外資系企業に勤めていた時、転職のチャンスが訪れた山本さん。ただし新しい環境では今まで以上に英語力が必要でした。プログリット受講中のこと、そして現在の英語の使用状況についてもお話を伺いました。
※2023年12月よりVersant testのスコアがVersant スケールからGSEスケールへ変更となりました。インタビュー内容でのスコアの言及は旧Versantスケールとなります。詳しくはピアソン社のサイトをご確認ください。
山本さんの英語学習の目的は何ですか?
チャンスがあった時にすぐに飛び付けるようにしたいと思ったからです。当時の私の勤め先はアメリカに本社のある企業だったのですが、そこそこ大きな支社だったため、社内ではほぼ日本語でした。でも、次に転職する時はもっと英語が必要になりそうだと考えたんです。
直近で転職する予定があったのですか?
はい。当時の上司が先に転職し、しばらくしてからご飯に誘ってくれたんです。「これからある会社のCEOに会うんだけど一緒にどう?」と言われ、次のアドベンチャーの始まりを予感しました。話を聞くと、前職と同じく米国に本社があるスタートアップ企業が日本支社を作ろうとしているとのことで、私もそこに入社することになりました。英語の使用頻度は確実に増えると思ったので備えようと考えたんです。
プログリット受講前も何か英語学習をしていたのでしょうか?
だいぶ前のことになりますが、前職も外資系企業だったので入社する前に少し英会話をやっていました。入社後はやめてしまいましたけど……。
前職も外資系企業とのことですが英語は必要なかったのですか?
不要だったわけではないのですが、避けようとすれば避けられることを知ってしまったんですよね。どうしても避けられない時は「この英語の会議、リスケにならないかなぁ」と祈っていました(笑)。
プログリットを知ったきっかけは何ですか?
知ったきっかけは忘れてしまいましたが、業界をリードする英語コーチングサービスというのは自明だったので選びました。
ありがとうございます!具体的にどういった点を評価していただいたのでしょうか?
Webで卒業生のインタビューを読むと受講前→受講後のVERSANTの点数が書かれていることが多く、前職でもVERSANTの点数が英語力の指標になっていたのでイメージが掴みやすかったんです。現在の自分と同程度のレベルの方が、受講することによって私が目指しているレベルまで到達されていて、定量的に示されているのが良かったです。
山本さんはVERSANTでは何点を目指していたのですか?
当時は50点を超えれば何とかなりそうだなと思っていました。ですので、短期で51点、中期で53点を目標にしていました。
実際に受講してみて、すぐに学習環境は整えられましたか?
元々、その時々のマイブームに時間を割り当てるということはしており、当時のマイブームが「英語学習」であったため、割とスムーズに英語学習に取り掛かることができました。
1日の平均的な学習時間を教えてください。
そうですね、時期にもよりますが平均4時間弱です。私はやり始めるとそればかりする癖があるのですが、英語は上達すれば仕事にも還元されるので楽しくなって、ずっと勉強していました。
ご多忙な中、どのように学習時間を捻出されたのですか?
起床してから9時くらいまで口頭英作文をやります。通勤する場合はその後電車の中で30分、多読か多聴をします。帰りの電車でも30分、英単語をして帰宅。ファミリータイムが過ぎた21時から0時の間、残りの学習時間を捻出していました。
英語学習を習慣づけるのは苦労しなかったのでしょうか?
1日は24時間あるのでその中から4時間を捻出するのにはそれほど苦労しませんでした。どちらかというと私の場合は可処分時間を全て使ってしまう傾向にあるので、レベルに合わせて適切な時間の使い方を調整する方が大事だと思いました。勉強したい気持ちをうまくコントロールしていきたいと思っています。
では、受講中にモチベーションのアップダウンはありませんでしたか?
特にありませんでした。新しいことを学ぶのは何歳になっても楽しいものです。VERSANTの点数が少しずつ上がっていくのも嬉しいですし、転職した後の職場環境が想像以上に英語を使用するものだったのでやりがいもありました。
山本さんなら独学でも英語学習ができそうですがコーチングサービスはいかがでしたか?
とんでもない、英語学習にはコンサルタントの伴走が必要だと思います。1日4時間の英語学習を何ヶ月も1人で続けるのは無理です。見てくれる存在がいるから続けられたと思います。
では、プログリットのコンサルタントの一番の良さは何だと思いますか?
一番は選べないので、思いつくままに良さを言いますね。まず、私の学習到達度を常時把握して最適な負荷をかけ続けてくれる点。あとは単純にLINEで「ちゃんとやっていますか?」と声をかけてもらえること。これも学習を続ける上ですごく大事でした。夏休みやゴルデンウィークなどはペースが乱れて少し学習時間が減ったりしますので、特に長い休暇の時、存在のありがたみを感じました。そのようなオーソドックスなコーチングがあった上で、私の置かれている状況への理解と支援もしていただいた点も良かったです。私はIT業界にいまして、ソフトウェアのデモンストレーションを英語でしなければならない機会が結構あります。そのデモを録画して添削してもらったり、発音矯正も非常に助かっています。
ご自身でも受講中に英語力が伸びた実感はありましたか?
はい、あります。受講1ヶ月目あたりで今の会社への転職活動があったのですが、面接も含めて怖がることなく英語で対応できたのは我ながら「成長したな」と思いました。もしプログリット受講がなかったら転職していなかったかもしれません。VERSANTのスコアも伸びました。当初は半年から9ヶ月かけてVERSANT53点を目標にしていたのですが、最初の3ヶ月の受講で55点を取り、6ヶ月後には59点を達成しました。受講3ヶ月だけでもかなり効果があったと感じました。
現在の職場環境はかなり英語の使用頻度が高いのですね?
想像以上でした。私と上司以外はネイティブかヨーロッパ人で、お客様の半分は日本語を話さない方々なので、商談の言語を日本語か英語か切り替えるような毎日です。プログリットを受講していなかったらついていけなかったと思います。
山本さんの考えるプログリットの一番の価値は何ですか?
英語が身につくようになる時間を投入できることだと思います。これだけの莫大な学習時間を投入することは、大抵の人間は自分1人ではできません。やめる理由はいくらでも思いつきます。そこを頑張らせるメソッドと伴走がいちばんの価値なのではないでしょうか。
プログリット受講を通して何か変化はありましたか?
英語のミーティングを怖がったり、リスケやキャンセルがないかなとか誰か代わってくれないかなというネガティブな祈り(笑)はなくなりました。それから、新しい世界を見ることができたこと。現在の業務では「相手は日本の会社だからYuyaが担当してくれ」と指示されて取引先に行ってみたら、そこに日本人が1人もいなかったということもあります。
こんな世界があるんだ!と驚きましたし、日本にいても世界は広がるんだなというのは新たな気づきです。英語を身につけて世界で活躍する、という選択ももちろんありますが、日本にいても英語力によって新しい世界が開けるし、そこで頑張れるのは英語学習を続けたおかげかなと思います。
最後にプログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
私のように「TOEICの点数はそこそこあるけどスピーキングが苦手。でも仕事で必要」という方は多いのではないでしょうか。そこからある程度の時間を投入して頑張って、VERSANTで50を超えると、結構いろいろできるようになります。3ヶ月頑張るための支援は十分受けられるので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。