アメリカの大学で専門分野の修士コースに進みたいと考え、TOEFL iBT/IELTSコースを受講したT.Tさん。もともと勉強は苦ではなく、独学でも毎日平均3時間は英語学習をしていたほど。しかし独学では点数が伸び悩み、学習方法が合っているのか不安だったとか。TOEFLという4技能を均一に伸ばさなければならない膨大な学習量を前にしてプログリット受講を決意しました。
担当コンサルタント 内野
どうして英語を学ぼうと思ったのですか?
T.T.
オンラインでアメリカの大学のマスター(修士)コースに進みたいと思っているからです。
そのため、TOEFLの高いスコアが必要でした。最初はTOEFLをよく知らなかったのもあって一人で勉強を始めたのですが、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング、この4技能を独学でやるのは想定していた以上に大変で苦戦しました。
そもそも、なぜアメリカの大学に?
T.T.
データアナリストとしてデータ分析を業務にしているので、仕事柄、コンピューターサイエンスを使うのですが、少し前から、もっと体系的に勉強した方がいいんじゃないかと思い始めていました。これまではその場その場で業務に必要な知識を吸収して来ましたが、周囲のレベルも高いので、もっとしっかり学びたい気持ちが募ってきたのです。
今はコンピューターサイエンスでもデータサイエンスでも、日本にいながらにしてアメリカの大学で学べるので、よいチャンスだと思いました。TOEFLのスコアがクリアできればという条件付きですが(笑)。
プログリットを選んだのはどうしてですか?
T.T.
私は正直、勉強が得意なタイプでして(笑)、独学でも1日3時間は勉強していたんです。でも、毎日勉強してもテスト結果が振るわず、「TOEFL対策は一人でやっていてもダメかも」と気づき、学べる場所を探し始めました。
TOEFL対策の専門校に行くのか、プログリットのようなコーチングを受けるのかで迷いましたが、現在は英語のコーチングがトレンドでもあったので純粋に興味があったことと、成果が出ない努力は虚しいだけなので、限られた時間の中で、効率よく正しい方向へ導いてほしかったこと、その2つの理由でプログリットが浮上しました。とにかく「短い期間で努力の成果を最大化する」ことが焦点でした。
コーチングにも期待があったわけですね?
T.T.
そうです。独学の場合は「このへんでいいんじゃないか」と自分でラインを引きがちですが、コーチングを取り入れることによって、本来ならムリだった地点に達することができるのでは?という期待もありました。特にTOEFLは難しいので(笑)、自分が妥協するかもしれないと思っていました。
最初の無料カウンセリングはいかがでしたか?
T.T.
カウンセリングに副社長(山碕峻太郎)が来られて、「わ、すごい」と単純に思って(笑)。
テストを受けて、僕の足りないポイントを明確に説明されたので、「伸びそう」だと手応えを感じましたし、プログリットはシャドーイングが良いとの評判を目にしていたので、カウンセリングを楽しみにしていました。実際にメソッドを聞いて非常に納得感がありました。
受講後、気づいたことはありましたか?
T.T.
まず教材選びを間違えていたことに気づかされました。そもそも、最初は僕の実力に見合ったシャドーイングの教材が分からなかったんですよね……。
週1回の面談でも、最初はリーディングの読み方から始めて、徐々にステップアップしていきました。だんだんWPM*を測るようになり、リスニングも聞き取れるようになって、安定してきました。そのあたりから実際のTOEFLの教材に移っていきました。以前より聞き取れていると実感したのは、受講後1カ月以上経っていたと思います。
*Words Per Minutes:1分間に処理できる単語数
コンサルタントとの二人三脚について教えてください。
T.T.
コンサルタントの内野さんとのやりとりでよく覚えているのは単語について。
情報をネット検索して、TOEFLで90点を目指すなら3800のRANK3*まででいいのではと僕は思ったんです。でも内野さんは「いやいやRANK4までやりましょう。単語は避けて通れません」と。それで素直に従って定着するまで何度も何度もやったおかげで、単語力がしっかり身に付きました。
内野さんもTOEFL経験者なので、ライティングとかスピーキングの型の話、過去に使用したテンプレートの話、発音強化の具体的な方法まで、今まで知らなかった勉強法を紹介してもらえました。
TOEFLに何度も何度も一人でトライすれば分かることかもしれませんが、それには時間がかかります。良い方法を情報として提供してもらえたことはすごく良かったです。
*3800のRANK3:TOEFL対策用の単語帳
コンサルタントから見てT.T.さんはどのような受講生でしたか?
コンサルタント 内野
私も経験していますがTOEFLは本当に挫けそうな局面が何回もあるんです。高柳さんは1週間に1回の面談で現状を細かくお話しくださったのでサポートしやすかったです。
具体的には? T.T.さん、つまずいた点はありましたか?
T.T.
あらゆる点でつまずきましたよ(笑)。
たとえばリスニングが速すぎて聞き取れないとか、このトピック難しすぎとか。日本語で聞いても分からないような生物学のトピックが普通に出てきますから。きっと一人だったら悶々としたと思います。
TOEFLの求めるレベルは相当に高いんです。「アメリカの大学でやっていけるよね?」という確認ですから当たり前なんですが、本当に難しくて。
でも経験者である内野さんに「苦行」(笑)を共有できたことでかなり救われました。
コンサルタント 内野
TOEFL対策の学習中は私も何度も泣きましたので(笑)。TOEFLの勉強は果てしないですよね。
T.T.
本当に果てしないです。普通に日本で生きていたら身に付かない能力です。
自分の専門外のトピックが多いですし、人物名も多く出てきます。英語も難しい上に背景の知識もないところで戦わなくてはならない。TOEFLを知っている内野さんのメンタル的なサポートがとてもありがたかったです。
メンタルサポート以外にもコーチングの良さはありましたか?
T.T.
ありました。
戦略の立て方、効率よく学ぶやり方を教えてもらいました。この実践は一人では絶対ムリで、内野さんがいなくては不可能でした。TOEFLは4技能がコンスタントにできることが必要なので、膨大な勉強をやり切るためには戦略が必須なんです。
コンサルタント
高柳さんは、プログリットの5ステップに基づいてご自身の学習法を振り返り面談に臨んでくださったので、適切なアドバイスがすごくしやすかったです。つまずいた点が分かるとそこに一番効く戦略を立てられますから。課題意識をしっかりお持ちでした。
T.T.
今まで学習を振り返る習慣はなかったんです。でも面談の前日に「1週間、何を勉強していたんだろう」と考えざるを得ない。あれはとても良かったと思います。WPMやグラフがぱっと出る内野さんの振り返りシートがとても役立ちました。おかげで振り返る習慣がついて、今でも学習の記録を付けています。見える化することでモチベーションが保てたことと、自分の弱点が知れたこと、2つのメリットがありました。
コンサルタント 内野
本当ですか!? よかった! 当時、だからこそ課題発見しやすかったというのはありますね。
T.T.
「このへんでいいかな」と思っても、内野さんからはたびたびストレッチゴールが設定されました(笑)。
瞬間英作文は予想以上の文章数を覚えるように言われましたし、RANK4までの単語も「覚える必要あるのかな」と思いながらも、週1回、テストがあるのでそれに向けて勉強せざるを得ない状態で(笑)。
でもおかげでゴールに向かってストレッチできました。
コンサルタント 内野
TOEFLは頑張りがすべてスコアに出るんです。高柳さんは特にリスニングが伸びましたよね!
T.T.
はい。シャドーイングのおかげで音声知覚力がつきました。
コンサルタント 内野
それにしても15点アップはすごいですよ。音が分かると自信がつきますよね。
T.T.
プログリットを始めた時とは明らかに違うと自分でも感じます。
受講中のモチベーション維持はいかがでしたか?
T.T.
繰り返しになりますが、毎週、面談で1週間の振り返りを内野さんに報告して学習を可視化することがすごく良かったです。
勉強は苦ではないのですが、やっぱりTOEFLってしんどいんです(笑)。プログラミングの勉強とか好きなことはずっと続けられるのですが、なかなか成果が出ないことを一人でやるのはすごくキツいので、いつでも相談できるTOEFL経験者がそばにいてくれてよかったです。
加えて、自分の実力を見極め、更に伸ばすためにはどうするのか、努力のベクトルを常に正しい方向に向けてくれることもモチベーション維持に繋がりました。
コンサルタント 内野
もともと学習習慣はお持ちだったので、それに向かうマインドと基礎固めを同時に行い、土台ができたと思います。
T.T.
おかげで今も学習を続けられています。
米国の大学進学には、手応えを感じていますか?
T.T.
はい。100点取れればさらに大学の選択肢が広がるので、目標を上方修正して頑張っているところです。
修士課程に進むためにはTOEFLのスコアが必要ですが、初心者向けのエントリーコースは幅広いプラットフォームで提供されているので、英語で進行するプログラミングの授業は既に受けたりしています。
最後にプログリットを検討している方に一言メッセージをお願いします。
T.T.
本人のやる気は絶対に必要です。
でも、その上でベクトルを正しい方向に向けて適切な努力をしたい人には、心からおすすめしたいです。