることはありますか?
志和さん
僕が音を上げそうになっても、八木橋さんが粘り強くサポートしてくださったことです。まじめな学習だけでなく「業務でのミーティング中、ドイツ人を笑わせる」という目標を立てたり、それが達成できた時は一緒に喜んでくださったり。今までの学習と同様、諦めたらそこで終わりになってしまったと思うのですが、八木橋さんのおかげで諦めずに続けることができました。
では八木橋さんに伺います。志和さんへの伴走で印象に残っていることはありますか?
八木橋
先ほど話に出た通り志和さんは、最初はシャドーイングで本当に苦戦されていました。でも「やりたくない」と言っていた志和さんが、ご自身でシャドーイングの必要性に気づき、その後、毎日継続してできるようになったことが伴走で一番印象に残っています。というのは、志和さんはご自身で気づいたらとことんコミットして継続できる力を持った方なんです。ですから私は「ここが弱い」とか、「ここを伸ばせば今の課題を解決できる」ということを、ご自身で気づいていただけるように、いろいろな角度から話をすることをすごく意識していました。
志和さん
本当にその通りです。八木橋さんはロジカルに説明して、僕が気づくのを待ってくださっていました。褒める時も主観で褒めるのではなく理由をきちんと説明してくれました。でも八木橋さん、僕に結構怒ったことがありましたよね?
八木橋
ありましたね!本気で怒ったことが。
志和さん
英語力が伸び悩んで、僕がイライラしていた時だと思います。
八木橋
志和さんが多忙な業務とお子さんの送り迎えなどのご家庭のことと、英語学習の3つを全部頑張っていた時期でした。英語学習はされていましたが「シャドーイングは全然伸びないからやりたくない」とおっしゃっていたので、「私は志和さんの英語力を本気で伸ばしたいので言います」と。「本当に大変な状況だと思いますが、今、このシャドーイングをやらなかったらリスニングは絶対伸びません」ということを本気で伝えた記憶があります。言った後で、熱意があるあまり、言いすぎてしまったと反省したのですが、志和さんは逃げないで受け止めてくださいました。
志和さん
次の面談で、お互い落ち着き、腹を割って後半の学習のことを相談しました。
八木橋
私は志和さんのきちんと取り組んでくださる姿勢、頑張る姿にパッションをすごく感じました。
志和さん
このあたりから意識が変わって、英語学習に対して更に本気になったと思います。
学習の効果を実感したのはいつ頃ですか?
志和さん
最初は聞き取れなかった英文が聞き取れるようになったり、VERSANTのスコアが上がったりすることで、受講中、定性的にも定量的にも効果を感じました。最近ではスピーキングが伸びてきていることを感じていて、言いたいことがどんどん出てくるようになりました。業務でメモを書いたり、資料を作ったりすることも全然ストレスを感じなくなりました。
では受講中、学習に対するモチベーションは保てましたか?
志和さん
はい、保てました。英語学習は、目の前にある勉強はいつも非常に単調でつまらないんです。だから挫けそうにはなるんですが、八木橋さんの伴走もありましたし、モチベーションを保つために「英語学習の先に何があるのか」をイメージするのが非常に大事だと思いました。例えば勤務先のミーティングで、英語で堂々とプレゼンテーションしている姿だったり、海外に行ってちゃんとコミュニケーションできている様子だったり、できるだけ具体的に思い描くようにしていました。八木橋さんとは「海外の大学院でエグゼクティブMBAを取る」という具体的な目標設定をしていました。これはまだ実現できていませんが、英語力が身についた自分をイメージするのは学習継続のためにとても役立ったと思います。
他にモチベーション維持の工夫はしていましたか?
志和さん
英語学習を始めたことをFacebookで宣言したら200人くらいがいいねを付けてくれて、まさかやめたとは言えないので、頑張る動機になりました。後は受講生の交流ができるプログリット主催のミートアップや感謝祭に参加したことも励みになりました。共通の悩みを話し合ったり、他の受講者の話を聞いて「よし、俺も頑張るぞ」と心打たれたりしました。その感謝祭で本田圭佑さんは10年、英語を頑張るという話を聞いて、正直、僕は2000時間くらいで英語学習を終わりにしようかなと思っていましたが、そんなこと言ってる場合じゃない、俺も10年頑張ってみようと考えが変わりました。受講者によって「なぜ英語学習を始めたのか」も千差万別で興味深く、参考になりました。
ではプログリット受講を通じて、成長したり変化したことはありますか?
志和さん
仕事の進め方がロジカルになりました。「英会話の5ステップ」の影響です。お客様へのアプローチにも科学的な要素を取り入れて、興味がなかった方にも興味を持ってもらえる仕組みを考えるようになりました。他には、僕が学習をしている姿を見て子供たちが英語に興味を持って、4歳の娘はずっと英語のYouTubeを観るようになったんです。上の子は公文の宿題も能動的にやっていますし、家族に好影響がありました。これは予想していなかったですし、英語のスコアの伸び以上に嬉しかったです。
英語力は今後のキャリアに影響しそうですか?
志和さん
そうですね、受講直後に転職し、今は別の会社に所属しています。ある外資系企業の日本法人の代表です。キャリアを積み上げて来た実感がありますし、そこまで八木橋さんに導いてもらったと思っています。
八木橋
いいえ、志和さんの努力の結果です!
今後はどのようにキャリアを伸ばしたいとお考えですか?
志和さん
今は日本だけの管轄ですがアジアやグローバルのセールスにも携わりたいという思いがあります。そのためにはこれまで自分が積み上げて来た知識やスキル、経験を英語に変換して伝えていく必要があるので、それを実行していきたいと思っています。
卒業後も学習は続けているのでしょうか?
志和さん
八木橋さんが作ってくださった年間プランに沿って今でも1日2時間半から3時間、学習を継続しています。シャドーイング添削のアプリも使わせてもらっています。VERSANTを受けるたびに八木橋さんにスコアを報告しています。
八木橋
志和さんは卒業して自学自習になってからもコツコツ学習していて、ちゃんと毎回VERSANTの点数が伸びているんですよ!今、志和さんがいるレベルは中上級で、英語力を伸ばすには難しいレンジなのですが、そんな中でも挫けずに学習されていて、定性的にも定量的にも英語力が伸びていることがご報告から分かるので、本当に毎回嬉しく思っています。
志和さんはプログリットの一番の価値は何だと思いますか?
志和さん
オフラインイベントなどで見かけた社員の方が楽しそうに働いていることだと思います。従業員の満足度が高い会社は良いサービスを提供してくれると思います。ハッピーなエネルギーがありますよね。
ありがとうございます!英語学習における目標はありますか?
志和さん
来年、VERSANTで69点※を目指したいと思っています。今、54点なので開きは15点ありますが1年後にはなんとか取りたいです。後は再来年に海外でエグゼクティブMBAを取得したいと思っています。
※2023年12月よりVersant testのスコアがVersant スケールからGSEスケールへ変更となりました。インタビュー内容でのスコアの言及は旧Versantスケールとなります。詳しくはピアソン社のサイトをご確認ください。
素晴らしいです!最後にプログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
志和さん
まず、覚悟を決めていただきたいです。自分がどうなりたいかをイメージして、覚悟を決める。そうでないとどんなに良いサービスでもドロップアウトしてしまうと思うんです。覚悟を決めたらプログリットの無料カウンセリングのボタンを押してください。一緒に頑張りましょう。オフラインイベントでお会いしたいです。