外資系企業に転職し、グローバルエンジニアとして活躍している流下さん。相手の話をよく理解し、対話できるようになったのはシャドーイングでリスニング力が上がったからだと話します。英語に対する気持ちの変化も伺いました。
流下さんの英語学習の目的は何ですか?
リスニング力をつけるためです。話すことが好きなのでスピーキングはある程度できるのですが、リスニングには自信ありませんでした。私はエンジニアですが、IT系テクノロジーは外資系企業の日本参入が多く、私自身も日系企業から外資系企業に転職しました。前職で香港やシンガポールに出張した時も、自分の意見は言えても相手の言葉を理解するのに苦労していました。
現在の勤務先での英語の使用頻度はどのくらいですか?
社内で使う言語の50%は英語です。前職では海外出張はあったものの、英語の使用頻度は5%くらいだったのでかなり増えました。
プログリット受講前も何か英語学習をしていたのでしょうか?
5年以上、オンライン英会話を続けています。
ではもう、英語学習の習慣が定着しているのでしょうか?
そうですね、育児と仕事の合間に暇さえあれば英語学習をしています。今では勉強というより趣味のように楽しんでいます。
ではプログリット受講のきっかけは何ですか?
前述のようにリスニング力を高めたいと思いました。プログリット受講はちょうど転職のタイミングだったんです。日系企業から外資系企業に移ることになり、同僚も外国人が増えてもっと英語も使うだろうし「リスニング力を上げておかないとヤバいな」と思っていた時、YouTubeでプログリットに関する投稿を見て「良さそう」だと思いました。
どんなところが「良さそう」だと思ったのでしょうか?
自分にとってちょっと苦しい、例えばシャドーイングなどの勉強でも、1人のコンサルタントがついて、LINEでやり取りや添削をしてくれてモチベーションをキープしてくれる点が魅力的でした。実際、苦しい勉強でも常に相手がいることで、苦しみ抜きながらも続けられました。
苦しかったシャドーイングは効果がありましたか?
聞き取れる速度は、WPM*150から最終的に200(ネイティブレベル)に上がりました。ネイティブの話していることを耳で捉え、それをそのまま真似て口にするシャドーイングは、最初の頃は30秒もできませんでした。だから5秒ずつ区切って練習しました。それを毎日続け、受講後もシャドーイング添削コースは2年やりました。
*WPM…Words Per Minute。1分間に処理できるワード(単語)数のことで、リスニングのレベルの目安となる。
その時のコンサルタントの伴走はいかがでしたか?
コンサルタントからのフィードバックが驚異的に早く、課題を解決しながら間隔を空けずに勉強することができました。常に自分にベストな方法を一緒になって考えてくれているところも励みになりました。
プログリットの一番の価値は何だと思いますか?
英語学習に慣れていない人が、プログリットのメソッドに沿って毎日3時間勉強を続けるのは正直つらいこと。そして、この英語学習の過程が非常につらいものだということも、プログリットはきっと分かっているんです(笑)。だからこそコーチングスタイルでコンサルタントをつけて、正しい方向に導こうとしている。学ぶ人のために全力を尽くそうとしているコンサルタントの姿が、僕はとても素敵だと思っています。プログリットのメソッドで孤独に英語学習をするのは本当に難しいことで、伴走や仲間がいないと難しいと思うんです。「つらくても頑張ろう、私たちがついているから大丈夫」というコンサルタントありきのパッケージだと僕は理解していて、それが画期的なサービスだと感じています。
ありがとうございます。流下さんは英語ができるようになるメリットをどのように考えていますか?
働く国にもよるし業界にもよると思いますが、少なくとも日本で何かしらのスキルがあって、更にもう一つ、英語ができる人材になれば、明らかに市場価値は上がると思うんです。例えば、エンジニアのスキルの他に英語力があったり、リーダーとしてのリーダーシップやチームマネジメントスキルがあったり、要するにタグがいっぱい付くことでどんどん市場価値は上がると思います。
受講してすぐ学習時間は捻出できたのでしょうか?
基本的に毎日3時間学習するようにとコンサルタントに言われましたが、受講期間の前半2ヶ月は3時間に収まらず5、6時間やっていました。というのも転職の合間で仕事をしていなかったため、時間がたっぷりあったんです。その分、最後の1ヶ月は入社直後と重なったため大変でした。3時間できた日もあれば2時間で終わった日、1時間半しかできなかった日と、かなりバラバラになってしまいました。仕事をしながらの学習は簡単じゃないなと実感しました。
前半2ヶ月の学習で変化は感じましたか?
リスニング力が上がったと感じました。もともとオンライン英会話を続けていて英語を話すことは苦ではなかったのですが、相手の話していることを理解して自分の意見を返すという「対話」がスムーズにできるようになったと思います。
社内での評価はいかがですか?
勤務先の日本支社の副社長はアメリカ人なのですが、「流下さんの英語力はこの3年でとんでもなく上がった」と何度も言うんです。この間もアメリカ本社から社長が来て、日本支社の副社長やシンガポール支社の社長、自分と他の何人かで会食した時も力説していました。
どのあたりを見て上達を感じたんでしょうか?
会話とは、相手の言いたいことの本質を理解して何を返すかなので、シャドーイングでリスニング力が上がり、発音も良くなって会話が弾んだからだと思います。積極的に笑いを取りに行ったので、アメリカ本社の社長が「流下さんはエンジニアよりセールスの方がいいのでは?」と言っていました(笑)。
最近、業務で英語を使った重要な場面などはありますか?
今、新しいチームを作ってそのリーダーをしているのですが、そのチームのコンセプトや役割、将来の価値などをマネジメント側に英語でプレゼンしました。そこで全員にOKをもらえたのですが、もしかしたらそこでもクリエイティビティや英語のスキルの高さを感じてもらえたのかもしれません。
素晴らしいです!今後、英語を使った人生の目標はありますか?
英語は一つのツールだと思っています。日本語でも英語でも、相手にアイディアや意見、情熱のこもった夢や希望を伝え、人にイメージを共有し、心と心を繋げて、感動や影響を与えたいと思っています。その目的のためにツールを磨く感覚で英語学習を続けています。
最後にプログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
プログリットを受講しようかと悩んでいる時点で、何かを変えたい気持ちがあるはずです。英語学習は正直、苦労することも沢山あります。でも、その苦労を乗り越えるからこそ新しい未来が開けると思うし、苦しんだ先の英語の楽しさを知ってほしいです。僕も6年くらい英語を学んできて、最初の頃は独学で本当に苦労しましたが、プログリットの場合はコンサルタントの伴走があります。プログリットの門を開けたら、あなたが「自分を変えよう、人生を変えよう」と思うその気持ちを本気で支えてくれる人たちが待っています。信じて突き進んでください。