これまでとは180度業務内容が違う職場に出向となった小原さん。1時間半に伸びた通勤時間は英語学習に充てて、モチベーション高く勉強を続けました。毎日の学習の積み重ねや英語力アップと共に転職先の選択肢も広がっていったお話を詳しく伺いました。
小原さんの英語学習の目的は何ですか?
元々いた職場で英語を使用することが少なからずあったからです。使っていて「これで合っているのかな?」と不安に駆られることが多々あったので、それを克服したいと思いました。
プログリット受講前も英語学習はしていたのですか?
英語には興味があったので参考書を買って勉強することはありましたが、やったりやらなかったり、波がありました。SNSで話題になった勉強法は試してみるものの、中途半端に終わってしまい、継続して勉強することが難しかったです。
プログリットを受講したきっかけは何ですか?
3ヶ月という決められた期間で英語学習を伴走してくれるのが面白いと思いました。当時は英会話教室に通っても結局は続かないんじゃないかと考えていましたが、3ヶ月という期間限定だったら自分も頑張れるのではないかと思いました。
受講後、すぐに学習習慣は身につきましたか?
実は受講のタイミングで別の職場に出向することが決まって、通勤時間が片道1時間半かかるようになってしまったんです。でも、「逆にこの時間を有効活用してはどうか」とコンサルタントさんにも言われまして、スキマ時間を意識するようになりました。電車に乗っている時間以外にも朝、職場の最寄り駅のカフェで30分とか、仕事の休憩時間、帰宅してからのシャドーイングなど、普段の生活に英語学習を組み込んでいきました。週末は図書館に行き、TOEICの模試を解いていました。2時間かけて模試を解き、その後に復習することは必ず週末にやっていました。
伴走をしていたコンサルタントについて教えてください。
英語学習の伴走はもちろんなんですが、出向して今までと全然違う仕事や勤務形態になり、そこになかなか馴染めないという個人的な悩みも相談していました。コンサルタントさんは英語に直接関係ないことでも応援して、気にかけてくださって、その上で英語学習の僕の弱点にも目を向け、非常に親身に対応してくださいました。
小原さんの英語の弱点はどこだったのでしょうか?
自分で感じていたのは、長文を読むとき、しっかり把握せず流し読みしてしまうところでした。なので、長文にスラッシュリーディングして主語・動詞を付けて、という勉強を職場の昼休みに繰り返しやっていました。それを写真に撮ってコンサルタントさんに送るとフィードバックが来ます。そのフィードバックもすぐ答えを教えるのではなくて、もう1回考えるきっかけを与えるためにプロセスを詳しく教えてくれるものでした。このやりとりが本当に身になったと思っています。
小原さんにとって、コンサルタントの一番の良さとは何でしたか?
学習した結果に対し、すぐレスポンスをくださるところです。受講中はとにかく「フィードバックがすごい」と思っていました。内容も濃く、レスポンスが速い。だから学習を終えた後はすぐにコンサルタントさんに報告したいと常に思っていました。
受講中、学習に対するモチベーションは保てましたか?
基本的にはずっとモチベーション高く学習できていたと思います。出向先で業務内容が180度変わり、気持ちがついていけずになかなか大変だったからこそ、気分転換というか、英語に集中して打ち込むことができたのではないかと思います。ですがお盆休みに入り、コンサルタントさんも自分もお休みを取った期間は見事に学習時間が減ってしまいました。でも、あと数週間で受講が終わるタイミングだったので、受講後の自分のことを見据えて気持ちをV字回復させることができました。
小原さんにとって長文読解のほか、特に効果があった学習法は何でしたか?
シャドーイングだと思います。耳を使って聴いた音を声に出すという学習法は、知ってはいたものの実践したことがありませんでした。受講してすぐ、コンサルタントさんに「小原さん、耳がいいんじゃないですか?」と言われたことがあって「自分には合っているのかも」と思い3ヶ月間きっちりとやりました。毎日、添削されたものが返ってくるので、良い点と、より良くできる点を見て、次はそこを意識してやるサイクルが3ヶ月間続きました。
印象的だったコンサルタントの指摘はありますか?
より良くできる点として「音の繋がりを読み飛ばすクセがありますね」とコンサルタントさんに指摘されたのを憶えています。指摘されて意識するようになりましたし、毎日シャドーイングを聞いて、僕のクセまで気づいてくれたんだ!と印象に残りました。良い点の方は英語らしい話し方というか、棒読みではなくて感情のこもった抑揚がある話し方をしているところを褒めていただきました。自分なりに気をつけているところに気づいてもらえたと思いました。
受講してみて、効果を実感したのはいつ頃ですか?
受講直後にTOEICを受けたときです。解いている時点で受講前とは理解が全然違いました。リーディングが100点伸びたのですが、要点を掴むスピードも以前とは格段の差でした。ちなみにコンサルタントさんと定めた目標は600点で、受講中、最後に受けた時は590点だったんです。こんなに悔しいことはないというくらい悔しくて、受講直後にもう1回受け、結果の630点をコンサルタントさんにLINEで報告して、プログリットを卒業できたと思いました。後は、受講後にホノルルマラソンに参加したのですが、入国する時にハワイの入国審査官が「英語が上手だね」と褒めてくださったんです。自分の英語が褒められるのは初めての経験だったのでとても嬉しかったですし、「英語を話すことに抵抗がなくなっているんだな」と改めて感じました。
プログリット受講を通じて、成長したり変化したことはありますか?
継続して勉強するようになりました。今までは参考書を買って満足してしまって、家に何冊も参考書があるような状態だったんですが、プログリットを受講して1冊の参考書を2周、3周してやって達成感も芽生えましたし、結果もついてきました。朝、勉強をするサイクルが今も続いています。プログリットで学んでから朝や移動中の電車の中など、自分の時間を有意義に使えるようになりました。でも、1番大きなことは転職したことです。
転職先はどのような業種なのですか?
輸入商社です。受講する時にコンサルタントさんにも「転職も視野に入れています」とお伝えして頑張る原動力にしていましたが、今、毎日英語の長文メールを見ても抵抗がないのはプログリット受講があったからだと思います。転職は考えていましたが、プログリット受講がなければ「英語を使った仕事がしたい」とは考えなかったかもしれません。今は毎日アメリカの方とやりとりしています。
英語力は今後のキャリアに影響しそうですか?
そうですね、キャリアとは少し違うかもしれませんが、僕は営業職なので、国内のお客様の要望をアメリカの会社に伝えて行く役目なんです。今より英語力をつけて、メールでさらに分かりやすく、要望がしっかりと伝わる表現を極めていきたいと思っています。
では卒業後も学習は続けているのでしょうか?
今も1日1時間は英語の勉強をしています。受講前は学習が継続できなかったことを思うと自分でもびっくりしているんですが、今は勉強しないとソワソワするというか「なんでやらなかったんだろう」という後悔が大きいです。
小原さんはプログリットの一番の価値は何だと思いますか?
一番は学習習慣が身についたということです。後は自分と同じ立場のプログリット受講者さんと知り合えるミートアップなどのイベントがあること。オンラインのセミナーもそうですし、受講後もいろんなきっかけを与えてくださって、英語学習を続けるモチベーションアップに繋がっています。受講から時間が経って、学習時間が減ってきてしまっても、いろいろな人に会えて「もう1回頑張ろう」と思えました。
プログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
僕もそうでしたが、受講料が高額なので、受講を悩む方もいるかもしれません。でも、3ヶ月頑張って「勉強でこんな達成感が味わえるんだ!」と実感できるのはプログリットならではだと思います。自分をちょっとでも変えたいと思う人は、ぜひ実行してみてほしいです。僕にとってはかなりの変化でした。
ちなみに小原さんにとって受講料分の価値はありましたか?
十分価値があったというか、受講料以上の価値がありました。交流会でも「こんな場を作ってもらえることも考えると、受講して本当に良かったですよね」と他の受講者さんとも話しました。