What is PROGRIT

プログリットの特徴

学習習慣化の3ステップ

「英語学習を頑張ろう」と意気込むものの、いつのまにか億劫になってしまって続かない。 このようなことを感じたことはありませんか?
英語を上達させるためには、まとまった学習投下時間を確保することと、その学習を継続し、習慣化をすることが必要不可欠です。プログリットでは行動経済学に基づいた「学習習慣化の3ステップ」という理論を使って、学習習慣を定着させています。

Behavioural Economics

行動経済学とは、「なぜ人はそう行動するのか」を、直感や主観的判断ではなく心理学・経済学の両面から研究し、「経済(活動)」における「人間の行動」のメカニズムを解明する学問です。

英語学習に取り組む中で、このような行動を取ってしまったことはありませんか?

会社の目標でTOEICで800点を取得しないといけないのに、学習より趣味の時間を優先してしまう
夜に会食があって学習時間が取れないと分かっているのに、事前に英語学習時間を確保しようと行動に移さない

このように人間は、「合理的でない行動を取ってしまう生き物」なのです。

非合理な意思決定メカニズムを説明する図

PROGRIT and Behavioural Economics

プログリットは、日々の生活の中でしっかりと英語学習時間を確保し継続するために、行動経済学に基づいてこの非合理的な行動をコントロールすることで、学習の習慣化を促します。
行動経済学の第一人者である相良奈美香氏監修のもと、英語学習を習慣化するためのフレームワーク「学習習慣化の3ステップ」を定義いたしました。

学習習慣化の3ステップ

人間の一連の行動には、トリガー、行動、報酬の3つのステップが存在します。それら全てのステップで習慣形成に必要な条件を整え、3つのサイクルを回し続けることで、行動の習慣化は促されます。この度当社は、相良氏提唱の「行動変容フレームワーク」を、行動の中でも特に「学習」を習慣化するために必要な要素に焦点を当て、「学習習慣化の3ステップ」として応用いたしました。

学習習慣化の3ステップを表した図

1トリガー

習慣を生み出すために、生活に意識的にトリガーを設定する。

  • 既存の習慣:歯磨きなど、既に習慣となっている動作
  • 場所:「帰宅後、自室のデスクで」など、行動をする具体的な場所
  • 時間:「何時何分から」など、目標の行動をする時間

2行動

目標の行動に対しての障壁を少なくする。

  • 心理的ハードル:「学習方法への納得感がない」「苦手意識がある」などの負の感情
  • 物理的ハードル:「スマホの充電がない」など学習を行う上で必要な準備
  • 知識的ハードル:「やり方が分からない」など学習における知識不足

3報酬

行動によって得られるもの。多面的に報酬を用意しておくこと。

  • 機能的報酬:「英語力が上がる」など、行動そのものから直接的に得られるもの
  • 情動的報酬:「誇らしい」など、特定の行動や結果に対する感情的な応答や経験
  • 社会的報酬:「キャリアアップ」「昇給」など、社会的な環境や他者からのポジティブなフィードバックやインセンティブ

監修者

相良奈美香 博士

相良奈美香 博士

英語学習は私にとって子供の頃からの大きな課題で、学習を始めた当初はとても苦労しました。特に継続的に学習することは難しく、しかし必要であり、それを乗り越えた先に英語を自在に使える未来が待っている。これらの経験は私にとって大きな学びの源となりました。

英語学習を習慣化し、それぞれの目標達成に向けて効率的に学習を進めることができるよう、私のアカデミックな知見と多岐ににわたる企業へのコンサルティング業務を通して独自に作成した「行動変容フレームワーク」を応用し、支援しました。「トリガー」「行動」「報酬」の3つの軸から構成されるこのフレームワークが、英語学習習慣化の手助けになることを願っております

行動経済学博士
行動経済学コンサルタント。オレゴン大学卒業、同大大学院 心理学「行動経済学専門」修士課程および、同大ビジネススクール「行動経済学専門」博士課程修了。デューク大学ビジネススクールポスドクを経て、行動経済学コンサルティング会社であるサガラ・コンサルティング設立、代表に就任。その後、イプソスにヘッドハントされ、同社・行動経済学センター(現・行動科学センター)創設者 兼 代表に就任。現在は、ビヘイビアル・サイエンス・グループ(行動科学グループ、別名シントニック・コンサルティング)代表として、行動経済学を含めた、行動科学のコンサルティングを世界に展開。
著書:『行動経済学が最強の学問である』(SBクリエイティブ, 2023年)

Coaching Examples

例えば、学習時間が十分に確保できていないお客様に対して、フレームワークに基づき以下のような仮説を立て、原因を分析・解決していきます。
まず、お客様の1日の生活スタイルを詳細に分解(棚卸し)します。平日であれば、朝何時に起きるか、いつ家を出るか、どのような交通機関で出社するかを把握します。
また、昼食や退勤の時刻、帰宅後に行うルーティーンも重要な情報です。さらに、休日にどれだけ学習時間を投下できるか、休日でリカバリーできる余地があるかも吟味します。

トリガー

無理やりトレーニングを入れ込むのではなく、すでに習慣化されている行動と抱き合わせることによって、より学習しやすい状況を一緒に作り出していくことも学習の習慣形成のためには重要なポイントです。
例えば、家を出たらシャドーイング、電車に乗ったら単語学習など。学習の前に必ず行う行動を定めることで、無理なく学習を習慣の軌道に乗せていくことができます。

行動

トレーニングの「効果がわからない、やり方がわからない」というのは心理的なハードルとして学習を妨げる要因になります。学習の効果や手順など、お客様が納得いくまで説明し、よりクリアな気持ちでトレーニングに向かっていけるようサポートします。
苦手意識のあるトレーニングについては、お客様に合わせてやり方をアレンジすることで、無理なく学習に向かっていただけるようサポートします。

報酬

毎回の面談の中でお客様の英語学習状況についてフィードバックいたします。
ここでは、その週に取り組んだ学習を振り返り、学習の改善点だけではなく、プロ目線で成長を分析してお伝えすることで、お客様が定性的・定量的に成長を感じていただけるようにサポートしていきます。

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